松永是
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松永 是(まつなが ただし、1949年8月27日[1] - )は、日本の工学者。専門は生物工学[2]。特に、生物磁石・マリンバイオテクノロジー・生物電気化学[3]。学位は、工学博士。国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC) 理事長、早稲田大学教授[4]。東京農工大学名誉教授、東京農工大学元学長。千葉県出身[1]。指導学生に竹山春子早稲田大学教授など[5]。
略歴
[編集]- 1964年 開成中学校卒業[6]
- 1968年 開成高等学校卒業[6]
- 1974年 東京工業大学(のちの東京科学大学)工学部合成化学科卒業(鈴木周一研究室)[7][6]
- 1979年 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻博士課程修了(工学博士)、日本学術振興会奨励研究員[7]
- 1980年 東京工業大学資源化学研究所助手[7]
- 1981年 米国マイアミ大学研究員[7]
- 1982年 東京農工大学工学部資源応用化学科助教授[7]
- 1989年 東京農工大学工学部物質生物工学科教授[7]
- 1994年 東京農工大学共同開発センター長 [7]
- 1995年 東京農工大学工学部生命工学科教授[7]
- 2001年 東京農工大学工学部長・大学院工学研究科長[7]
- 2003年 ヘリオット・ワット大学名誉科学博士[7]
- 2005年 マリンバイオテクノロジー学会会長[7]
- 2007年 国立大学法人東京農工大学理事・副学長[7]
- 2011年 東京農工大学学長、電気化学会会長 [7]
- 2017年 早稲田大学理工学術院教授、東京農工大学特別招聘教授[7]
- 2019年9月 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC) 理事長[8]
- 2020年9月 国立研究開発法人協議会副会長、国立研究開発法人協議会運営課題分科会長[9]
受賞歴
[編集]- 1993年 繊維学会賞
- 1994年 日本化学会学術賞
- 2003年 カーネギー財団カーネギーセンテナリー教授賞
- 2003年 ヘリオット・ワット大学(英国)名誉科学博士号
- 2004年 日本生物工学賞
- 2008年 東京都技術振興功労表彰
主著
[編集]- バイオ革命は起こるか(講談社、1988年)ISBN 978-4-06-203766-2
- バイオ新素材のはなし(日刊工業新聞、1996年)ISBN 978-4-526-03815-0
- 海からの地球大変革(徳間書店、1997年)ISBN 9784198606688
- 生命工学への招待(朝倉書店、2002年)ISBN 9784254171099
- Biological Magnetic Materials and Applications (Springer Nature, 2018年)
テレビ出演
[編集]- 世界一受けたい授業「海藻で車が走る!?海から生まれた驚異の発明!」(日本テレビ系、2007年12月8日)
脚注
[編集]- ^ a b 『読売年鑑 2017年版』(読売新聞東京本社、2017年)p.306
- ^ “私と科研費 科学研究費助成事業 日本学術振興会”. www.jsps.go.jp. 2018年4月18日閲覧。
- ^ 科学技術振興機構. “産学官連携ジャーナル”. 2018年4月17日閲覧。
- ^ “早稲田大学 理工学術院総合研究所”. 早稲田大学 理工学術院総合研究所. 2018年4月23日閲覧。
- ^ ホーム研究最前線先進トップランナー生命医科学科/生命医科学専攻 竹山 春子 教授早稲田大学
- ^ a b c 「【特別寄稿】バイオテクノロジーの夢の実現」生物工学会誌 第95巻 第5号
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 松永 是 マツナガ タダシ (Tadashi Matsunaga)researchmap
- ^ 「海洋機構理事長に松永氏=前東京農工大学長」時事通信2019年08月02日17時36分
- ^ 新会長に平野量子科学研理事長 国研協農業協同組合新聞2020年10月2日
外部リンク
[編集]- 戦略的創造研究推進事業CREST・さきがけ「藻類・水圏微生物の機能解明と制御によるバイオエネルギー創成のための基盤技術の創出」
- 東京農工大学 生命分子工学・海洋生命工学研究室
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