栗子国際スキー場
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栗子国際スキー場 | |
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Kuriko International Ski & Resort | |
国道13号から(2023年2月) | |
所在地 | 山形県米沢市板谷529-24 |
座標 | 北緯37度49分40秒 東経140度15分40秒 / 北緯37.82778度 東経140.26111度座標: 北緯37度49分40秒 東経140度15分40秒 / 北緯37.82778度 東経140.26111度 |
開業日 | 1967年 |
標高 | 950 m - 600 m |
標高差 | 350 m |
最長滑走距離 | 2,000 m |
最大傾斜 | 33度 |
コース数 | 6本 |
コース面積 | 30 ha |
索道数 | 3本 |
テレインパーク |
ボックス、テーブル、レール キッカー、ウェーブ |
公式サイト | kurikokokusai.jp |
栗子国際スキー場(くりここくさいスキーじょう)は、山形県米沢市板谷に存在したスキー場。
少雪や福島第一原子力発電所事故に伴う風評被害、リフトの整備費・車両更新費用の資金調達の困難を理由に2016年シーズンより休業しており[1][2]、その後2018年時点では外部資本導入のめどが立ち設備修繕を行ったうえで2019年度以降の営業再開計画があったものの[3]、その後具体的進展には至っていない。
沿革
[編集]- 1966年12月 - ジークライト化学礦業(現・ジークライト)が中心となり、板谷観光開発を設立[4]。
- 1967年[4]
- 1968年 - リフト1基・第2食堂を設置[4]。
- 1969年 - 夏季の集客策としていちご園・釣り堀を設置[4]。
- 1976年 - 東日本フェリー子会社の東日本観光が板谷観光開発の4割の株式を取得し、東日本フェリーグループに経営権を譲渡[4]。
- 1983年 - 約12億円を投じペアリフト更新やシングルリフトの新設やナイター設備設置[4]、新ロッジ「ホテルバレーブランシェ」開業[5]。
- 1991年 - ピークとなる23万人超の利用者数を記録[1]。
- 1992年 - 運動場・キャンプ場造成。
- 1993年 - 温水プール「栗子クアドームDUO」開業[6]。総事業費60億円、鉄筋コンクリート造3階建てでレストラン・温泉浴場・売店を備えた床面積6280平米の管理棟とプール・ウォータースライダーを備えた床面積3500平米のドーム棟を整備した[7]。
- 2003年 - 板谷観光開発が親会社東日本フェリーの倒産とウィンタースポーツ不況の影響を受け10月に倒産、スキー場は元従業員による新会社「栗子観光開発」により営業を継続[1]。
- 2004年 - 栗子クアドームDUO解体[6]。
- 2009年 - プラネットワークが営業を継承[2]。
- 2016年 - この年のシーズンより長期休業[1]。
ゲレンデ
[編集]- 初級者向け
- エコーコース…上級者コースに架けられたリフトで上がるものの、小山を大きく迂回するなだらかなコースとなっている。
- スカイラインコース…スキー場最上部のコース。
- 中級者向け
- ゴールドラインコース
- バレーラインコース
- グランプリコース…スキー場のメインコース的存在。高速リフトがかかり、また変化に富む。
- 上級者向け
- レインボーコース…スキー場のベースに向けて一気に落ち込むコース。レストランなど多く人の集まる場所から非常によく見えるため、高速で滑降するスキーヤーなどはとても目立つ。
施設
[編集]- リフト4基
- フードコーナー
- ホテルバレーブランシェ(鉄骨造地下1階・地上5階建て)[4]
- 駐車場
- 更衣室
アクセス
[編集]- 鉄道
- 車
国道13号から直接アクセスできるので、車でのアクセスが非常にいいスキー場と言える。ストレスの溜まるような山道走行は皆無と言ってよい。但し豪雪地帯なのでスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーン(流れの速い幹線道路を走るので金属チェーンは避けたい)は必携である。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 米沢・栗子国際スキー場、今季は営業せず 運営会社意向、修繕費の調達困難 - 山形新聞 2016年11月26日(Internet Archive)
- ^ a b 栗子スキー場、今季も営業見送り 整備費など資金調達できず - 山形新聞 2017年11月21日(Internet Archive)
- ^ 栗子スキー場、3季連続で休業 来季以降、営業再開めざす - 山形新聞 2018年11月15日(Internet Archive)
- ^ a b c d e f g h i 社史創業より二十年 - 東日本フェリー(1985年)、126-128頁。
- ^ a b 米沢市史 大年表(米沢市 1999年)
- ^ a b 《セピア色の風景帖》 第139回 栗子クアドームDUO - やまがたコミュニティ新聞オンライン 2020年3月27日
- ^ タウン情報アクアパラダイス「DUO(デュオ)」 - とうほく財界1993年9月号