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東京都道238号大久野青梅線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
梅ヶ谷トンネルから転送)
東京都道238号標識

東京都道238号大久野青梅線(とうきょうとどう238ごう おおぐのおうめせん)は、東京都西多摩郡日の出町から東京都青梅市に至る一般都道である。

最高地点の梅ヶ谷峠。この峠を境にして南側が日の出町、北側が青梅市となっている
終点側。梅ヶ谷峠(うめがたとうげ)入口交差点横より峠方面
梅ヶ谷トンネル(青梅方抗口)
梅ヶ谷トンネル(大久野方抗口)
梅ヶ谷トンネル内にある青梅市・日の出町境

概要

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沿道状況

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青梅市日向和田で、国道411号(青梅街道)から分かれ道のように始まる。青梅街道側から五日市方面へ行く場合、山梨方面では最後の最短ルートとなる。逆に日の出側から奥多摩湖方面に行くのもこの道が最後となる。日の出側から甲府方面は檜原街道経由の上野原国道20号に合流するルートが最短。全線で片側1車線ずつで、交通量は少ない。

梅ヶ谷トンネル整備事業

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2015年(平成27年)度以降、梅ヶ谷うめがた峠を短絡する「梅ヶ谷トンネル」の建設が計画され[1][2]、同年11月18日に道路区域が決定された[3]。総事業費は約102億円[4]。梅ヶ谷トンネル (1,333 m) を含む、日の出町大久野 - 青梅市梅郷一丁目 (1.5 km) は2024年(令和6年)3月16日に交通開放された[5]

梅ヶ谷トンネルの開通により、以前は行き止まり道路となっていた都道奥多摩あきる野線の迂回ルートとして沿線地域の災害による孤立化[注釈 1]を防ぎ、また、日の出町方面と青梅市方面のアクセス時間が短縮することにより周辺地域の交流が促進され、都道奥多摩あきる野線の最奥にあるつるつる温泉や日の出山などのアクセスが向上する事になる[4][7]

通過する自治体

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  • 東京都
    • 西多摩郡日の出町
    • 青梅市

重複区間

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道路施設

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脚注

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出典

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  1. ^ 2019年の令和元年東日本台風では周辺の平井川の増水により、都道奥多摩あきる野線の路面が一部崩落して寸断され、平井川上流域住民が一時孤立するなどの影響が出ていた[6]。また梅ヶ谷峠周辺が大雪や台風などで通行止になることもしばしばあった。

出典

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  1. ^ 新たな多摩のビジョン行動戦略 年次報告書2014 第4章 地域を支える交通インフラの整備” (PDF). 東京都総務局 (2015年4月28日). 2015年12月17日閲覧。
  2. ^ “都西多摩 梅ケ谷トンネル詳細設計を本年度”. 建通新聞. (2015年6月25日). http://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=150625500008&pub=1 2015年12月17日閲覧。 
  3. ^ 平成27年東京都告示第1655号「都道の区域決定」」(PDF)『東京都公報』第16010号、2015年11月18日、7-8頁、2015年12月17日閲覧 
  4. ^ a b 梅ヶ谷トンネル開通 - 東京都建設局
  5. ^ 梅ヶ谷トンネル(一般都道238号大久野青梅線)開通 令和6年3月16日(土曜日)15時00分 交通開放』(プレスリリース)東京都建設局、2024年2月1日https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/02/01/35.html2024年3月16日閲覧 
  6. ^ 川の増水で道路えぐられ200人が孤立 東京・日の出町 - 朝日新聞デジタル 2019年10月14日
  7. ^ 日の出町と青梅市をつなぐ「梅ケ谷トンネル」 16日開通 孤立化防ぐ - 東京新聞 TOKYO Web 2024年3月11日

関連項目

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