法禅寺 (品川区)
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法禅寺 | |
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所在地 | 東京都品川区北品川2-2-14 |
位置 | 北緯35度37分10.6秒 東経139度44分28.8秒 / 北緯35.619611度 東経139.741333度座標: 北緯35度37分10.6秒 東経139度44分28.8秒 / 北緯35.619611度 東経139.741333度 |
山号 | 臨海山[1] |
院号 | 遍照院[1] |
宗派 | 浄土宗[1] |
本尊 | 阿弥陀如来[1] |
創建年 | 至徳元年(1384年)[注釈 1] |
開山 | 械蓮社言誉定実[1] |
札所等 | 東海三十三観音霊場31番札所 |
法人番号 | 5010705000223 |
概要
[編集]1384年(至徳元年)、械蓮社言誉定実によって開山された。1179年(治承3年)、浄土宗の開祖法然が東北地方で布教活動している金光坊に自分の肖像を送ろうとしたところ、この地で法然像が動かなくなってしまった。そのため草庵に安置したのが当寺の起源である。その後、言誉定実により寺院化して「法禅寺」を称するようになった[2]。
1593年(文禄元年)、長蓮社英誉心阿により、江戸道三河岸(現・東京都千代田区大手町1・2丁目と丸の内1丁目の境界付近)に移転した。なお、元の品川にも寺が残されたので、結果として「法禅寺」を名乗る浄土宗寺院が二つ存在することになった。なお、移転した方の法禅寺は、戦後の1947年(昭和22年)に安民寺と合併し、「神田寺」を称することになった[3][4]。
宝永年間(1704年~1711年)、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の生母桂昌院の帰依を受けていたこともあり、格式ある寺院として整備されることになった[2]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 平野栄次 著『品川区史跡散歩 (東京史跡ガイド9)』学生社、1993年
- 「品川宿 北品川宿 法禅寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ56荏原郡ノ18、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763983/14。
- “法禅寺・安民寺の縁起”. 神田寺. 2020年12月4日閲覧。