横田尤孝
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横田 尤孝(よこた ともゆき、1944年〈昭和19年〉10月2日 - )は、日本の最高裁判所裁判官、弁護士、元次長検事。長島・大野・常松法律事務所顧問。
略歴
[編集]- 1944年(昭和19年)10月 千葉県生
- 1963年(昭和38年)3月 千葉県立木更津高等学校卒業
- 1969年(昭和44年)3月 中央大学法学部卒業
- 1972年(昭和47年)3月 司法修習修了
- 1972年(昭和47年)4月 東京地方検察庁検事
- 1996年(平成8年)4月 東京地方検察庁総務部長
- 1997年(平成9年)4月 司法研修所教官
- 1999年(平成11年)4月 最高検察庁検事
- 2000年(平成12年)4月 奈良地方検察庁検事正
- 2002年(平成14年)1月 法務省保護局長
- 2003年(平成15年)4月 同矯正局長
- 2005年(平成17年)8月 広島高等検察庁検事長
- 2006年(平成18年)6月 次長検事
- 2007年(平成19年)10月 退官
- 2008年(平成20年) 法務省検察官・公証人特別任用等審査会会長[1]、第一東京弁護士会に弁護士登録。長島・大野・常松法律事務所顧問
- 2009年(平成21年)2月 特定非営利活動法人アジア太平洋地域アディクション研究所(APARI)理事
- 同年12月 弁護士登録抹消。長島・大野・常松法律事務所顧問退任。APARI理事退任
- 2010年(平成22年)1月6日 最高裁判所判事
- 2012年(平成24年)12月16日 最高裁判所裁判官国民審査において、罷免を可とする票4,696,669票、罷免を可とする率8.13%で信任[2]。
- 2014年(平成26年)10月1日 定年退官
- 2015年(平成27年)第一東京弁護士会弁護士登録、長島・大野・常松法律事務所顧問[3]
- 2015年(平成27年)11月 旭日大綬章受章
- 2016年(平成28年)6月 日本原燃取締役[4]
- 2017年(平成29年)6月 千葉銀行取締役[4]
- 2020年(令和2年)4月 日本郵政グループJP改革実行委員会委員[5]
主な判決
[編集]- 2011年12月12日:北九州監禁殺人事件の被告人1人(原審・福岡高裁:無期懲役判決、死刑を求め検察側が上告)への決定において多数意見の「上告棄却」意見に対し「極刑以外の選択はあり得ない」とする反対意見。
- 2012年12月3日:中津川一家6人殺傷事件の被告人(原審・名古屋高裁:無期懲役判決、死刑を求め検察側が上告)への決定において多数意見の「上告棄却」決定に対し「極刑回避の事情は認められない」とする反対意見。
- 2013年5月10日:最高裁判所第1小法廷の裁判長として、麻原彰晃の2度目の再審請求の特別抗告を退け、再審を認めない決定を下した[6]。
脚注
[編集]- ^ 検察官・公証人特別任用等審査会 議事概要法務省
- ^ 平成24年12月16日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査 速報結果総務省
- ^ 「横田尤孝」長島・大野・常松法律事務所
- ^ a b [1]千葉銀行
- ^ JP改革実行委員会の設置について日本郵政
- ^ “松本死刑囚の再審認めず 最高裁”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年5月10日). オリジナルの2013年5月10日時点におけるアーカイブ。 2013年5月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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