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松田文雄 (仏教史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松田 文雄(まつだ ぶんゆう、1928年 - 2015年11月)は、日本仏教史学者、第26代駒澤大学総長。曹洞宗僧侶、大本山總持寺西堂・顧問。専門は中国禅宗史、曹洞宗学(瑩山禅師)。

来歴

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旧制山形高校東北大学文学部印度学科卒業。同大学院印度学専攻、駒澤大学大学院仏教学専攻修士課程修了。東北大学で山田龍城金倉円照の薫陶を受ける。同窓には山折哲雄。駒澤大学大学院では増永霊鳳のもと中国禅宗史を修めた。駒澤大学非常勤講師、宗学研究所所員となる。1971年に駒澤大学文学部の専任教員、のち教授に就任。文学部文化学教室主任、1986年に文学部長を歴任。

1997年から2005年まで駒澤大学総長[1]。1999年、文学部教授を定年退職[2]。神奈川県小田原市板橋の香林寺住職、大本山總持寺西堂・顧問をつとめた。

著書に『曹洞宗全書』『禅学大辞典』『瑩山禅』『大雄山と御開山さま~了庵慧明禅師の足跡をたずねて』『宗教学ハンドブック』『新版 禅学大辞典』(共著、共編を含む)など。

出典

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  1. ^ 全私学新聞___ONLINE NEWSPAPER”. www.zenshigaku-np.jp. 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ 佐々木宏幹「松田文雄先生の教授職御退任に寄せて(松田文雄教授退任記念)」『駒沢大学文化』第19巻、駒澤大学、2000年3月、ISSN 02896613NAID 110007004034 


先代
駒澤大学総長
第26代:1997年 - 2005年
次代
奈良康明