柏野村
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かしわのむら 柏野村 | |
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廃止日 | 1954年11月3日 |
廃止理由 |
新設合併 柏野村、松任町、旭村、中奥村、林中村、一木村、出城村、御手洗村、宮保村、笠間村、石川村 → 松任町 |
現在の自治体 | 白山市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方(北陸地方) |
都道府県 | 石川県 |
郡 | 石川郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
901人 (1953年) |
隣接自治体 | 石川県:石川郡石川村、山島村、笠間村、宮保村、一木村 |
柏野村役場 | |
所在地 | 石川県石川郡柏野村荒屋柏野 |
座標 | 北緯36度29分55秒 東経136度32分12秒 / 北緯36.49869度 東経136.53658度座標: 北緯36度29分55秒 東経136度32分12秒 / 北緯36.49869度 東経136.53658度 |
ウィキプロジェクト |
村名は、合併した4村において、中世の所領単位として「柏野」の名が使われていたことによる。その柏野は、この地が「楢柏野」と呼ばれていた原野だったことに由来し、室町時代から柏野の名が見えている[1]。
この地で生まれた盆踊り唄に『柏野じょんから節』があり、柏野じょんがら踊りが行われている。
地理
[編集]- 現在の白山市の北西部、旧・松任市においては西南部に位置。
- 江戸時代における、北国街道(後の国道8号)の通過地点であり、宿場があった。
- 当時の農業は稲作中心、その他の産物にワラ製品があった。
- 河川など:大慶寺用水
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、石川郡下柏野村、上柏野村、荒屋柏野村及び小上村の区域をもって、石川郡柏野村が発足する。
- 1947年(昭和22年) - 村立柏野中学校開校。
- 1953年(昭和28年) - 柏野中学校が石川村外三ヶ村中学校組合立笠間中学校(現・白山市立笠間中学校)に統合。
- 1954年(昭和29年)11月3日 - 松任町、柏野村、旭村、中奥村、林中村、一木村、出城村、御手洗村、宮保村、笠間村及び石川村が合併して、改めて松任町が発足する。4大字は松任町の町名に継承。
教育
[編集]- 柏野村立柏野小学校
- (1962年(昭和37年)4月1日に、御手洗小学校、一木小学校、出城小学校と統合し松任町立第二小学校(現・白山市立蕪城小学校)が創立されたため閉校。跡地は柏野じょんがら公園となっている。なお、旧・柏野村の4町は現在は松陽小学校の学区内となっている)
脚注
[編集]- ^ 参考:『角川日本地名大辞典・石川県』