鳥追町 (薩摩川内市)
鳥追町 | |
---|---|
北緯31度48分53.5秒 東経130度18分38.1秒 / 北緯31.814861度 東経130.310583度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 薩摩川内市 |
地域 | 川内地域 |
人口 (2020年10月1日現在) | |
• 合計 | 363人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
895-0024 |
市外局番 | 0996 |
ナンバープレート | 鹿児島 |
運輸局住所コード | 46514-0301[1] |
鳥追町(とりおいちょう[2])は、鹿児島県薩摩川内市の町[3]。旧薩摩郡川内町鳥追町、川内市鳥追町。郵便番号は895-0024[4]。人口は363人、世帯数は200世帯(2020年10月1日現在)[5]。鳥追町の全域で住居表示を実施している[6]。
地理
[編集]薩摩川内市の南東部、平佐川下流域に位置する[7]。字域の北方には横馬場町、南方には向田町、川内駅を挟んで東方には平佐町、平佐一丁目、西方には東向田町がそれぞれ接している。
字域の東部には川内駅が所在しており、九州新幹線や鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道線が発着している。九州新幹線は山陽新幹線直通列車の最速達列車に位置づけられる「みずほ」を除く全ての列車が川内駅に停車する。また在来線(鹿児島本線)と九州新幹線部分開業時に鹿児島本線から分離された肥薩おれんじ鉄道線の境界駅となっている。
南部には鹿児島県道42号川内加治木線(空港バイパス)及び鹿児島県道332号川内停車場線が東西に通り、鹿児島県道36号川内郡山線が南北に通っている。
町名の由来
[編集]「鳥追」という地名は日暮長者伝説に因む鳥追の杜があるところから命名された[7]。
歴史
[編集]1940年(昭和15年)2月10日に鹿児島県公報に掲載され、同日に施行された「 薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更」(鹿児島県告示)により「大字平佐ヲ廢止シ其ノ區域中(中略)字孫崎、新地ノ區域ヲ鳥追町ト」することが鹿児島県知事によって許可され、薩摩郡川内町大字平佐のうち字孫崎、新地の区域を以て川内町の町「鳥追町」が設置された[8]。翌日の2月11日には薩摩郡川内町が単独で市制施行し川内市となった[9][10]。
1965年(昭和40年)4月1日に向田町の一部の区域において住居表示に関する法律に基づき街区方式による住居表示が実施されることとなった[11]。それに伴い同日付で町名・地番の変更が行われ平佐町、向田町の各一部を鳥追町に編入し、鳥追町の一部が東向田町となった[3]。
2004年(平成16年)10月12日に川内市、東郷町、入来町、祁答院町、樋脇町、下甑村、上甑村、鹿島村、里村が新設合併し薩摩川内市が設置された[12]。この市町村合併に伴い設置された法定合併協議会において川内市の町・字については「現行通りとする。」と協定されたため、名称の変更は行われずに薩摩川内市の町となった[13]。
2014年(平成26年)3月1日には鳥追町及び平佐町の各一部より平佐一丁目が設置された[14]。
字域の変遷
[編集]変更後 | 変更年 | 変更前 |
---|---|---|
鳥追町(新設) | 1940年(昭和15年) | 川内町大字平佐字孫崎・新地(全域) |
鳥追町(編入) | 1965年(昭和40年) | 平佐町(一部) |
向田町(一部) | ||
東向田町(新設) | 鳥追町(一部) | |
向田町(一部) | ||
平佐一丁目(新設) | 2014年(平成26年) | 鳥追町(一部) |
平佐町(一部) |
文化財
[編集]市指定
[編集]薩摩川内市指定の文化財は下記のとおりである[15]。
- 鳥追の杜(記念物(史跡))
人口
[編集]以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[16] | 324
|
2000年(平成12年)[17] | 272
|
2005年(平成17年)[18] | 218
|
2010年(平成22年)[19] | 290
|
2015年(平成27年)[20] | 309
|
2020年(令和2年)[5] | 363
|
施設
[編集]公共
[編集]小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[23]。
大字 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
鳥追町 | 全域 | 薩摩川内市立平佐西小学校 | 薩摩川内市立川内中央中学校 |
交通
[編集]道路
[編集]鉄道
[編集]脚注
[編集]- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “本市の町名一覧について”. 薩摩川内市. 2020年8月8日閲覧。
- ^ a b 昭和40年鹿児島県告示第323号(字の区域の変更、鹿児島県公報第5304号昭和40年3月31日付所収)
- ^ “鹿児島県薩摩川内市鳥追町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b “国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ “住居表示”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 761.
- ^ 薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更(昭和15年鹿児島県告示第98号、昭和15年2月10日付鹿児島県公報号外所収、 原文)
- ^ 川内市設置(昭和15年内務省告示第38号、昭和15年1月30日付官報所収、 原文)
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 460.
- ^ 川内郷土史編さん委員会 1980, p. 655.
- ^ 市町村の廃置分合(平成16年総務省告示第590号、 原文)
- ^ “町名・字名の取り扱いについて”. 川薩地区法定合併協議会. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “川内駅周辺地区土地区画整理事業の換地処分について(平佐一丁目について)”. 薩摩川内市. 2014年3月1日閲覧。
- ^ 薩摩川内市教育委員会 2020, p. 81.
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “公共施設案内~観光・交流体験施設”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “公共施設案内~国・県出先機関”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2010年9月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 川内郷土史編さん委員会『川内市史 下巻』川内市、1980年。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。
- “令和2年度薩摩川内市の教育” (PDF). 薩摩川内市教育委員会. 2020年8月9日閲覧。
関連項目
[編集]- 鳥追町(曖昧さ回避ページ)
横馬場町 | 横馬場町 | 平佐町 | ||
東向田町 | 平佐町・平佐一丁目 | |||
鳥追町 | ||||
向田町 | 向田町 | 宮崎町 |
座標: 北緯31度48分53.5秒 東経130度18分38.1秒 / 北緯31.814861度 東経130.310583度