栃乃藤達之
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基礎情報 | ||||
四股名 | 栃乃藤 達之 | |||
本名 | 草野 達之 | |||
生年月日 | 1969年11月15日(55歳) | |||
出身 |
福岡県糸島郡志摩町 (現・糸島市) | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 199kg | |||
BMI | 61.42 | |||
所属部屋 | 春日野部屋 | |||
得意技 | 突き、押し、左四つ | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 引退 | |||
最高位 | 西前頭11枚目 | |||
生涯戦歴 | 414勝387敗17休(95場所) | |||
幕内戦歴 | 12勝18敗(2場所) | |||
優勝 | 幕下優勝1回 | |||
データ | ||||
初土俵 | 1985年3月場所 | |||
入幕 | 1993年3月場所 | |||
引退 |
2000年11月場所 (番付上は2001年1月場所) | |||
引退後 | 若者頭 | |||
備考 | ||||
2020年10月27日現在 |
栃乃藤 達之(とちのふじ たつゆき、1969年11月15日 - )は福岡県糸島郡志摩町(現・糸島市)出身で春日野部屋に所属した元大相撲力士。本名は草野 達之(くさの たつゆき)。身長180cm、体重199kg。得意手は突き押し。最高位は東前頭11枚目(1993年5月場所)。現在は若者頭。
人物
[編集]中学時代は柔道などをやり体が大きかったため、知人の紹介で春日野部屋に入門し、1985年3月場所で初土俵を踏んだ。幕下までは順調に番付を上げて行ったが、右肘の故障のため三段目で低迷した時期もあった。しかし、1991年1月場所から十両昇進を決めるまでの9場所中8場所勝ち越して、1992年7月場所には十両に昇進した。重い腰を生かした重量感ある突き押し相撲で十両を4場所で通過し、1993年3月場所に新入幕を果たした。しかし、幕内では巨体を生かした自分の相撲が取りきれず苦戦し、在位は2場所に終わった。このころ寺尾に「タンス」とのニックネームをつけられた。幕内陥落後も故障を抱えながらも十両や幕下で長く土俵を務めた。2000年11月場所後には兄弟子の元十両・栃天晃が若者頭就任を辞退したため、栃乃藤が代わりに若者頭に就任することとなり2001年1月1日付で現役を引退し、若者頭に転身した(番付では同年1月場所まで掲載)。
主な成績
[編集]- 生涯成績:414勝387敗17休(95場所) 勝率.517
- 幕内成績:12勝18敗(2場所) 勝率.400
- 各段優勝:幕下1回(1998年3月場所)
一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
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1985年 (昭和60年) |
x | (前相撲) | 西序ノ口7枚目 4–3 |
西序二段136枚目 4–3 |
東序二段113枚目 1–6 |
東序二段140枚目 3–4 |
1986年 (昭和61年) |
東序ノ口10枚目 5–2 |
西序二段101枚目 5–2 |
西序二段64枚目 3–4 |
西序二段86枚目 4–3 |
西序二段63枚目 4–3 |
西序二段32枚目 6–1 |
1987年 (昭和62年) |
西三段目69枚目 1–6 |
西序二段2枚目 6–1 |
西三段目45枚目 2–5 |
東三段目70枚目 5–2 |
東三段目44枚目 4–2–1 |
東三段目26枚目 4–3 |
1988年 (昭和63年) |
西三段目11枚目 4–3 |
西幕下55枚目 1–6 |
東三段目31枚目 6–1 |
東幕下52枚目 3–4 |
東三段目7枚目 休場 0–0–7 |
西三段目68枚目 5–2 |
1989年 (平成元年) |
西三段目35枚目 3–4 |
東三段目49枚目 4–3 |
東三段目30枚目 3–4 |
西三段目43枚目 5–2 |
西三段目11枚目 3–4 |
西三段目24枚目 5–2 |
1990年 (平成2年) |
東三段目筆頭 4–3 |
西幕下51枚目 5–2 |
西幕下31枚目 3–4 |
東幕下41枚目 3–4 |
西幕下49枚目 4–3 |
東幕下37枚目 3–4 |
1991年 (平成3年) |
西幕下49枚目 4–3 |
東幕下40枚目 4–3 |
東幕下32枚目 4–3 |
西幕下21枚目 4–3 |
西幕下14枚目 3–3–1 |
東幕下24枚目 5–2 |
1992年 (平成4年) |
東幕下15枚目 5–2 |
西幕下4枚目 5–2 |
東幕下筆頭 4–3 |
西十両12枚目 10–5 |
東十両5枚目 8–7 |
東十両2枚目 9–6 |
1993年 (平成5年) |
東十両筆頭 9–6 |
西前頭13枚目 8–7 |
東前頭11枚目 4–11 |
東十両3枚目 6–9 |
東十両8枚目 7–8 |
東十両11枚目 5–9–1 |
1994年 (平成6年) |
西幕下4枚目 5–2 |
東幕下筆頭 4–3 |
西十両12枚目 10–5 |
東十両7枚目 6–9 |
東十両10枚目 8–7 |
西十両5枚目 6–9 |
1995年 (平成7年) |
西十両11枚目 8–7 |
西十両10枚目 5–10 |
西幕下2枚目 2–5 |
西幕下14枚目 3–4 |
西幕下21枚目 4–3 |
西幕下15枚目 3–2–2 |
1996年 (平成8年) |
西幕下21枚目 3–4 |
西幕下33枚目 5–2 |
西幕下18枚目 5–2 |
東幕下9枚目 4–3 |
西幕下7枚目 5–2 |
西幕下3枚目 4–3 |
1997年 (平成9年) |
西十両13枚目 8–7 |
西十両11枚目 2–8–5 |
東幕下9枚目 5–2 |
西幕下3枚目 2–5 |
西幕下15枚目 3–4 |
西幕下22枚目 2–5 |
1998年 (平成10年) |
東幕下41枚目 5–2 |
東幕下26枚目 優勝 7–0 |
東幕下筆頭 4–3 |
西十両13枚目 9–6 |
東十両10枚目 1–14 |
東幕下13枚目 6–1 |
1999年 (平成11年) |
東幕下2枚目 4–3 |
西幕下筆頭 5–2 |
東十両12枚目 4–11 |
東幕下4枚目 2–5 |
東幕下15枚目 4–3 |
西幕下10枚目 4–3 |
2000年 (平成12年) |
西幕下6枚目 1–6 |
東幕下26枚目 1–6 |
西幕下48枚目 6–1 |
西幕下22枚目 2–5 |
西幕下38枚目 4–3 |
東幕下31枚目 4–3 |
2001年 (平成13年) |
西幕下25枚目 引退 –– |
x | x | x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
幕内対戦成績
[編集]力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
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蒼樹山 | 1 | 0 | 小城ノ花 | 0 | 1 | 春日富士 | 0 | 2 | 北勝鬨 | 0 | 1 |
鬼雷砲 | 1 | 1 | 剣晃 | 0 | 1 | 琴稲妻 | 1 | 1 | 琴椿 | 1 | 0 |
琴富士 | 1 | 1 | 琴別府 | 0 | 1 | 大翔鳳 | 0 | 1 | 大善 | 0 | 1 |
隆三杉 | 1 | 1 | 寺尾 | 0 | 1 | 時津洋 | 0 | 1 | 豊ノ海 | 1 | 1 |
浪乃花 | 2 | 0 | 肥後ノ海 | 1 | 0 | 日立龍 | 1 | 0 | 水戸泉 | 1 | 1 |
改名歴
[編集]- 草野 達之(くさの たつゆき)1985年3月場所-1986年11月場所
- 栃ノ藤 達之(とちのふじ-)1987年1月場所-1988年11月場所
- 栃乃藤 達之(とちのふじ-)1989年1月場所-2001年1月場所
- 栃ノ(乃)藤は春日野部屋入門時に面倒を見てもらった藤木氏の「藤」から由来している。