法性寺 (上野原市)
表示
法性寺 | |
---|---|
所在地 | 山梨県上野原市鶴島1351 |
位置 | 北緯35度36分33.0秒 東経139度6分57.9秒 / 北緯35.609167度 東経139.116083度座標: 北緯35度36分33.0秒 東経139度6分57.9秒 / 北緯35.609167度 東経139.116083度 |
山号 | 富士山 |
院号 | 威徳院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 大同年間(806年 - 810年) |
開山 | 弘法大師空海 |
中興年 | 元禄16年(1703年) |
中興 | 真正 |
文化財 | 木造阿弥陀如来坐像(山梨県指定有形文化財) |
法人番号 | 9090005003163 |
法性寺(ほうしょうじ)は、山梨県上野原市にある天台宗の寺院である。
歴史
[編集]大同年間(806年 - 810年)、弘法大師空海によって開山された。空海東国巡錫の際に、薬師如来を安置して寺を創建したのが当寺の起源である[1]。
元々は甲斐国都留郡上吉田村(現・山梨県富士吉田市)に位置し、「白蓮山連乗寺」という真言宗の寺であった。1703年(元禄16年)に真正によって中興され、現在地に移転した。その際に「法性寺」に改称し、天台宗に転宗した[1][2]。
享保年間(1716年 - 1736年)、江戸下谷(現・東京都台東区北上野)の燈明寺より阿弥陀三尊を譲り受け、本尊とした[1]。
歴史ある古刹であるが、無住(住職不在)の期間が多かったため、現在は山梨県南都留郡忍野村の東円寺の住職が兼務している[1][2]。
文化財
[編集]- 木造阿弥陀如来坐像(山梨県指定有形文化財 昭和40年5月13日指定)[3]
交通アクセス
[編集]- 上野原駅より徒歩23分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年