梶島
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梶島 | |
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北側から望む梶島 | |
所在地 | 日本 |
座標 | 北緯34度46分03秒 東経137度06分02秒 / 北緯34.767422度 東経137.100492度 |
面積 | 0.06[1] km² |
海岸線長 | 1.8[1] km |
最高標高 | 42.2[1] m |
プロジェクト 地形 |
概要
[編集]本土である西尾市の蛭子崎より南東へ約1.3km沖合に浮かぶ[1]。島東部に弁財天が祀られていることから、別名として弁天島とも称される[1]。無人島ではあるが、かつては島内でも畑耕作が行われていたとみられる[1]。島自体は花崗岩でできており、小松が自生している[1]。1973年(昭和48年)に民間の観光開発業者である梶島観光開発株式会社が購入し、観光施設の建設が計画された[2]。また、名古屋鉄道による海上観光船も運航されていた[2]。しかし、梶島観光開発による計画は頓挫し、1984年(昭和59年)、当時の幡豆郡吉良町が買い戻したため、町有地に戻った[3]。対岸の西三河漁業協同組合吉良支所(旧吉良魚漁協同組合)により宮崎漁港から渡船が行われており、シーズン中には、潮干狩りを行うことができる[1]。それ以外の時期には定期便は運行されていないが、釣り客や海水浴客などが釣り船で渡るという[3]。
地名の由来
[編集]伝説によると、永禄3年(1560年)3月、巡視に訪れた今川義元を織田信長が襲ったものの、急な雨により梶を取り直して、引き返すはめになったことに由来するという[4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 志賀護 著「梶島」、中日新聞社開発局 編『愛知百科事典』中日新聞社、1976年10月5日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 財団法人日本離島センター 編『SHIMADAS』財団法人日本離島センター、2004年7月31日。ISBN 4-931230-22-9。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、梶島に関するカテゴリがあります。
- 地理院地図(電子国土Web)・「梶島」 国土地理院
- きらあさりどっとこむ(西三河漁業協同組合吉良支所)