2012年最高裁判所裁判官国民審査
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2012年最高裁判所裁判官国民審査(2012ねん さいこうさいばんしょ さいばんかん こくみんしんさ)は、2012年(平成24年)12月16日に第46回衆議院議員総選挙と共に執行された最高裁判所裁判官国民審査[1]。
概要
[編集]最高裁判所裁判官15名のうち、10名が国民審査の対象とされ[1]、全員が罷免されなかった[2][3]。
国民審査の結果
[編集]告示順 | 氏名 | 年齢 | 任命年月日 | 学歴[4] | 出身分野[5] | 担当小法廷 | 罷免を可と | 罷免を可と | 罷免を可[3] |
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1 | 山浦善樹 | 66 | 2012年3月1日 | 一橋大学法学部卒 | 弁護士(26期) | 第一小法廷 | 4,708,497 | 53,041,797 | 8.15% |
2 | 岡部喜代子 | 63 | 2010年4月12日 | 慶應義塾大学院修士修了 | 裁判官(28期) 大学教授 |
第三小法廷 | 4,945,084 | 52,805,272 | 8.56% |
3 | 須藤正彦 | 69 | 2009年12月28日 | 中央大学法学部卒 | 弁護士(22期) | 第二小法廷 | 4,674,807 | 53,075,623 | 8.09% |
4 | 横田尤孝 | 68 | 2010年1月6日 | 検察官(24期) | 第一小法廷 | 4,696,669 | 53,051,460 | 8.13% | |
5 | 大橋正春 | 65 | 2012年2月13日 | 東京大学法学部卒 | 弁護士(24期) | 第三小法廷 | 4,576,916 | 53,173,548 | 7.93% |
6 | 千葉勝美 | 66 | 2009年12月28日 | 裁判官(24期) | 第二小法廷 | 4,698,942 | 53,051,460 | 8.14% | |
7 | 寺田逸郎 | 64 | 2010年12月27日 | 裁判官(26期) | 第三小法廷 | 4,588,376 | 53,162,027 | 7.95% | |
8 | 白木勇 | 67 | 2010年1月15日 | 裁判官(22期) | 第一小法廷 | 4,661,824 | 53,088,581 | 8.07% | |
9 | 大谷剛彦 | 65 | 2010年6月17日 | 裁判官(24期) | 第三小法廷 | 4,633,074 | 53,117,290 | 8.02% | |
10 | 小貫芳信 | 64 | 2012年4月11日 | 中央大学院修士修了 | 検察官(27期) | 第二小法廷 | 4,499,849 | 53,250,544 | 7.79% |
最高裁判決における裁判官の意見
[編集]2012年12月16日までの最高裁判決における意見(意見が分かれたものに限定)。
判決日 | 裁判 | 山浦 善樹 |
岡部 喜代子 |
須藤 正彦 |
横田 尤孝 |
大橋 正春 |
千葉 勝美 |
寺田 逸郎 |
白木 勇 |
大谷 剛彦 |
小貫 芳信 |
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2011年3月23日 | 2009年衆院選の一票の格差(2.30倍) | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | ||||
2012年10月17日 | 2010年参院選の一票の格差(5.00倍) | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲 選挙有効 |
違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 | 違憲状態 |
脚注
[編集]- ^ a b 2012年(平成24年)12月4日中央選挙管理会告示第29号「最高裁判所裁判官国民審査の期日及び審査に付される裁判官の氏名に関する件」
- ^ 最高裁判所裁判官国民審査の結果 第22回(平成24年12月16日執行)(2)罷免を可とする投票数、可としない投票数 (PDF)
- ^ a b 最高裁裁判官国民審査:結果が確定 発表後、複数回訂正毎日新聞
- ^ 「大学院法学研究科修士課程修了」を「院修士修了」と略した。
- ^ 主な出身分野を表示。期数は、司法研修所の修了期。
- ^ 第4回中央選挙管理会において決定された事項(総務省2012年11月30日付プレスリリース、同年12月3日閲覧) (PDF)