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浅見真紀

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

浅見 真紀
2018年撮影
基本情報
出身地 埼玉県所沢市[1]
生年月日 (1985-08-30) 1985年8月30日(39歳)[1]
プロ入会 2010年[1]
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会[1]
Mリーグ
ドラフト 2023年/1巡目全体6番目
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浅見 真紀(あさみ まき、1985年8月30日 - )は、最高位戦日本プロ麻雀協会に所属する競技麻雀プロ雀士[1]埼玉県所沢市出身[1]

経歴

母が看護師だったこともあって医師を目指して豊島岡女子学園中学校・高等学校に進学する[2]も、高校時に進路で迷った挙げ句、空間デザインを学ぶべく千葉大学工学部デザイン工学科に進む[2][3]。大学時代に友人から麻雀を教わり、友人が麻雀プロや就職の道に進む中、進路に悩んだ結果大学院への進学を決め、千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻に進んで修士課程を修了[4]。大学院修了後、CMプランナーを目指して就職活動を行うも上手くいかなかった[2]ことをきっかけに、アルバイト先に麻雀プロ試験受験を勧められ[2][5]、2010年2月に第35期生として女流プロ雀士のキャリアをスタートさせた。

プロ入り後すぐに第9回野口恭一郎賞(女性棋士部門)を獲得するなど頭角を表し、TV対局に出場したり「ミータンマーボ!」というUstream配信での冠番組を持つに至った[6]。最高位戦のリーグ配信対局では実況を担当する機会も多い[2]

2023年、Mリーグ赤坂ドリブンズが女流雀士を対象に非公開で実施したトライアウト[7]に合格し、同年6月30日開催のMリーグドラフト会議にて赤坂ドリブンズから指名された[8]

人物

  • プロ入り直後のキャッチフレーズは『守備を忘れた特攻シンデレラ』だった[2]が、Mリーグ入り後はドリブンズ監督の越山剛が浅見を(匿名で)「非常に論理的思考力が高い、聡明な女性」と評した[7]ことに由来する『聡明なるバイプレイヤー』をキャッチフレーズとしている[9]
  • 2017年に日本プロ麻雀協会所属の橘哲也と結婚、2019年に子供が誕生した[2]
  • 大学時代に学んだデザインの知識は、最高位戦実況配信の選手紹介スライドなどの作成で生かされているという[2]

Mリーグ成績

レギュラーシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平均
着順
1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着 参照
Pt 順位 平均 順位 順位
2023-24 赤坂ドリブンズ 20 ▲107.2 25/36 ▲5.4 55,200 25/36 0.6500 33/36 40.0% 25.0% 2.70 5 0 3 0 5 0 7 [10]
通算 20 ▲107.2 ▲5.4 55,200 65.0% 40.0% 25.0% 2.70 5 0 3 0 5 0 7
  • 個人賞は規定打荘数(20半荘)以上の選手が対象
  • 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
ポストシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着
Pt 平均
セミファイナルシリーズ
2023-24 赤坂ドリブンズ 2 ▲68.3 ▲34.2 21,100 50.0% 0% 0% 3.50 0 0 0 0 1 0 1
セミファイナル通算 2 ▲68.3 ▲34.2 21,100 50.0% 0% 0% 3.50 0 0 0 0 1 0 1
ファイナルシリーズ
2023-24 赤坂ドリブンズ 1 ▲25.0 ▲25.0 15,000 100% 0% 0% 3.00 0 0 0 0 1 0 0
ファイナル通算 1 ▲25.0 ▲25.0 15,000 100% 0% 0% 3.00 0 0 0 0 1 0 0
ポストシーズン通算 3 ▲93.3 ▲31.1 21,100 66.7% 0.0% 0.0% 3.33 0 0 0 0 2 0 1

獲得タイトル

  • 野口恭一郎賞(女性棋士部門)(第9回)[1]
  • 第13回日本オープン 準優勝

出演

脚注

  1. ^ a b c d e f g 麻雀ウォッチ編集部 (2015年10月6日). “浅見 真紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)”. 麻雀ウォッチ (ムー). オリジナルの2020年9月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200922201849/https://mj-news.net/mjpro/pd/2015100623202 2020年12月7日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h 【FACES / Vol.13】浅見真紀 ~「産休中は居場所がなくなるのが不安だった」マルチに活躍する女流プロのリアル~”. 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2021年4月1日). 2022年10月25日閲覧。
  3. ^ 千葉大学在籍中のおはなし|浅見真紀|note”. note(ノート). 2022年10月25日閲覧。
  4. ^ 『千葉大学大学院工学研究科デザイン科学専攻』”. 浅見真紀のタイトルは考え中!. 2022年10月25日閲覧。
  5. ^ 浅見真紀ブログ「プロフィール」
  6. ^ 【麻雀】プロ雀士DB.com「浅見真紀」[信頼性要検証]
  7. ^ a b 【赤坂ドリブンズ・越山剛監督ロングインタビュー】「ドラフトを経て向かう、新しい赤坂ドリブンズが目指す姿とは」”. キンマWeb (2023年6月27日). 2024年3月21日閲覧。
  8. ^ 元乃木坂・中田花奈、将棋の鈴木大介九段がMリーガーに! 新チーム「BEAST Japanext」がドラフト会議で指名”. サンスポ (2023年6月30日). 2023年6月30日閲覧。
  9. ^ 浅見真紀、バイプレイヤーは主役の一角となるか【Mリーグ2023-24観戦記 2/23】”. キンマWeb (2024年2月24日). 2024年3月21日閲覧。
  10. ^ チーム成績表”. M.LEAGUE(Mリーグ). 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月5日閲覧。※着順について同着時に誤差あり

外部リンク