桂歌助
本名 | |
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生年月日 | 1962年9月19日(62歳) |
出身地 | 日本・新潟県十日町市 |
師匠 | 桂歌丸 |
弟子 | 桂れん児 |
名跡 | 1. 桂歌児 (1985年 - 1990年) 2. 桂歌助 (1990年 - ) |
出囃子 | 十日町小唄 |
活動期間 | 1985年 - |
所属 | 落語芸術協会 |
公式サイト | 歌助かわら版 |
備考 | |
落語芸術協会監事 (2021年6月 - ) | |
桂 歌助(かつら うたすけ、1962年9月19日 - )は、新潟県十日町市出身の落語家。落語芸術協会所属。本名∶関口 昇。出囃子は『十日町小唄』。
経歴
[編集]新潟県十日町市の土産屋に生まれる[1]。新潟県立十日町高等学校卒業後、浪人生活を経て1982年に東京理科大学理学部数学科へ入学[2]。大学2年の頃から人前で話す能力を磨くため落語を聞き始める[3]。落語家に入門するため、新潟の実家を訪れ寝起きの父親を説得し了承を得る[4]。1985年12月に桂歌丸に入門[5]。1986年1月に「歌児」を拝命し、同年3月に横浜市の三吉演芸場で初高座に上がる[6]。演目は、「道灌」であった[6]。同年5月に前座になる[6]。1987年、1年の留年を経て東京理科大学を卒業[7]。
1999年5月、真打昇進[9]。これをきっかけに「東海道五十三次一宿一席宿場寄席」として、東海道を歩きながらの活動をする[9]。2000年4月から7月にかけてテレビ時代劇水戸黄門第28部に出演。
人物
[編集]So-netに勤めていた知人の助けを借り、1996年に落語家としては2番目の早さでホームページを開設[10]。歌助の興行にはSo-netがスポンサーに付くこともある[10]。
東京理科大学時代、向かいの法政大学からやってきた統一協会の勧誘に引っかかりサークルに何回か行ったことがある。また、大学ではESS(英語研究会)でディベートクラスにいたが、そこに早稲田大学から講師としてやってきたのが上祐史浩だった[11]。
最初に歌丸に入門願いに行ったのは若竹で、入口で対応したのが三遊亭楽大(現:伊集院光)[11]。
囲碁はアマチュア有段者の腕前であり、2016年5月に本因坊戦が能代市で実施されるのにあわせて、同地で独演会を実施した[12]。また、NHKの番組囲碁フォーカスで、2019年度・2020年度に「囲碁川柳・なぞかけ・創作四字熟語」のコーナーに出演した。
芸歴
[編集]弟子
[編集]- 桂れん児 - 前座
出演作品
[編集]- 水戸黄門第28部 第2話、第8話、第11話、第17話(2000年、TBS / C.A.L) - 先達歌助 役(準レギュラー)
- 街道てくてく旅 岩本輝雄の旅のアドバイザーとして時々出演。宮宿から桑名宿までは一緒に旅をする。
著書
[編集]- 「師匠 歌丸 背中を追い続けた三十二年」(イースト・プレス、2018年7月) ISBN 978-4781616933
脚注
[編集]- ^ 山本威一郎 2013, p. 111.
- ^ 山本威一郎 2013, p. 112.
- ^ 山本威一郎 2013, p. 113.
- ^ 山本威一郎 2013, p. 114.
- ^ 山本威一郎 2013, p. 115.
- ^ a b c 山本威一郎 2013, p. 116.
- ^ 山本威一郎 2013, p. 117.
- ^ 山本威一郎 2013, p. 118.
- ^ a b 山本威一郎 2013, p. 119.
- ^ a b 山本威一郎 2013, p. 120.
- ^ a b 大友浩 編『東京かわら版 平成11年5月号 今月のインタビュー 桂歌助・桂平治』東京かわら版、2-5頁。
- ^ https://www.facebook.com/NoshiroCityOffice/posts/624178984407221/
参考文献
[編集]- 山本威一郎 著、東京理科大学出版センター 編『東京理科大学ユニーク人物列伝』 7巻(初版)、東京書籍〈東京理科大学坊っちゃん科学シリーズ〉、2013年12月18日。ISBN 978-4487807673。
外部リンク
[編集]- 歌助かわら版 桂歌助公式サイト
- 歌助の公演スケジュールの案内
- 桂歌助 (@KatsuraUtasuke) - X(旧Twitter)
- 桂歌助 - YouTubeチャンネル
- 桂歌助 - 落語芸術協会
- 桂歌助 (katsura.utasuke) - Facebook
- ウタスケ イッショウカイ (utasuke.issyokai) - Facebook
- 歌助のメール配信のブログ - ウェイバックマシン
- 桂歌助のホームページ - ウェイバックマシン[1]
- 東海道五十三次宿場寄席 - ウェイバックマシン