樋脇町
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ひわきちょう 樋脇町 | |||||
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廃止日 | 2004年10月12日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 川内市、樋脇町、入来町、東郷町、祁答院町、里村、上甑村、下甑村、鹿島村 → 薩摩川内市 | ||||
現在の自治体 | 薩摩川内市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 鹿児島県 | ||||
郡 | 薩摩郡 | ||||
市町村コード | 46381 | ||||
面積 | 64.18 km2 | ||||
総人口 |
7,849人 (2004年3月31日) | ||||
隣接自治体 | 川内市、串木野市、薩摩郡入来町、東郷町、宮之城町、日置郡市来町、東市来町、郡山町 | ||||
町の木 | ツバキ | ||||
町の花 | コスモス | ||||
他のシンボル | - | ||||
樋脇町役場 | |||||
所在地 |
〒895-1292 鹿児島県薩摩郡樋脇町塔之原1173番地 | ||||
外部リンク | 樋脇町(薩摩川内市HP内アーカイブ) | ||||
座標 | 北緯31度49分14秒 東経130度23分05秒 / 北緯31.82058度 東経130.38483度座標: 北緯31度49分14秒 東経130度23分05秒 / 北緯31.82058度 東経130.38483度 | ||||
ウィキプロジェクト |
樋脇町(ひわきちょう)は、かつて鹿児島県北西部に位置し、薩摩郡に属した町。
薩摩藩第19代藩主島津光久が整備させた「市比野温泉」と、"町技"である「ホッケー」の盛んな「温泉とホッケーの町」として知られた。また、日本初の焼酎資料館も存在している。
2004年10月12日に、川内市、入来町、東郷町、祁答院町、里村、上甑村、下甑村、鹿島村と新設合併し、薩摩川内市の一部となった。
地理
[編集]隣接する自治体
[編集]大字
[編集]樋脇町の大字は市比野、倉野、塔之原の3大字から構成され[1]、現在の薩摩川内市樋脇町市比野、樋脇町倉野、樋脇町塔之原にあたる。
歴史
[編集]- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、江戸期の樋脇郷(外城)の区域にあたる塔之原村、市比野村、倉野村より薩摩郡樋脇村が成立[1]。
- 1940年11月10日 - 樋脇村が町制施行し薩摩郡樋脇町となる[1]。
- 2004年10月12日 - 川内市他7町村と新設合併。薩摩川内市となる[2]。
行政
[編集]村長・町長
[編集]以下の樋脇村長及び町制施行後の樋脇町長の一覧は「樋脇町史」及び薩摩川内市の資料に基づく[3][4]。
代 | 氏名 | 就任年月 | 退任年月 |
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村長 | |||
初 | 菊池 誠吉 | 1889年(明治22年)5月 | 1893年(明治26年)4月 |
2・3 | 菊池 武國 | 1889年(明治22年)6月 | 1898年(明治31年)1月 |
4・5 | 柴 平六 | 1898年(明治31年)1月 | 1903年(明治36年)4月 |
6・7 | 菊池 誠吉 | 1903年(明治36年)4月 | 1910年(明治43年)3月 |
8 | 菊池 榮 | 1910年(明治43年)6月 | 1912年(明治45年)7月 |
9 | 菊池 吉次 | 1912年(大正元年)10月 | 1916年(大正5年)10月 |
10・11 | 白石 正直 | 1916年(大正5年)10月 | 1921年(大正10年)11月 |
12-15 | 松元 直市 | 1921年(大正10年)11月 | 1934年(昭和9年)4月 |
16 | 桐野 容良 | 1934年(昭和9年)5月 | 1938年(昭和13年)5月 |
17 | 山下 開吉 | 1938年(昭和13年)5月 | 1940年(昭和15年)11月 |
町長 | |||
初 | 山下 開吉 | 1940年(昭和15年)11月 | 1942年(昭和17年)5月 |
2 | 菊池 迪 | 1942年(昭和17年)7月 | 1946年(昭和21年)7月 |
3 | 上田 實光 | 1946年(昭和21年)7月 | 1946年(昭和21年)11月 |
4 | 木場 早兵衛 | 1947年(昭和22年)4月 | 1947年(昭和22年)8月 |
5 | 久目形 早市 | 1947年(昭和22年)11月 | 1951年(昭和26年)11月 |
6 | 木場 早兵衛 | 1951年(昭和26年)11月 | 1955年(昭和30年)11月 |
7-10 | 肝付 兼煕 | 1955年(昭和30年)11月 | 1970年(昭和45年)8月 |
11 | 百木野 務 | 1970年(昭和45年)9月 | 1974年(昭和49年)9月 |
12 | 篠崎 不二夫 | 1974年(昭和49年)9月 | 1977年(昭和52年)9月 |
13 | 上野 輝雄 | 1977年(昭和52年)10月 | 1981年(昭和56年)10月 |
14-17 | 吉野 孝 | 1981年(昭和56年)10月 | 1995年(平成7年)2月 |
18-20 | 黒瀬一郎 | 1995年(平成7年)4月 | 2004年(平成16年)10月 |
行政組織
[編集]樋脇町の行政組織は「川薩地区法定合併協議会」の資料によれば以下のとおりである[5]。
- 町長
- 議会事務局
- 農業委員会
- 教育委員会
- 学校教育課
- 社会教育課
地域
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]- 鹿児島県立樋脇高等学校(2007年、鹿児島県立川薩清修館高等学校に統合)
中学校
[編集]小学校
[編集]-
樋脇町立市比野小学校
-
樋脇町立倉野小学校
-
樋脇町立藤本小学校
-
樋脇町立野下小学校
交通
[編集]最寄り空港は鹿児島空港
道路
[編集]県道
[編集]- 主要地方道
- 県道
- 鹿児島県道304号仙名伊集院線
- 鹿児島県道333号川内祁答院線
- 鹿児島県道335号市比野東郷線
- 鹿児島県道343号樋脇停車場線(合併後の2005年3月29日に路線廃止[6])
- 鹿児島県道346号山田入来線
道の駅
[編集]鉄道(廃止路線)
[編集]かつては国鉄宮之城線(川内 - 薩摩大口)が町内を通じていたが、1987年1月10日に廃止・バス転換(林田バス(現・いわさきバスネットワーク))された。
産業
[編集]主な企業
[編集]観光
[編集]観光地
[編集]行事
[編集]- 市比野温泉よさこい祭り
- 市比野温泉サマーフェスティバル
出身有名人
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 樋脇町史編さん委員会 1996, p. 4.
- ^ 平成16年総務省告示第590号(市町村の廃置分合、 原文)
- ^ 樋脇町史編さん委員会 1996, p. 27-30.
- ^ “旧市町村の歴代4役及び議長・副議長” (PDF). 薩摩川内市. 2021年6月6日閲覧。
- ^ “事務組織及び機構の取扱い”. 川薩地区法定合併協議会. 2021年6月6日閲覧。
- ^ 平成17年鹿児島県告示第488号(県道の路線の廃止)
参考文献
[編集]- 樋脇町史編さん委員会『樋脇町史 上巻』樋脇町、1993年。
- 樋脇町史編さん委員会『樋脇町史 下巻』樋脇町、1996年。