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水引町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水引町
草道駅
北緯31度51分20.9秒 東経130度14分0.2秒 / 北緯31.855806度 東経130.233389度 / 31.855806; 130.233389
日本の旗 日本
都道府県 鹿児島県の旗 鹿児島県
市町村 薩摩川内市
地域 川内地域
人口
2020年10月1日現在)
 • 合計 1,170人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
899-1921
市外局番 0996
ナンバープレート 鹿児島
運輸局住所コード 46514-0440[1]
地図

水引町(みずひきちょう[2])は、鹿児島県薩摩川内市[3][4]。旧川内市水引町郵便番号は899-1921[5]。人口は1,170人、世帯数は424世帯(2020年10月1日現在)[6]

地理

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川内平野の中央部、川内川下流域に位置している[7]。字域の北方は網津町湯田町、南方は湯島町、東方は小倉町、西方は港町、湯島町にそれぞれ接している。

字域の中央部を東西に国道3号が通り、これに沿って肥薩おれんじ鉄道線が通っており、字域内には草道駅がある。北部には川内原子力発電所方面に鹿児島県道338号京泊草道線が、さつま町方面へ結ぶ川薩広域農道が通っている。字域の中央には薩摩川内市立水引中学校、東部には薩摩川内市立水引小学校がある。

字域内を南九州西回り自動車道川内隈之城道路が通り、薩摩川内水引ICが設置されている。

字名の由来

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水引という地名は往古水田を開くため湿地から溝によって排水し水を引き出したことに由来しているとも、用水路によって水を引き入れて開田したことに由来しているともされている[7]

歴史

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1951年昭和26年)4月1日には水引村川内市に編入された[8]。同月の11日に鹿児島県公報に掲載された「 川内市の区域内の一部の大字名及び区域変更」(鹿児島県告示)により4月1日付で元薩摩郡水引村大字草道のうち字田口原・針原・針原口・坂下・江ノ前・上原田・下原田・江ノ前口・蟹田・道下・麥見・横堤・馬渡・裸島・諏訪田・丸田・西田・西田上・大中原・池神・前田・蟹崎・宮脇・佛作・横割・北原的場・立山・原田・射勝・石ノ下・永迫・乙須・大床・上椎原・中椎原・下椎原・平川原・川原田・立石・平原・平田・川上・狩集・柳田・別府・小松迫・芹町・畑中・畠中・大田・下明・種無・小楠元・松元・井手平・黒豆田・壹町田・池神迫・良塚・西田迫・荒瀬・小山口の区域及び、元薩摩郡水引村大字網津の区域のうち字桟敷尾・中湯原・下湯原迫・上湯原迫・姥ヶ谷・上田・櫻木・間瀬田口・上間瀬田・間瀬田・外間瀬田・濱田・下濱田・濱田迫・谷口・大谷川・一町田・一町田下・塩入・内田付・南ノ下・濱田川・下濱田川・南・上南・内田付迫・上小堤・荒瀬迫・大迫・地藏田・上釜ヶ迫・釜ケ迫・長迫・鳥巣越・鳥巣下・東穴田・南穴田・西穴田・穴田口・鳥巣穴田・中鳥巣・上鳥巣山・鳥巣・下鳥巣・鳥巣山・下權現潟・外權現・前馬籠・馬籠・馬籠後・潟中・手打後・上湯原・下湯原・高付・手打・手打前・外桟敷・桟敷を以て新たに川内市の町「水引町」が設置された[3][9]

2004年(平成16年)10月12日川内市東郷町入来町祁答院町樋脇町下甑村上甑村鹿島村里村が新設合併し薩摩川内市が設置された[10]。この市町村合併に伴い設置された法定合併協議会において川内市の町・字については「現行通りとする。」と協定されたため、名称の変更は行われずに薩摩川内市の町となった[11]

字域の変遷

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変更後 変更年 変更前
川内市水引町(新設) 1951年昭和26年) 水引村大字網津(一部)
水引村大字草道(一部)

文化財

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市指定

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  • 次郎次郎踊(無形民俗文化財)[12]
  • 水引経塚(記念物(史跡))[13]

人口

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以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[14]
1,505
2000年(平成12年)[15]
1,433
2005年(平成17年)[16]
1,472
2010年(平成22年)[17]
1,379
2015年(平成27年)[18]
1,260
2020年(令和2年)[6]
1,170

施設

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薩摩川内市立水引中学校
薩摩川内市立水引小学校

公共

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教育

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郵便局

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  • 水引郵便局

寺社

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  • 浄道寺

小・中学校の学区

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市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである[24]

町丁 番地 小学校 中学校
水引町 全域 薩摩川内市立水引小学校 薩摩川内市立水引中学校

交通

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薩摩川内水引IC

道路

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一般国道
一般県道

鉄道

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肥薩おれんじ鉄道

脚注

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  1. ^ 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  2. ^ 本市の町名一覧について”. 薩摩川内市. 2020年8月8日閲覧。
  3. ^ a b 川内市の区域内の一部の大字名及び区域変更(昭和26年鹿児島県告示第194号、昭和26年4月11日付鹿児島県公報第3374号所収、 原文
  4. ^ 町・字の取り扱いについて”. 川薩地区合併協議会. 2021年1月24日閲覧。
  5. ^ 鹿児島県薩摩川内市水引町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月24日閲覧。
  6. ^ a b 国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
  7. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 596.
  8. ^ 市村の廃置分合(昭和27年総理府告示第34号、昭和27年2月22日付官報所収、 原文
  9. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 460.
  10. ^ 市町村の廃置分合(平成16年総務省告示第590号、 原文
  11. ^ 町名・字名の取り扱いについて”. 川薩地区法定合併協議会. 2020年8月8日閲覧。
  12. ^ 薩摩川内市教育委員会 2020, p. 80.
  13. ^ 薩摩川内市教育委員会 2020, p. 82.
  14. ^ 国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  15. ^ 国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  16. ^ 国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  17. ^ 国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  18. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  19. ^ 公共施設案内~消防・救急・保健センター・診療所”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
  20. ^ 公共施設案内~地区コミュニティセンター”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
  21. ^ 薩摩川内市教育委員会 2020, p. 65.
  22. ^ 薩摩川内市教育委員会 2020, p. 42.
  23. ^ 公共施設案内~保育園”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
  24. ^ 薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2010年9月3日閲覧。

参考文献

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  • 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609 
  • 令和2年度薩摩川内市の教育” (PDF). 薩摩川内市教育委員会. 2020年8月9日閲覧。

関連項目

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座標: 北緯31度51分20.9秒 東経130度14分0.2秒 / 北緯31.855806度 東経130.233389度 / 31.855806; 130.233389