水野重功
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水野 重功(みずの しげかつ[1]、1885年(明治18年)3月20日[2][3] - 1960年(昭和35年)5月4日[2][3])は、日本の検事、弁護士。朝鮮総督府官僚。
経歴
[編集]山形県鶴岡市出身[1]。水野重慎の息子として生まれる[3]。荘内中学校(現山形県立鶴岡南高等学校)[3]、第四高等学校を経て[3]、1909年(明治42年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業[1]。統監府判事を経て、朝鮮総督府判事となった[4]。平壌地方裁判所判事、京城地方法院判事、同検事、京城覆審法院検事、京城地方法院検事、大邱地方法院検事、京城覆審法院検事、高等法院検事、朝鮮総督府法務局刑事課長、同法務課長、高等法院検事を歴任し、1930年(昭和5年)に欧米諸国を視察した[1][4]。帰国後、京城地方法院検事正、平壌覆審法院検事長、京城覆審法院検事長を経て、1943年(昭和18年)に高等法院検事長に就任した[4]。1945年(昭和20年)に帰国[3]。
戦後は鶴岡で弁護士を開業した[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『朝鮮人事興信録』朝鮮人事興信録編纂部、1935年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年。
- 庄内人名辞典刊行会編『新編庄内人名辞典』庄内人名辞典刊行会、1986年。