正心女子短期大学
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正心女子短期大学 | |
---|---|
大学設置/創立 | 1967年 |
廃止 | 1987年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人鹿児島学園[1] |
本部所在地 | 鹿児島県姶良郡加治木町木田5348[注釈 1] |
学部 |
家政科 家政専攻 食物栄養専攻 |
正心女子短期大学(せいしんじょしたんきだいがく[注釈 2])は、鹿児島県姶良郡加治木町木田5348[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1967年に設置され、1987年に廃止された。
概要
[編集]大学全体
[編集]- 鹿児島県姶良郡加治木町[注 1]に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人鹿児島学園[2]。
- 1967年、学校法人正村学園により開学[注釈 3]。後に経営母体を学校法人鹿児島学園に変更。開学当初より家政科のみの単科短大となっていた。
- 1985年度の入学生を最後に[注釈 4]、1987年に短期大学としての使命を終える[注釈 5]。
教育および研究
[編集]- 正心女子短期大学は家政学をベースとした専門教育に加え、養護教諭や教職員、栄養士の養成にも力をいれていた。
学風および特色
[編集]- 正心女子短期大学が設置されている加治木町は、旧来より教育文化に対する意識が高いということから、社会人・職業人そして家庭人として有能な人材育成するという理想を実現するために設置したとなっている[8]。
- 入学試験は、推薦入試のみで、選抜方法は面接のみとなっていた[9]。
沿革
[編集]基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 鹿児島県姶良郡加治木町5348[注釈 1]
象徴
[編集]年度別学生数
[編集]- | 入学定員 | 総定員 | 学生数[注 5] | 出典 |
---|---|---|---|---|
1967年 | 50 | 50 | 女57 | [17] |
1968年 | 50 | 100 | 女80 | [18] |
1970年 | 50[注釈 7] | 100 | 女42 | [19] |
1971年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女32 | [20] |
1972年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女13 | [21] |
1973年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女12 | [22] |
1975年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女25 | [23] |
1976年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女21 | [24] |
1977年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女26 | [25] |
1978年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女37 | [26] |
1979年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女41 | [27] |
1980年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女27 | [28] |
1981年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女12 | [29] |
1982年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女5 | [30] |
1983年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女9 | [31] |
1984年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女16 | [32] |
1985年 | 50[注釈 7] | 100[注釈 8] | 女6 | [33] |
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]研究
[編集]- 『正心女子短期大学紀要』[注釈 2]
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]大学関係者
[編集]歴代学長
教職員
施設
[編集]寮
[編集]- 本短大からの指定寮があった[9]。
対外関係
[編集]系列校
[編集]卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- 家政科
附属学校
[編集]- かつて正心女子短期大学附属高等学校を擁していた[注釈 3]。
注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 現在は鹿児島県姶良市加治木町木田5348となっている。1993年度より同じ学校法人が運営する加治木看護専門学校が設置されている。ちなみに、短期大学が置かれていたキャンパスは、併設校の正心女子短期大学附属高等学校→加治木女子高等学校→龍桜高等学校の校舎の一部に転用されている。
- ^ a b 出典[41]
- ^ a b 出典[3]。
- ^ a b 昭和61年度より学生募集停止[1][4]。
- ^ a b 出典[5][6][7]
- ^ a b 出典[16]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o うち家政専攻20、食物栄養専攻30
- ^ a b c d e f g h i j k l m n うち家政専攻40、食物栄養専攻60
- ^ a b 最終募集となった1985年における体制[34][35]。
- ^ a b 出典[36][37][38][39][40]。
補足
[編集]出典
[編集]- ^ a b 文教協会'1986.
- ^ 文部大臣所轄学校法人一覧 昭和60年版より。
- ^ 学校法人名簿 昭和42年度より。
- ^ 短期大学教育 (43)より。
- ^ 文教協会'1987, p. 210.
- ^ 大学資料 (101)より。
- ^ 短期大学及び短期大学の学科の廃止についてより。
- ^ a b 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 419.
- ^ a b c d 晶文社'1974.4, p. 526.
- ^ 学習研究社'1966, p. 255.
- ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
- ^ 正心女子短期大学の設置についてより。
- ^ 大学資料 (23)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学学生入学定員変更等の届出についてより。
- ^ 大学資料 (31)より
- ^ 文部省'67, p. 44.
- ^ 文部省'68, p. 47.
- ^ 文部省'70, p. 48.
- ^ 文部省'71, p. 48.
- ^ 文部省'72, p. 50.
- ^ 文部省'73, p. 52.
- ^ 文部省'75, p. 56.
- ^ 文部省'76, p. 55.
- ^ 文部省'77, p. 55.
- ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
- ^ 文部省'85, p. 73.
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
- ^ 短期大学教育 (42)より。
- ^ 教育新聞社'80.
- ^ 梧桐書院'1981.4.
- ^ 晶文社'1981.4, p. 547.
- ^ 廣潤社'1981.8.
- ^ 教育新聞社'83.
- ^ 正心女子短期大学紀要より。
- ^ 山本隆基先生の古希を祝してより
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和43年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和44年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和46年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和47年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和48年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和49年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和51年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和53年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 昭和61年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和62年度』文教協会 。
短期大学受験案内(晶文社)
[編集]- 晶文社編集部 編『全国短期大学受験案内 昭和50年度用』晶文社 。
- 晶文社編集部 編『全国短期大学受験案内 昭和57年度用』晶文社 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内. 昭和46年版』梧桐書院 。
全国短期大学受験要覧(廣潤社)
[編集]- 廣潤社編集部『全国短期大学受験要覧 昭和57年版』廣潤社 。
学研
[編集]- 『高3コース 7(10)』学習研究社 。
進学年鑑
[編集]- 教育新聞社『進学年鑑:私立大学・短期大学・専門学校最新情報 1981』教育新聞社 。
- 『進学年鑑'84』教育新聞社 。