神田寺
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神田寺(かんだでら)は、東京都千代田区にある浄土宗の寺院。読みは「しんでんじ」ではなく「かんだでら」である。
歴史
[編集]1947年(昭和22年)、友松円諦によって開山された。1945年(昭和20年)の空襲で焼失した「法禅寺」と「安民寺」を合併したものである[1]。
合併された二寺院は浄土宗の寺であり、友松円諦も浄土宗の僧侶であったが、友松円諦は当時浄土宗の枠を超えた「真理運動」を提唱しており、無宗派仏教の真理運動の拠点とすべく、1948年(昭和23年)に浄土宗から離脱した。本尊も「仏法僧宝の書」であった。1973年(昭和48年)に友松円諦が死去し、1982年(昭和57年)に浄土宗に復帰した。本尊も浄土宗らしく阿弥陀如来となった[1]。
神田寺は浄土宗の寺院に戻ったが、真理運動そのものは引き続き当寺を中心に活動している[2]。
深川にあった旧法禅寺は現在、「神田寺 東墓地」となっている(東京都江東区三好三丁目7)。