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歩兵第2連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歩兵第2連隊
歩兵第2連隊の練兵場跡に建立された「水戸歩兵部隊の跡」の碑(茨城県水戸市堀原)
創設 1871年
廃止 1944年11月24日玉砕
所属政体 大日本帝国の旗 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 佐倉・宇都宮 - 水戸
編成地 水戸
通称号/略称 照7746
補充担任 水戸連隊区
上級単位 東京鎮台 - 第1師団 - 第14師団
最終位置 パラオ諸島 ペリリュー島
戦歴 西南 - 日清 - 日露 - シベリア - 第一次上海事変 - 日中 - 第二次世界大戦
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尼港事件で歩兵第2連隊第3大隊は日本軍兵営(写真左上)と島田商会(写真右手)などに在留邦人と立て籠もり赤軍と戦い玉砕した

歩兵第2連隊(ほへいだい2れんたい、歩兵第二聯隊旧字体步兵第二聯隊󠄁))は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。

沿革

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その後満州駐留、熱河作戦などに従軍
11月24日 - 決別電報を発信し玉砕

歴代連隊長

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歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 阿武素行 1874.3.24 - 1880.4.30 心得(少佐)、1878.11.大佐
2 児玉源太郎 1880.5.7 - 中佐、1883.2.大佐
3 内藤之厚 1885.5.26 - 中佐、1889.11.大佐
4 浅田信興 1892.9.21 - 中佐
5 山田保永 1893.9.14 - 中佐
6 伊瀬知好成 1894.9.12 -
7 松永正敏 1895.1.14 - 1896.9.25 中佐、1895.1.18大佐
8 田部正壮 1896.9.25 - 1903.7.2 中佐、1897.10.大佐
9 渡辺騏十郎 1903.7.2 - 1905.5.4[3]
10 恒吉忠道 1905.5.14 - 1907.11.13[4]
11 永田克之 1907.11.13 - 1912.9.28
12 高山公通 1912.9.28 - 1914.8.8
13 黒田善治 1914.8.10 - 1916.8.18
14 山下五三郎 1916.8.18 -
15 深水武平次 1919.7.25 -
16 多門二郎 1921.6.3 - 1922.8.15[5]
17 安藤紀三郎 1922.8.15 - 1923.8.6[6]
18 中村浜作 1923.8.6 -
19 鈴木美通 1925.5.1 -
20 長岡正雄 1926.3.2 -
21 田中静壱 1930.8.1 -
22 中山健 1932.5.28 -
23 横山勇 1934.8.1 - 1936.3.28[7]
24 石黒貞蔵 1936.3.28 -
25 横山静雄 1938.3.1 -
26 鬼武五一 1939.3.9 -
27 西本英夫 1942.4.1 -
中川州男 1943.6.10 - 1944.11.24 自決

脚注

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  1. ^ 『官報』第4717号、明治32年3月27日。
  2. ^ 『官報』第7730号、明治42年4月6日。
  3. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』42頁。
  4. ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』66頁。
  5. ^ 『官報』第3013号、大正11年8月16日。
  6. ^ 『官報』第3306号、大正12年8月7日。
  7. ^ 『官報』第2770号、昭和11年3月30日。

参考文献

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  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 官報
  • 茨城郷土部隊史料保存会・水戸歩兵第二聯隊会・水戸工兵第十四聯隊会編『栄光の軍旗 : あ丶、我が水戸の二聯隊』大盛堂書店出版部、1972年。

関連項目

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外部リンク

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