島根中央女子短期大学
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(江の川学園短期大学から転送)
島根中央女子短期大学 | |
---|---|
大学設置 | 1968年 |
創立 | 1907年 |
廃止 | 1994年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人江の川学園 |
本部所在地 | 島根県江津市渡津町1904-1 |
学部 |
家政科 家政専攻 食物栄養専攻 |
島根中央女子短期大学(しまねちゅうおうじょしたんきだいがく)は、島根県江津市渡津町1904-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1968年に設置され、1994年に廃止された。
概要
[編集]大学全体
[編集]- 島根県江津市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人江の川学園。
- 三上アイにより、1学科かつ入学定員80名体制で1968年に江の川学園短期大学として開学[1][2]。
- 1971年に島根中央女子短期大学に学名変更となり、設置当初より家政科のみので最終的には、1学年定員は家政専攻で20、食物栄養専攻で30、合計50人と至って小規模だった。
- 建前上1983年度の募集を最後に[注釈 1]、1986年度より休校状態となり、その後は募集再開されることなく1994年に正式の廃校となる[3]。
- 同短大のキャンパスは現在、併設校である石見智翠館高等学校に転用されている。
教育および研究
[編集]- 衣・食・住を主に学ぶ家政専攻と、栄養士の養成に重点を置いた食物栄養専攻が置かれていた。
学風および特色
[編集]- 島根県唯一の私立短期大学でもあった[注 2]。
沿革
[編集]基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 島根県江津市渡津町1904-1
象徴
[編集]教育および研究
[編集]組織
[編集]- 家政科
- 家政専攻 入学定員20名
- 食物栄養専攻 入学定員30名
設置計画のあった学科
[編集]専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]学生数
[編集]学科 | 専攻名 | 入学定員 | 総定員 |
---|---|---|---|
家政 | 家政 | 50→20 | 100→40 |
〃 | 食物栄養 | 50→30 | 100→60 |
年度別学生数
[編集]- 1968年度以降の学生数はその該当年度の5月1日時点でのデータである。
年度 | 学生総数/学生定員総数 | 参照および備考 |
---|---|---|
1968年 | 23/80[7] | [20] |
1969年 | 23/180 | [21][注 7] |
1970年 | 70/200 | [23] |
1971年 | 61/100 | [24] |
1972年 | 不明/200[25] | [注 8] |
1973年 | 50/200 | [注 9] |
1974年 | 50/200[28] | [注 10] |
1975年 | 不明/200[30] | [31] |
1976年 | 36/200[32] | [33] |
1977年 | 47/150[注 11] | [35] |
1978年 | 47/100[36] | [37] |
1979年 | 39/100[38] | [39] |
1980年 | 24/100[40] | [41] |
1981年 | 13/100 | [42] |
1982年 | 3/100 | [43] |
1983年 - | - | [注 12] |
研究
[編集]- 『島根中央女子短期大学』[56]
学生生活
[編集]学園祭
[編集]- 「三上祭」[注 13]
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]大学関係者
[編集]教職員
施設
[編集]キャンパス
[編集]対外関係
[編集]関係校
[編集]系列校
[編集]- 石見智翠館高等学校(かつては、「江の川高等学校」と称した)
社会との関わり
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]補足
[編集]- ^ 現在の島根県立大学短期大学部。
- ^ 公立を含めると当時は、島根県立島根女子短期大学[注 1]も所在していた。ちなみに、現在は県外に本部を置いているが当県内に分校としての大阪健康福祉短期大学がある。
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 但し、右記資料では3月15日となっている[6]。
- ^ 当年度に発行された資料には事実上の廃校でありながら記載はあった[13]。
- ^ 建前上、最終募集となった1983年における体制[15]。但し、右記の資料では1984年度においても募集停止の記載がない[16][17]。
- ^ 当年度は全国的な学園紛争により余儀なく前年度の5月1日時点でのデータとなっている[22]。
- ^ 右記資料には、「家政科 12、食物栄養科 45」と表記されている[26]。
- ^ 右記資料には、「家政科50、食物栄養科(-)」と表記されている[27]。
- ^ 右記資料には、「家政科50、食物栄養科(-)」と表記されている[29]。
- ^ 右記にある資料に記載のある各年度の入学定員を合算したデータ[32][34]。
- ^ 1983年~1985年は不明[44][45][46]。1988年以降は休校中となっている[47][48][49][50][51][52]。記載すらないもの[53][54][55]
- ^ 併設校だった江の川高等学校の学園祭名称がこの名前だったことから。
- ^ 本短期大学は、龍谷総合学園関係学校として位置付けられていた[57]。
出典
[編集]- ^ 大学資料 (27)より。
- ^ 全国短大・高専職員録 昭和44年版より。
- ^ a b 文教協会'1995.
- ^ 島根地労委年報 昭和50年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
- ^ 文部省年報 第96年報(昭和43年度)より。
- ^ a b 短期大学教育 (24)より。
- ^ 大学資料 (31)より。
- ^ 文部省大学局技術教育課'1971.
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
- ^ 短期大学教育 (41)より。
- ^ 短期大学教育 (42)より。
- ^ 短期大学教育 (51)より。
- ^ 日本の私立短期大学より。
- ^ 短期大学教育 (40)より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
- ^ a b 梧桐書院'1970.8, p. 333.
- ^ 婦人と年少者 (11)(164)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和44年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和45年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和45年版-総目次-より。
- ^ 全国学校総覧 昭和46年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和47年版より。
- ^ 短期大学教育 (30)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和48年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和49年版より。
- ^ 短期大学教育 (31)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和50年版より。
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和51年版より。
- ^ a b 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省'76, p. 51.
- ^ 短期大学教育 (35)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和53年版より。
- ^ 短期大学教育 (36)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
- ^ 短期大学教育 (37)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
- ^ 短期大学教育 (38)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
- ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
- ^ 文部省'85, p. 67.
- ^ 文部省'88, p. 72.
- ^ 文部省'90, p. 75.
- ^ 文部省'91, p. 78.
- ^ 文部省'92, p. 80.
- ^ 文部省'93, p. 81.
- ^ 文部省'94, p. 84.
- ^ 文部省'86.
- ^ 文部省'87.
- ^ 文部省'89.
- ^ CiNii雑誌-島根中央女子短期大学研究紀要-より
- ^ 江津市誌 下巻より。
- ^ 島根県長期総合教育計画 : 第3期実施計画より。
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和61年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和63年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1990年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1991年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1994年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1995年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成7年度』文教協会 。
短期大学案内
[編集]- 梧桐書院編集部『短期大学案内:全国 昭和46年版 1971』梧桐書院 。
関連項目
[編集]関連サイト
[編集]- 学校名コード(校種・五十音順)20頁、学校コード「8234 江の川学園短期大学」