松村外次郎
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松村 外次郎 | |
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生誕 |
1901年9月17日 富山県東礪波郡青島村 (現、砺波市庄川町) |
死没 |
1990年6月20日(88歳没) 東京都新宿区 |
国籍 | 日本 |
著名な実績 | 彫刻家 |
松村 外次郎(まつむら そとじろう、1901年〈明治34年〉9月17日 - 1990年〈平成2年〉6月20日)は、大正時代から平成時代にかけての彫刻家。元二紀会副理事長、同会名誉会員。
経歴
[編集]富山県東礪波郡青島村(現在の砺波市庄川町青島)に生まれる。富山県立工芸高校(現・富山県立高岡工芸高等学校)卒業後、上京して吉田白嶺の内弟子となる。1923年、第10回院展に「女」で初入選。翌年、東京美術学校彫刻科に入学。在学中から二科展に出品。1927年第14回二科展より1930年第17回二科展まで連続入選、東京美術学校卒業後は1931年より約2年間パリへ留学。 帰国後1936年に二科会会員として迎えられるが[1]1944年退会。1951年、二紀会の彫刻部設立に尽力、二紀会委員となり、1967年に同会副理事長に就任、1976年同会名誉会員となる[2]。
1990年6月20日、心不全のため東京医科大学病院で死去[3]。
1989年、郷土の庄川町に「庄川町立松村外次郎記念美術館(現 松村外次郎記念庄川美術館)」が設立される。
出典
[編集]- ^ 向井潤吉ら七人が新会員に決まる『東京朝日新聞』昭和11年9月6日(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p531 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 砺波正倉 郷土の作家 松村外次郎
- ^ 東文研アーカイブデータベース - 東京文化財研究所