波寄町 (名古屋市)
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波寄町 | |
---|---|
北緯35度8分30.68秒 東経136度54分17.48秒 / 北緯35.1418556度 東経136.9048556度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 熱田区 |
人口 | |
• 合計 | 1,099人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
456-0003[WEB 2] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 3] |
ナンバープレート | 名古屋 |
波寄町(なみよせちょう)は、愛知県名古屋市熱田区にある町名。丁目の無い単独町名である。住居表示実施済み[WEB 4]。
地理
[編集]名古屋市熱田区の北部に位置し、南に沢上と沢下町、東に桜田町、西と北に金山(北側は中区内)に接している。
歴史
[編集]町名の由来
[編集]熱田東町の小字名「波寄」による[1]。かつては「浪寄」とも書かれ[WEB 5]、江戸時代の古地図でその名を確認できる[2]。当地は熱田台地・御器所台地・那古野台地に囲まれた扇状の一角で[2]、古くは波が押し寄せていたことからこの名がついたと言われる[WEB 6][WEB 5]。このほか「波」とは名古屋の古称「浪越」を指し、那古野荘に最も近い熱田の土地を意味するとの説もある[2]。
行政区画の沿革
[編集]- 1925年(大正14年)8月5日 - 南区熱田東町の一部により、同区波寄町として成立[3]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 熱田区に編入され、同区波寄町となる[3]。
- 1939年(昭和14年)4月1日 - 熱田東町の一部を編入する[3]。また、一部が金山町に編入される[3]。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 中区に編入され、同区波寄町となる[3]。
- 1946年(昭和21年)4月15日 - 熱田区に編入され、同区波寄町となる[3]。ただし、一部が中区波寄町として残存する[3]。
- 1979年(昭和54年)6月3日 - 熱田区熱田東町・金山町・沢上町の各一部を熱田区波寄町に編入する[3]。同時に住居表示実施[1]。また、中区波寄町は同区金山四丁目に編入され消滅[4]。
世帯数と人口
[編集]2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
波寄町 | 637世帯 | 1,099人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 955人 | [WEB 7] | |
2000年(平成12年) | 945人 | [WEB 8] | |
2005年(平成17年) | 954人 | [WEB 9] | |
2010年(平成22年) | 908人 | [WEB 10] | |
2015年(平成27年) | 1,149人 | [WEB 11] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 12]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 13]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 名古屋市立高蔵小学校 | 名古屋市立沢上中学校 | 尾張学区 |
施設
[編集]- 一条タワー金山
- 波寄神社
- 波寄公園
- 真勝院
-
一条タワー金山
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波寄神社
-
波寄公園
-
真勝院
- 金山橋駅
- 1944年(昭和19年)9月から1989年(平成元年)7月まで、波寄町には名鉄の金山橋駅という駅があった[注釈 1]。開業当時から駅舎はバラックで上下線ホームの間は構内通路で結ばれていた。1970年(昭和45年)6月に堀田駅から跨線橋が移設された後も改築はされずバラック駅舎のままであった[5]。金山橋駅から高座橋の脇までの坂道には小さな商店がならんでいた[6]。
- ローソン熱田波寄店
- 長らく有料駐車場だった場所に2024年(令和6年)11月7日オープンした。
-
名鉄名古屋本線ではなくJR中央本線を跨ぐ金山橋
-
名鉄名古屋本線・JR東海道本線を跨ぐ高座橋
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 開業時は金山駅という名称であったが1945年(昭和20年)7月に金山橋駅に改称した。
出典
[編集]WEB
[編集]- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2018年12月20日). 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ “熱田区の町名”. 名古屋市 (2015年10月21日). 2019年1月12日閲覧。
- ^ a b オオタマサユキ (2019年9月4日). “波寄神社”. 名古屋神社ガイド. 2021年8月7日閲覧。
- ^ 中根洋治 (2013年1月26日). “地名から探る名古屋の災害の歴史” (PDF). 名古屋の旧町名を復活させる有志の会. 2021年8月7日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2019年4月27日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)
書籍
[編集]参考文献
[編集]- 澤田幸雄「名鉄の駅, 構内設備の思い出」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月。
- 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年3月9日。ASIN 4800308003。ISBN 978-4-8003-0800-9。OCLC 947140897。全国書誌番号:22711474。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、名古屋、1992年3月31日。 NCID BN08352481。全国書誌番号:93012879。
- 名古屋市熱田区役所区民室広報広聴係 編『碑・ひと・地名 : 熱田の歴史風土を語る』名古屋市熱田区役所、1990年。
関連項目
[編集]- 波寄町 - 地名の曖昧さ回避のページ。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、波寄町 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。