桂吉坊
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桂 吉坊 | |
結三柏は、桂米朝一門の定紋である。 | |
本名 | 津田 恵(つだ めぐみ) |
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別名 | 城井 十風(ペンネーム) |
生年月日 | 1981年8月27日(43歳) |
出生地 | 日本・兵庫県西宮市 |
師匠 | 桂吉朝 |
活動期間 | 1999年 - |
活動内容 | 上方落語 |
所属 | 大有企画 |
受賞歴 | |
2008年 - 第3回繁昌亭大賞輝き賞 2010年 - 第47回なにわ芸術祭奨励賞 | |
備考 | |
上方落語協会会員 | |
桂吉坊(かつら きちぼう、1981年8月27日 - )は、日本の落語家。本名は津田恵(つだ めぐみ)。所属事務所は米朝事務所→オーレエンターテインメント→有限会社大有企画。上方落語協会会員。出囃子は「はっはくどき」。
経歴
[編集]兵庫県西宮市出身。大阪府立東住吉高等学校芸能文化科卒業後、1999年1月10日に桂吉朝に入門。同年3月「岡町落語ランド」にて初舞台。
2006年1月からは東西、一門、所属事務所の枠を超えた若手で旗揚げした『平成噺し座』に所属。2008年4月に“卒業”。上方落語界には真打制度がないものの、このグループは二つ目しか入れないことから、東京では真打として扱われることを意味している[要出典]。
2007年には舞台「地獄八景‥浮世百景」に俳優として出演した。
2008年には朝日新聞社が発行する月刊雑誌「論座」にて「吉坊が聞く 芸の世界」を連載開始。同年1月号から雑誌が休刊する10月号まで連載された。
伝統芸能通
[編集]米朝一門らしく太鼓・笛はもとより、三味線や長唄も習得している。歌舞伎や能・文楽などの古典芸能に詳しく、落語においても歌舞伎を題材とした芝居噺を得意とする。現在は能楽(謡や小鼓)を個人的に習っているほか、能楽の催しに司会として呼ばれることも多い。歌舞伎役者をはじめ、他の伝統芸能の役者に知人が多い。
エピソード
[編集]- 大師匠である桂米朝宅での内弟子時代、その童顔から近所の店などでは米朝の孫と間違われた。
- 中学生の頃に落語家になりたいと思い、親に相談したところ「なんでわざわざアホになるんだ」と反対された。
- 上方落語界でも屈指の酒豪である。
受賞
[編集]- 2008年 - 第3回繁昌亭大賞輝き賞
- 2010年 - 第47回なにわ芸術祭奨励賞
- 2011年 - 第29回咲くやこの花賞
- 2012年 - 第49回なにわ芸術祭新人賞
- 2014年 - 第9回繁昌亭大賞奨励賞
- 2023年 - 第17回繁昌亭大賞[1]
書著
[編集]- 桂吉坊がきく藝(論座の「吉坊が聞く 芸の世界」のコーナーをまとめた本、朝日新聞出版刊、2009年4月)
出演
[編集]テレビ
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “繁昌亭大賞に桂吉坊 古典芸能通で上方落語の入り口に”. サンスポ (産経デジタル). (2023年12月7日) 2023年12月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- kichibox - 桂吉坊公式サイト
- 協会員プロフィール:桂吉坊 - 上方落語協会公式プロフィール