津曲幸夫
津曲幸夫 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1953年3月1日(71歳) |
騎手情報 | |
所属団体 | 日本中央競馬会(JRA) |
初免許年 | 1976年3月6日 |
免許区分 | 平地(初期には障害の免許も保持) |
騎手引退日 | 1996年12月15日(最終騎乗) |
通算勝利 | 2094戦165勝 |
津曲 幸夫(つまがり さちお、1953年3月1日 - )は、日本の元騎手。
兄・忠美、弟・浩二も元騎手で、柴田政見・政人・利秋に次ぐ中央競馬史上2組目の三兄弟ジョッキーであった[1]。
経歴
[編集]1970年代
[編集]1976年3月6日の中山第9競走5歳以上600万下・イーデンアロー[2]で初騎乗初勝利を挙げ[3]、1974年3月4日の河内洋以来2年ぶりの達成となった[4]。翌7日には弟・浩二もデビューし[5]、史上2組目の3兄弟ジョッキーとなった[1]。
7月の中山開催では4日に初の特別勝ちと1日2勝、10日・翌11日には初の2日連続勝利を記録[6]。その後も中山開催では10月23日の第11競走短距離特別を平尾昌晃の所有馬リョシュウハヤテで勝利し[7]、有馬記念が行われた12月19日の最終第10競走4歳以上600万下をケイシュウウインで勝利[8]するなど、1年目の同年から初の2桁となる12勝をマーク[9]。
3年目の1978年には新潟で春2勝・夏3勝の計5勝を含む14勝[10]、1979年には14勝中8勝を新潟、4勝を福島で挙げる[11]などローカル開催で活躍。
1980年代
[編集]1981年まで6年連続2桁勝利を記録し、1983年には自己最多の15勝を挙げたが、1984年からは1桁台に落ち着く[9]。
1983年にはレインボーピットで4歳牝馬特別(東)を10番人気ながらダスゲニーの4着とし[12]、優駿牝馬では5頭横一線でタイム差無しの史上稀に見る激戦[13]で、長い写真判定を経て、着差は4着馬ジョーキジルクム[13]とアタマ差[14]でダイナカールの5着[15]と健闘。
1986年のクイーンカップでは9頭中7番人気のキャニオンシローで断然人気のメジロラモーヌを抑えて2着[16]、京成杯3歳ステークスでは7頭中5番人気のキョウエイシラフジでホクトヘリオスの4着[17]に入った。
1987年のセントライト記念では9番人気のセントナダラでマティリアルを抑えてダービー馬メリーナイスの2着[18]に入り、1989年には6年ぶりで自身最後の2桁となる10勝をマーク[9]。
1990年代
[編集]1993年には福島戦4勝を含む5勝[19]、1994年には前年に引き続き福島戦4勝に小倉戦3勝を加えた7勝[20]をマーク。
1996年9月8日の中山第4競走4歳未勝利をニシノマヤで逃げ切ったのが最後の勝利[21]となり、12月15日の中山第12競走4歳以上500万下・グレイテストヒッツ(16頭中12着)[22]を最後に現役を引退。
騎手成績
[編集]通算成績 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 出走回数 | 勝率 | 連対率 |
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計 | 165 | 184 | 165 | 1580 | 2094 | .078 | .180 |
- 主な騎乗馬
脚注
[編集]- ^ a b “平成初、3兄弟ジョッキー誕生へ 木幡と父子4人対決も”. sponichi.co.jp. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “5歳以上600万下 レース結果”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “津曲幸夫のプロフィール”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “5競馬学校ブログ : 【競馬学校】教官のひとりごと~初騎乗フォト満載で!”. blog.jra.jp. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[]|津曲浩二の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[1976年度 1着レース]|津曲幸夫の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “短距離特別|1976年10月23日”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “1976年12月19日のレース情報”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ a b c “津曲幸夫の年度別成績”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[1978年度 1着レース]|津曲幸夫の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[1979年度 1着レース]|津曲幸夫の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “サンケイスポーツ賞4|1983年5月1日”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ a b 東京スポーツ2022年5月22日27面「智将 中村均元調教師 競馬戦国絵巻」
- ^ 『優駿』1997年9月号 74頁
- ^ “優駿牝馬|1983年5月22日”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “デイリー杯クイーンC|1986年1月26日”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “京成杯3歳ステークス|1986年11月2日”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “セントライト記念|1987年9月27日”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[1993年度 1着レース]|津曲幸夫の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[1994年度 1着レース]|津曲幸夫の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “抽出[通算 1着レース]|津曲幸夫の騎手成績|競馬データベース - netkeiba.com”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。
- ^ “津曲幸夫の近走成績”. netkeiba.com. 2024年9月12日閲覧。