コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

池宮正治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

池宮 正治(いけみや まさはる、1940年8月28日[1] - )は、日本文学者。専門は琉球文学琉球大学名誉教授。

沖縄県出身[1]1964年早稲田大学文学部国文科卒。1967年、同大学院修士課程修了、琉球大学法文学部助教授、のち教授。2006年定年退官。1980年、沖縄文化協会賞。1996年伊波普猷賞受賞。2020年、瑞宝中綬章受章[2][3]

著書

[編集]
  • おもろさうしふし名索引』南西印刷出版部 1979
  • 『おもろさうし諸本校異表』南西印刷出版部 1980
  • 『琉球文学論』沖縄タイムス社 1980 タイムス選書
  • 『沖縄芸能文学論』光文堂企画出版部 1982
  • 『近世沖縄の肖像 文学者・芸能者列伝』ひるぎ社 1982 おきなわ文庫
  • 『琉球文学論の方法』三一書房 1982
  • 『沖縄の遊行芸 チョンダラーとニンブチャー』ひるぎ社 1990
  • 『沖縄ことばの散歩道』ひるぎ社 1993 おきなわ文庫
  • 『続・沖縄ことばの散歩道』ひるぎ社 1995 おきなわ文庫
  • 『琉球古語辞典混効験集の研究』第一書房 1995 南島文化叢書
  • 『琉球文学総論 池宮正治著作選集1』、各・島村幸一編、笠間書院 2015
  • 『琉球芸能総論 池宮正治著作選集2』
  • 『琉球史文化論 池宮正治著作選集3』

単著以外

[編集]
  • 『嘉徳堂規模帳』翻字・解題 法政大学沖縄文化研究所 1986 沖縄研究資料
  • 『宜野座村字松田(古知屋)の組踊集 翻刻集』編著  宜野座村教育委員会 1989
  • 古琉球をめぐる文学言説と資料学 東アジアからのまなざし』小峯和明共編 三弥井書店 2010

脚注

[編集]
  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.297
  2. ^ 『官報』号外第230号、令和2年11月4日
  3. ^ 令和2年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. 2023年1月18日閲覧。

参考

[編集]
  • Researchmap 池宮正治
  • 池宮正治先生略歴・研究業績 (池宮正治先生退官記念号) 日本東洋文化論集 2006-03 NAID 40007258314