浦塩派遣軍
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浦塩派遣軍 | |
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創設 | 1918年(大正7年)8月1日 |
廃止 | 1922年(大正11年)11月6日 |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 軍 |
所在地 | ウラジオストク |
最終位置 | ウラジオストク |
戦歴 |
シベリア出兵 (尼港事件) |
浦塩派遣軍(うらじおはけんぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。
沿革
[編集]シベリア出兵実施のため1918年(大正7年)8月に編成された。1920年(大正9年)の尼港事件では、第14師団歩兵第2連隊第3大隊が全滅し、その救援のため北部沿海州派遣隊を出動させた。1922年(大正11年)11月に復員。
軍概要
[編集]司令部構成
[編集]- 司令官
- 参謀長
- 参謀
- 高級副官
- 経理部長
- 河内暁 主計監:1919年4月1日 -
- 道家次郎 主計監:1920年8月10日 -
- 軍医部長
- 牧田太 軍医監:1920年10月26日 -
- 秋山錬造 軍医監:1921年7月20日 -
- 獣医部長
- 内村兵蔵 獣医監:1919年4月1日 -
隷下部隊
[編集]- 浦塩派遣軍野戦交通部
- 浦塩派遣軍兵站部
- 第1兵站司令官
- 天野邦太郎大佐:1919年4月1日 -
- 第1兵站司令官
- 陸軍運輸部浦塩派出所
- 浦塩派遣臨時鉄道連隊
- 浦塩派遣軍憲兵隊司令部
- 浦塩派遣軍臨時野戦防疫部
- 浦塩派遣軍兵站馬廠
- 連合軍高等鉄道委員会
- 鳥蘇里鉄道線区司令部
- 中島正武 少将(委員長兼任)
- 黒龍鉄道線区司令部
- 佐藤小次郎 砲兵大佐
- 鳥蘇里鉄道線区司令部
- 第3師団(1918年8月 - 1919年9月)
- 第5師団(1919年7月 - 1920年8月、第3師団と交代)
- 第7師団(1918年8月 - 1919年5月)
- 第8師団(1922年4月 - 1922年10月)
- 第9師団(1921年4月 - 1922年9月)
- 第11師団(1920年8月 - 1921年6月、第14師団と交代)
- 第12師団(1918年7月 - 1919年6月)
- 第13師団(1920年8月 - 1921年5月、第5師団と交代)
- 第14師団(1919年4月 - 1920年10月、第12師団と交代)
- 北部沿海州派遣隊
- 関東軍兵站部
- 関東軍兵站交通部
- オムスク特務機関
- 福田彦助大佐:1918年11月20日 - 1919年2月20日
- イルクーツク特務機関
- チタ特務機関
- ウラジオ特務機関
- ニコリスク特務機関
- ハルピン特務機関
- 奉天特務機関
- 吉林特務機関
脚注
[編集]- ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』151頁。
参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。