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梶川幹夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

梶川幹夫(かじかわ みきお、1959年3月23日 - )は日本財務官僚梶川晃平ドミー名誉会長の長男で、財務省関税局長を最後に退官後、ドミー顧問に就任。

来歴

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愛知県出身。梶川晃平ドミー名誉会長の長男として生まれる[1]東京学芸大学附属高等学校卒業。1浪し、東京大学文科一類(教養学部)へ入学[2]東京大学法学部卒業。1982年 大蔵省入省(大臣官房秘書課[3]1986年6月 プリンストン大学ウッドロウ・ウィルソン・スクール修士課程国際経済学専攻)修了。行政学修士修得[4]1988年7月 田辺税務署長。課長補佐時代は主に主税局を中心に勤務。2005年7月 主計局主計官(国土交通、環境担当)。2008年7月4日 関税局総務課長。2013年6月28日 国際局次長2014年6月26日 大臣官房付派遣職員(国際通貨基金(IMF)理事)。2016年6月17日 関税局長兼税関研修所長。2017年7月11日 退官。同年12月1日 東京海上日動火災保険顧問。2018年6月19日 NTTドコモ社外監査役2020年6月 NTTドコモ社外取締役(常勤監査等委員)。2022年6月11日 退任[5]。2022年8月26日 ドミー顧問[6]2023年6月16日 二葉監査役[7]。同年9月28日 グローバルトラストネットワークス取締役[8]

職歴

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大蔵(財務)省同期

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1982年の入省同期は、以下の通りである。

氏名 出身大学 配属先 職歴
上野善晴 東大法 理財局国有財産総括課 日本政策金融公庫代表取締役専務理財局次長(理財担当)、岩手県副知事
遠藤俊英 東大法 主計局総務課 ソニーFG代表取締役社長CEO
第10代金融庁長官金融庁監督局長、金融庁検査局
梶川幹夫 東大法 大臣官房秘書課 関税局長国際通貨基金(IMF)理事、国際局次長
片山(朝長)さつき 東大法 主税局調査課 自民党参議院議員地方創生担当大臣主計局主計官(防衛担当)
後藤真一 早大政経 関税局国際第一課 タンザニア駐箚特命全権大使
税務大学校長原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事、大阪税関長
小鞠昭彦 東大経済 大臣官房文書課 国税不服審判所次長関東財務局金融安定監理官
佐川宣寿 東大経済 主計局総務課 第48代国税庁長官理財局長関税局長国税庁次長
迫田英典 東大法 関税局企画課 第47代国税庁長官理財局長大臣官房総括審議官
佐藤誠一郎 東大経済 主税局調査課 セブン&アイ・ホールディングス取締役
愛知県環境部次長
田中修 東大法 大臣官房文書課 税務大学校長
冨永哲夫 東大法 証券局総務課 国土交通省政策統括官、会計センター所長兼財務総合政策研究所長、近畿財務局
長友哲次 東大経済 国際金融局総務課 横浜税関長農林漁業成長産業化支援機構取締役常務
福田淳一 東大法 主計局総務課 弁護士
第14代財務事務次官主計局長大臣官房長
山沖義和 慶應大経済 国際金融局調査課 信州大学経法学部長


脚注

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  1. ^ 梶川晃平氏(ドミー名誉会長)2月11日死去日本食糧新聞社2008.03.12 9961号 02面
  2. ^ フォーカス,第1〜9巻』新潮社、1981年発行、23頁
  3. ^ JCBA No.139” (PDF). 日本通関業連合会. 2021年10月閲覧。
  4. ^ 株式会社NTTドコモ 常勤社外監査役 academyhills
  5. ^ 報道発表資料
  6. ^ ドミー、8月26日付役員人事日本食糧新聞2022.10.07 12478号 04面
  7. ^ 役員新体制のお知らせ2023年6月16日 株式会社 二 葉
  8. ^ 元財務省関税局長・梶川幹夫氏、社外取締役就任のお知らせ株式会社グローバルトラストネットワークス(GTN) 2023年10月26日 17時35分
  9. ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1988年発行、496頁
  10. ^ a b 『全国官公界名鑑』同盟通信社、2002年2月発行、20頁
  11. ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1996年発行
官職
先代
佐川宣寿
財務省関税局長
2016年 - 2017年
次代
飯塚厚
先代
門間大吉
国際通貨基金日本理事
2014年 - 2016年
次代
貝塚正彰
先代
浅川雅嗣
財務省国際局次長
2013年 - 2014年
次代
山崎達雄(事務取扱)
武内良樹
先代
石原一彦
財務省関税局総務課長
2008年 - 2009年
次代
松村武人