コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

森町 (大分県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
もりまち
森町
廃止日 1955年3月1日
廃止理由 新設合併
玖珠町、森町北山田村八幡村玖珠町
現在の自治体 玖珠町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 大分県
玖珠郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 9,316
国勢調査、1950年)
隣接自治体 九重町、玖珠町、北山田村、八幡村、下毛郡耶馬溪村宇佐郡院内村安心院町大分郡湯布院町
森町役場
所在地 大分県玖珠郡森町大字森
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

森町(もりまち[1])は、大分県玖珠郡にあった。現在の玖珠町の一部にあたる。

地理

[編集]

玖珠盆地の北部に位置していた[2]

  • 河川:森川[2]
  • 山岳:大岩扇山、小岩扇山、角埋山[2]

歴史

[編集]
  • 1889年(明治22年)4月1日、町村制の施行により、玖珠郡森村、帆足村、日出生村、岩室村が合併して村制施行し、森村(もりむら)が発足[1][2]。旧村名を継承した森、帆足、日出生、岩室の4大字を編成[2]
  • 1893年(明治26年)12月13日、町制施行し森町となる[1][2]
  • 1914年(大正3年)森水力電気 (株) 設立、電灯点灯[2]
  • 1918年(大正7年)玖珠木材組合設立(大字森字鷹巢)。1937年(昭和12年)解散[2]
  • 1932年(昭和7年)森昌会社と万田銀行が合併し森和銀行設立[2]
  • 1937年(昭和12年)玖珠木炭改良事務所設置[2]
  • 1942年(昭和17年)大分合同銀行玖珠支店開設[2]。東久大通運 (株) 設立[2]
  • 1949年(昭和24)6月10日 - 森中学校に昭和天皇が行幸(昭和天皇の戦後巡幸[3]
  • 1950年(昭和25年)児童文学者久留島武彦の童話碑を建立し、5月5日に第1回日本童話祭を開催[2]
  • 1953年(昭和28年)大分県信用組合玖珠支店開設[2]
  • 1954年(昭和29年)玖珠信用組合設立[2]
  • 1955年(昭和30年)3月1日、玖珠郡玖珠町、北山田村、八幡村と合併し、玖珠町が存続して廃止された[1][2]

産業

[編集]
  • 農業、商業、工業、交通業[2]

交通

[編集]

鉄道

[編集]

道路

[編集]
  • 1894年(明治27年)森 - 中津間の中津港道完成[2]
  • 1898年(明治31年)森 - 塚脇間の直通道路完成[2]
  • 1909年(明治42年)森 - 恵良間の直通道路完成[2]

橋梁

[編集]
  • 1935年(昭和10年)協心橋(森町 - 玖珠町間)鉄筋化[2]

乗合馬車・自動車

[編集]
  • 1909年(明治42年)森~下毛郡山移間の乗合馬車運行[2]
  • 1937年(昭和12年)森自動車組合、森 - 東飯田~小国間運行開始[2]
  • 1939年(昭和14年)玖珠自動車組合、森 - 柿坂間運行開始[2]
  • 1945年(昭和20年)大分交通森営業所設立。熊本県阿蘇郡小国町・下毛郡柿坂・玖珠郡太田・宝泉寺・筋湯行が運行開始[2]

教育

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』798頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 『角川日本地名大辞典 44 大分県』814-815頁。
  3. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、102頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]