池田直樹 (声楽家)
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池田 直樹(いけだ なおき[1]、1950年6月24日[2]-)は、日本の声楽家(バス・バリトン)、オペラ歌手、音楽学者。東京二期会所属。日本大学元教授。
人物・来歴
[編集]鹿児島県姶良郡蒲生町出身で、父は鹿児島県職員から後に第11代蒲生町長となった池田正辰[3]。ラ・サール中学校・高等学校に入った後、父の異動にともない東京都に転居し東京都立目黒高等学校に編入、卒業[4]。1973年東京芸術大学音楽学部声楽科卒業(首席)、1976年同大学院音楽研究科修士課程修了、1980年10月から1年間文化庁芸術家在外研修員としてドイツ留学[1][2]。中山悌一、小島琢磨、ハンス・ホッターに師事[1]。二期会(東京二期会)のオペラ歌手・演者として活動し、1992年より幹事を務める[1][2]。2008年4月、日本大学芸術学部教授に就任[2]。学部音楽学科[1]と大学院芸術研究科音楽芸術専攻[2]で教え、2019年3月に退任[5]。
新国立劇場公演や東京二期会オペラ劇場公演に多数出演[1][2]。また、声楽作品全般を研究し、特にドイツ歌曲、ヨハン・ゼバスティアン・バッハと中心とした受難曲やヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを中心にしたオペラ作品を対象としている[1][2]。