水酸化リン酸カルシウム
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水酸化リン酸カルシウム | |
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pentacalcium hydroxide triphosphate | |
別称 ハイドロキシアパタイト[1] ヒドロキシアパタイト | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 12167-74-7 |
PubChem | 14781 |
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特性 | |
化学式 | Ca5(PO4)3(OH) |
モル質量 | 502.306g/mol |
構造 | |
結晶構造 | 六方晶系 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
水酸化リン酸カルシウム(すいさんかりんさんカルシウム、英語: calcium hydroxyphosphate)は、リン酸カルシウムの一種である。
ハイドロキシアパタイト[1]、ヒドロキシアパタイトなどともよばれる。骨や歯は水酸化リン酸カルシウム(ヒドロキシアパタイト)(Ca10(PO4)6(OH)2)からなるとよく歯科医などが説明しているが、これは誤りである。実際はCa10CO3(PO4)6∙H2O(炭酸水酸化リン酸カルシウム)のような(イオンの比はバラツキがあるり先の組成式通りではない)炭酸イオンを含んだカルシウム塩が骨に含まれることがX線解析によってわかっている[2]。
→「水酸燐灰石」も参照
脚注
[編集]- ^ a b “ハイドロキシアパタイト”. 薬学用語解説. 公益社団法人日本薬学会. 2018年10月26日閲覧。
- ^ Kono, Tetsuro; Sakae, Toshiro; Nakada, Hiroshi; Kaneda, Takashi; Okada, Hiroyuki (2022-02). “Confusion between Carbonate Apatite and Biological Apatite (Carbonated Hydroxyapatite) in Bone and Teeth” (英語). Minerals 12 (2): 170. doi:10.3390/min12020170. ISSN 2075-163X .