梅木達郎
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梅木 達郎(うめき たつろう、1957年2月26日 - 2005年3月5日[1])は、日本のフランス文学者、翻訳家。専門はフランス現代文学・現代思想。
略歴
[編集]山形県出身。東北大学文学部仏文科卒、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。東北大学国際文化研究科助教授をつとめたが[2]、48歳で自死。
著書
[編集]- 『放浪文学論 ジャン・ジュネの余白に』(東北大学出版会) 1997
- 『脱構築と公共性』(松籟社) 2002
- 『支配なき公共性 デリダ・灰・複数性』(洛北出版) 2005
- 『サルトル 失われた直接性をもとめて』(日本放送出版協会、シリーズ・哲学のエッセンス) 2006
翻訳
[編集]- 『崇高とは何か』(ミシェル・ドゥギー他、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス) 1999
- 『尽き果てることなきものへ 喪をめぐる省察』(ミッシェル・ドゥギー、松籟社) 2000
- 『セリーヌの作品 第6巻 ノルマンス またの日の夢物語2 文学作品』(ルイ=フェルディナン・セリーヌ、国書刊行会) 2002
- 『火ここになき灰』(ジャック・デリダ、松籟社) 2003
- 『シャティーラの四時間』(ジャン・ジュネ、鵜飼哲共訳、インスクリプト) 2010
- 『公然たる敵』(ジャン・ジュネ、アルベール・ディシィ編、鵜飼哲, 根岸徹郎, 岑村傑共訳、月曜社) 2011