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正親町三条実豊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
正親町三条実豊
時代 南北朝時代 - 室町時代初期
生誕 不詳
死没 応永11年4月10日1404年5月19日
官位 正二位権大納言
主君 後小松天皇
氏族 正親町三条家
父母 父:正親町三条公豊
兄弟 実豊三条西公保、寛勝、京極高光室、女子二人
公雅、女子
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正親町三条 実豊(おおぎまちさんじょう さねとよ)は、南北朝時代から室町時代初期にかけての公卿正親町三条家8代。内大臣正親町三条公豊の子。官位正二位権大納言

日記『実豊卿記』の一部が残欠として伝わっている[1]。後押小路内大臣三条公忠の日記『後愚昧記』には、後光厳天皇の外戚であり、かつ三条公忠の縁故者である正親町三条実継実音兄弟からの情報が取り込まれているようである[2]。実豊の日記も持明院統外戚家の記録として重んじられた可能性がある。

なお、弟の公保は実子のないまま権中納言で早世した三条西実清の跡を継いで、内大臣に至った[3]

経歴

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以下、『公卿補任』、『尊卑分脈』の内容に従って記述する。

系譜

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脚注

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  1. ^ 『東京大学史料編纂所報』第15号p.56
  2. ^ 『東京大学史料編纂所報』第16号p.20
  3. ^ *原 勝郎、『東山時代に於ける一縉紳の生活』による。
  4. ^ 任参議以前の官歴は不明である。この時、正四位下。

参考文献

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  • 国史大系編集会 編『公卿補任(新訂増補国史大系)』吉川弘文館 黒板勝美 
  • 国史大系編集会 編『尊卑分脈(新訂増補国史大系)』吉川弘文館 黒板勝美。 
  • 原 勝郎、『東山時代に於ける一縉紳の生活』、講談社学術文庫
  • 『東京大学史料編纂所報』第15号
  • 『東京大学史料編纂所報』第16号