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栄丘駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栄丘駅
さかえおか
Sakaeoka
所在地 北海道紋別郡雄武町字南雄武
北緯44度32分36.6秒 東経143度0分59.2秒 / 北緯44.543500度 東経143.016444度 / 44.543500; 143.016444座標: 北緯44度32分36.6秒 東経143度0分59.2秒 / 北緯44.543500度 東経143.016444度 / 44.543500; 143.016444
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 興浜南線
キロ程 13.4 km(興部起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1948年昭和23年)7月1日[1]
廃止年月日 1985年昭和60年)7月15日[1]
備考 興浜南線廃線に伴い廃駅
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1978年の栄丘駅と周囲約500m範囲。左上が雄武方面。周囲は駅前の民家とセメント工場以外何も無い。ホームは道路側堤に接して作られた土盛りのもので、横に待合室の青い屋根が見える。防風雪の設備は無く、海からの風を真艫に受ける。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

栄丘駅(さかえおかえき)は、北海道紋別郡雄武町字南雄武にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)興浜南線廃駅)である。事務管理コードは▲122202[2]

歴史

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駅名の由来

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集落名より。1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』では「この地は部落が栄えるように繁栄の『栄』と、見はらしの良い『丘』を合わせてつけられた」名称としている[3]

駅構造

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廃止時点で、1面1線の単式ホームと線路を有する地上駅であった[4]。ホームは、線路の北西側(雄武方面に向かって左手側)に存在した。

開業時からの無人駅であった。駅舎は存在せず、ホーム中央部分に待合所を有していた[5]

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均
1978年(昭和53年) 13 [6]

駅周辺

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駅跡

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2000年(平成12年)時点で、当駅の施設は全て撤去され、駅跡は跡形も無くなっている[7]2010年(平成22年)時点も同様であり[8]、原野と化している。

隣の駅

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日本国有鉄道
興浜南線
沢木駅 - 〈元沢木仮乗降場〉 - 栄丘駅 - 〈雄武共栄仮乗降場〉 - 雄武駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、913頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、243頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  3. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、200頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ 宮脇俊三 編『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』原田勝正小学館、1983年7月、214頁。ISBN 978-4093951012 
  5. ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、227頁。ISBN 978-4894536128 
  6. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、908頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  7. ^ 宮脇俊三 編『鉄道廃線跡を歩くVII』JTBパブリッシングJTBキャンブックス〉、1999年12月、33頁。ISBN 978-4533033766 
  8. ^ 今尾恵介 編『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』JTBパブリッシング、2010年3月、25頁。ISBN 978-4533078583 

関連項目

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