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玉砕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

玉砕（ぎょくさい、旧字体：玉碎）は[1]、大敗北を喫すること[2][3]、指導層が提唱する大義[4]、名誉などに殉じて[5]、潔く散ること[6][7]、あるいは潔く死ぬこと、玉のように美しく砕け散ること[8]。

大正時代や昭和前期には、政争のニュース[9][10]、スポーツの勝負や[11][12]、試合の結果[13][14][15]に対して使用される事例が多かった。 太平洋戦争（大東亜戦争）では、前線で日本軍部隊が殲滅[注釈 1]されたことを表現する言葉として大本営発表で用いられた。対義語は、瓦全[16]（がぜん）[17]、甎全（せんぜん）で、無為に生き永らえること[18]。中国の古書『北斉書』の「元景安伝」中の記述「大丈夫寧可玉砕何能瓦全（勇士は瓦として無事に生き延びるより、むしろ玉となって砕けた方が良い）」を語源とする。

由来

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「玉砕」、「瓦全」という言葉は、唐代に編纂された東魏（534～550年）から北斉（550～577年）にかけての歴史を記した正史『北斉書』の列伝第三十三（元景安）に見える[19][20]。同書によれば、故事は以下のとおりである。

元景皓と元景安は、北魏の帝室「元」氏の血を引くいとこ同士であった（「景」が輩行字）。北魏が滅び、高洋が即位して北斉を建てると、「元」氏一族の多くは虐殺された。しかし、いち早く帰順し、武功を立てた景安は、北斉の帝室と同じ「高」姓を賜って北斉に仕えることを許された。「元」氏一族は、景安のように「高」姓を賜って生き永らえたいものだと話し合った。景皓は言った。「豈得棄本宗、逐他姓。大丈夫寧可玉砕、不能瓦全。」（どうして本来の宗族を捨て、別の姓を追い求めることができようか。立派な男子は、玉が砕けるように名誉・尊厳を保持したまま死ぬべきであり、名誉・尊厳を失って瓦のようなつまらないものとして一生を全うすることはできない。）と。景安がこの言葉を顕祖（高洋）に報告したところ、景皓はたちまち捕らえられて殺され、家族は彭城に移住させられた。景安だけが「高」姓を賜ったのはこのためである。

「大丈夫寧可玉砕、不能瓦全。」は、「大丈夫はむしろ玉砕すべきも、瓦全するあたはず。」と書き下す。「大丈夫」は「立派な男子」という意味であり[21]、「寧」は比較・選択の意味の助字である[22]。立派な男子は「瓦全」するわけにはいかず、むしろ「玉砕」すべきであるという意味になる。

西郷隆盛はこの故事を踏まえて次の詩を書いた。

幾歴辛酸志始堅（幾たびか辛酸を歴て志始めて堅し）
丈夫玉砕恥甎全（丈夫は玉砕すとも甎全を恥ず）

1886年（明治19年）発表の軍歌「敵は幾万」（山田美妙斎作詞・小山作之助作曲）には以下の歌詞がある。

敗れて逃ぐるは国の恥 進みて死ぬるは身のほまれ
瓦となりて残るより 玉となりつつ砕けよや
畳の上にて死ぬ事は 武士のなすべき道ならず

満州事変の最中、1932年（昭和7年）古賀伝太郎大佐（騎兵第27連隊、連隊長）が匪賊から軍旗を守って戦死した際、マスメディアで「古賀連隊一人も残らず玉砕す」の表現が用いられた[23]。

ただし「玉砕」という単語は、当時の日本人が決意を表面する場面や[24]、政争[注釈 2]、スポーツ関連の報道などで[27][28]、一般的に使用されていた。

大東亜戦争

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背景

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玉砕の発生について、しばしば「戦陣訓」と呼ばれる1941年1月8日陸軍大臣東條英機の示達による訓令（陸訓一号）の中にある一節「生きて虜囚の辱を受けず」という言葉との関係がよく指摘されるが、本来この「戦陣訓」は精神訓話であった。

ところが実際には、昭和に入った頃から、捕虜となるくらいであれば戦死ないし自決せねばならないような感覚が強まっていたともいわれる[29]。本来、将兵は上官の命に背いて勝手に自身の判断で降伏や撤退をすることは出来ず、やむをえない場合であっても権限や上官の許可なくこれらを行うときは自己の責任で行う外ない。敵前で勝手にこれらを行えば最高刑は死刑となる抗命罪に問われる可能性があった[30]。日本軍ではそれまで敗戦の経験があまりないため、いったん負け戦となると、上官らの面子や国民への敗戦隠蔽のために自決・玉砕が強いられた面も否めない[31]。既に1939年のノモンハン事件では、前線で撤退した部隊の将校の多くが、その後自決を強要されたとされている[32][31]。また、ソ連軍に捕らえられ後に日本側に返還された捕虜も、負け戦の隠蔽のために、将校らは自決を強いられ、下士官・兵卒らは何らかの処分を受けて中には日本に戻されず、以降の消息が聞かれなくなった者も多かったとされる[29][33]。この頃は、まだ「戦陣訓」は出されていない。

しかし、むしろこのような雰囲気であったからこそ、後に出された「戦陣訓」の一節が、将兵が投降せずに玉砕や自決を強いられることや、動けない傷病兵を殺害し始末することの正当化に使われ、これらを一般化させることにつながったとも言われる[34]。サイパンや沖縄戦における民間人住民の集団自決の発生もこの戦陣訓が背景になったとも言われている[34]。

大本営発表における「玉砕」の始まり

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大東亜戦争当時の日本で「玉砕」の表現が初めて公式発表で使われたのは1943年のアッツ島玉砕である。

しかし、軍隊内での文章などではアッツ島玉砕以前より「玉砕」の使用例が見られる。例えば、1942年（昭和17年）2月のフィリピン攻防戦における第一次バターン半島の戦い（英語版）では、第16師団の木村部隊から師団司令部へ「第一大隊ハ玉砕セントス」との電文が送られている[35][注釈 3]。また、公刊戦史上は、1942年（昭和17年）12月8日にニューギニア戦線のゴナにおけるバサブア守備隊の玉砕を記録、続く連合軍の攻勢により、1943年（昭和18年）1月2日には同じニューギニア戦線でブナの陸海軍守備隊が玉砕したが、これらが国民に知らされたのは1944年（昭和19年）2月以降であった。

1943年（昭和18年）5月29日、アッツ島の日本軍守備隊が全滅した。このとき、その約1週間前の5月23日に上級の北方軍司令官樋口中将は、アッツ島守備隊に「最後に至らは潔く玉砕し皇国軍人精神の精華を発揮するの覚悟あらんことを望む」との電文を送って「玉砕」を要請、その結果、守備隊は負傷兵らを始末した上で敵に突撃、そのほとんどが戦死ないし自決した[37]。「アッツ島玉砕」では守備隊2,650名のうち、わずか29名が捕虜になっただけである。そのときの大本営発表は以下の通り：

大本営発表。アッツ島守備部隊は5月12日以来極めて困難なる状況下に寡兵よく優勢なる敵兵に対し血戦継続中のところ、5月29日夜、敵主力部隊に対し最後の鉄槌を下し皇軍の神髄を発揮せんと決し、全力を挙げて壮烈なる攻撃を敢行せり。爾後通信は全く途絶、全員玉砕せるものと認む。傷病者にして攻撃に参加し得ざる者は、之に先立ち悉く自決せり。

大本営発表として初めて「玉砕」の表現が使用された[38]。これは「全滅」という言葉が国民に与える動揺を少しでも軽くして「玉の如くに清く砕け散った」と印象付けようと意図したものであった。また補給路を絶たれて守備隊への効果的な援軍や補給ができないまま、結果的に「見殺し」にしてしまった軍上層部への責任論を回避させるものであった（防衛省に残る「北海守備隊作戦経過報告書」には、守備隊が歩兵1500人の増援と武器・弾薬・食糧等の補給を要請していたことが記録されているが、大本営は、守備隊長は「一兵の増援も要求せず、一発の弾薬の補給をも願わなかった」と発表している[38]。）。このとき美化して大々的に国民に発表されたことが、その後の南方戦線で戦いに成算がなくなれば、最後は部隊は「玉砕」することが強いられる流れを決定づけたともされる[39]。

玉砕と発表された戦い

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総員壮烈なる戦死と発表された戦い

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本土決戦と一億玉砕

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戦局が絶望的となると、軍部は「本土決戦」を主張し、「一億玉砕」や「一億（総）特攻」、「神州不滅」などをスローガンとした[40]。なお既に1941年（昭和16年）から「進め一億火の玉だ」とのスローガンが使用されていた[41]が、これらの「一億」とは、当時日本の植民地であった満洲・朝鮮半島・台湾・内南洋などの日本本土以外の地域居住者（その大半が朝鮮人や台湾人）を含む数字であり、日本本土の人口は7000万人程であった。

1944年（昭和19年）6月24日、大本営陸軍部戦争指導班は機密戦争日誌に以下の記載をした。

もはや希望ある戦争政策は遂行し得ない。残るは一億玉砕による敵の戦意放棄を待つのみ — 半藤一利「聖断　―昭和天皇と鈴木貫太郎―」PHP研究所　p269

1944年（昭和19年）9月、岡田啓介は「一億玉砕して国体を護る決心と覚悟で国民の士気を高揚し、其の結束を固くする以外方法がない」と主張した[42]。1945年（昭和20年）1月24日、近衛文麿は「昨今戦局の危急を告ぐると共に一億玉砕を叫ぶ声次第に勢を加えつつありと存候。かかる主張をなす者は所謂右翼者流なるも背後より之を煽動しつつあるは、之によりて国内を混乱に陥れ遂に革命の目的を達せんとする共産分子なりと睨み居り候」と昭和天皇に警告した（近衛上奏文参照）。同年4月、戦艦「大和」の沖縄方面出撃は、軍内の最後通告に「一億玉砕ニサキガケテ立派ニ死ンデモライタシ」（一億玉砕に先駆けて立派に死んでもらいたい）との表現が使用され[43][注釈 4]、「海上特攻」または「水上特攻」とも呼ばれた。

玉砕をテーマにした作品

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脚注

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注釈

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  1. ^ 軍事用語において、全滅とは、部隊の約3割（戦闘兵の約6割）を喪失したことを、壊滅とは、部隊の約5割（戦闘兵のほぼ全て）を喪失したことを、殲滅とは、部隊の10割（全部隊消滅）を喪失したことを意味する。
  2. ^ 玉砕主義[25][26]という表現もあった。
  3. ^ 報告書では「二、大隊ハ兵力損耗甚シク攻撃頓坐シIIトノ連絡ナラズ　血涙ヲ呑ンデ現在地ニ於テ玉碎セントス」となっている[36]。
  4. ^ ただし草鹿龍之介連合艦隊参謀長が伊藤整一第二艦隊司令長官（旗艦「大和」）に伝達した言葉は「一億総特攻の魁となって頂きたい」である。

出典

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  1. ^ “●政友會玉碎報告”. Nichibei Shinbun, 1912.12.26. pp. 04. 2024年12月27日閲覧。
  2. ^ “本社特信　東京だより（二）七月十二日夜稿　寺田生”. Nippu Jiji, 1912.07.24. pp. 05. 2024年12月27日閲覧。〔 …昨年の總選擧に於て玉碎し遂に解散の已むなきに至りたるは… 〕
  3. ^ “伊軍の左翼戰線を目がけて二万のエ軍強襲を敢行し　アスシアンギ湖畔に玉碎　兩軍の死傷千餘を算す”. Burajiru Jihō, 1936.04.03. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。（エ軍とはエチオピア国防軍のこと）
  4. ^ “玉碎　悠久の大義に　噫・山崎部隊の英魂”. Manshū Nichinichi Shinbun, 1943.08.29. pp. 02. 2024年12月27日閲覧。
  5. ^ “玉碎せし民黨”. Nichibei Hyōron, 1915.06.06. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  6. ^ “●理想的の總辭職　官僚打破と政友會民黨”. Nichibei Shinbun, 1912.12.25. pp. 07. 2024年12月27日閲覧。（西園寺内閣が増師問題のため黨つて碎けたるは所謂玉碎主義の實行として誠に潔き最期なるが…）
  7. ^ “●高橋内閣改造困難　▽辭職の外に方法無し”. Nichibei Shinbun, 1922.04.26. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。（…政友會は面目を維持するに潔く玉碎して内閣を明渡す外に…）
  8. ^ “玉砕・玉摧”. コトバンク. 朝日新聞社. 2019年5月25日閲覧。
  9. ^ “▲大隈内閣玉碎の覺悟を定む”. Nichibei Shinbun, 1916.01.27. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  10. ^ “議會再開前に　内閣の玉碎を勸告”. Nichibei Shinbun, 1928.01.12. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  11. ^ “スケッチ”. Nippu Jiji, 1924.05.02. pp. 05. 2024年12月27日閲覧。（…パートナーたるべき選手の資格を問はざるも玉碎主義を以て勝敗を眼中に置かぬ選手たるを要す、希望者は至急申し込みを乞ふ…）
  12. ^ “撞球を語る 山田浩二談”. Singapōru Nippō, 1935.01.10. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。（撞球とはビリヤードのこと）〔 …幸い翌日は世界一のホッペに向つて玉碎的に戰つて五百對四百九十七で勝った… 〕
  13. ^ “京津野球戰感想 美事な玉碎　如是坊”. Shin Shina, 1922.06.06. pp. 05. 2024年12月27日閲覧。
  14. ^ “スポーツ道の辞　ペンナポリス　中川孤帆”. Seishū Shinpō, 1928.08.17. pp. 05. 2024年12月27日閲覧。
  15. ^ “「陸上日本」の大躍進　世界記録二、七種目目十二個の日本新記録實力を叩きつけた日本”. Nippaku Shinbun, 1934.11.07. pp. 07. 2024年12月27日閲覧。
  16. ^ ““瓦全より玉碎” ハムブルクに叫ぶヒトラー總統　四國案の側面攻撃”. Shin Sekai Asahi Shinbun, 1936.03.22. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  17. ^ “ペリスコープ”. Taihoku Nippō, 1935.07.26. pp. 05. 2024年12月27日閲覧。〔 瓦全よりも玉碎！寧ろ正しく敗る精神の發露こそスポートの武士道化だ。〕
  18. ^ “瓦全”. コトバンク. 朝日新聞社. 2019年5月25日閲覧。
  19. ^ “北齊書/卷41”. 维基文库. 2020年7月4日閲覧。
  20. ^ “蘭陵王が登場する中国の歴史書「北斉書」、初の日本語訳 - 日本経済新聞”. 日本経済新聞社. 2023年11月10日閲覧。
  21. ^ “大丈夫”. コトバンク. 2020年7月4日閲覧。
  22. ^ “寧”. 漢字ペディア. 公益財団法人日本漢字能力検定協会. 2020年7月4日閲覧。
  23. ^ “血染の聯隊旗を殘し勇奮義烈　古賀聯隊一人も殘らず玉碎す　錦西に於ける二千の兵匪の猛襲を受け寡兵を以て二十倍の敵を切りまくる”. Nichibei Jihō, 1932.01.13. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  24. ^ “入社之辭　自他の開放を主張し　敢て玉碎を回避せず　抱洋 栗山長次郎”. Yuta Nippō, 1922.03.20. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  25. ^ “玉碎主義を發動せよ”. Chōsen Shinbun, 1914.05.05. pp. 01. 2024年12月27日閲覧。
  26. ^ “ペンの雫”. Singapōru Nippō, 1934.07.09. pp. 02. 2024年12月27日閲覧。〔 △何事も玉碎主義が大切だ私利に捉はれ黨福のみに繋がれて居る限り玉碎主義とは縁切れだ 〕
  27. ^ “東軍惜敗　爭奪戰終る 銀杯は渡辺氏に”. Maui Shinbun, 1926.05.31. pp. 03. 2024年12月27日閲覧。〔 …今回行はれた銀杯爭奪戰は兩軍とも玉碎的であつたゞけ無邪氣で面白味があつた… 〕
  28. ^ “三役相撲短評”. Nippu Jiji, 1938.11.14. pp. 07. 2024年12月27日閲覧。
  29. ^ a b “現場指揮官に自決を強要！　初めての「敗北」で露呈した軍幹部の「将器」と無責任。（学術文庫＆選書メチエ編集部）”. 講談社. 2023年11月11日閲覧。
  30. ^ “大東亜戦争期の日本陸軍における犯罪及び非行に関する一考察”. 防衛研究所. 2023年11月11日閲覧。
  31. ^ a b “現場指揮官に自決を強要！　初めての「敗北」で露呈した軍幹部の「将器」と無責任。（学術文庫＆選書メチエ編集部）”. 講談社. 2023年11月11日閲覧。
  32. ^ “隠された中佐の自決　ノモンハン事件「精神主義」の象徴”. 朝日新聞社. 2023年11月11日閲覧。
  33. ^ 『聞き書き　ある憲兵の記録』朝日新聞社、1991年2月20日、149-150頁。 
  34. ^ a b “戰陣訓（四）｜戦争｜NHKアーカイブス”. NHK. 2023年11月11日閲覧。
  35. ^ 陸戦史研究普及会（編） 『ルソン島進攻作戦―第二次世界大戦史』 原書房〈陸戦史集〉、1969年（昭和44年）、101頁
  36. ^ 「「報告　昭和17年2月7日」、16Ｄ木村大隊(玉砕) 公手中尉最後の報告書　昭17.2.7(防衛省防衛研究所)」 アジア歴史資料センター Ref.C14020750800 
  37. ^ “検証・戦争責任”. 読売新聞. 2023年11月11日閲覧。
  38. ^ a b “「美化された玉砕と軍神」｜戦争｜NHKアーカイブス”. NHK. 2023年11月11日閲覧。
  39. ^ “日本中に衝撃　山本五十六長官の死とアッツ島“玉砕”｜NHK戦争を伝えるミュージアム 太平洋戦争をわかりやすく｜NHK戦争証言アーカイブス”. NHK. 2023年11月11日閲覧。
  40. ^ 「47都道府県「日本陸海軍」人物ファイル」（大東亜戦争研究会、2009年、PHP研究所）p290
  41. ^ 「図解日本史」（西東社編集部、2009年）p267
  42. ^ 「「聖断」虚構と昭和天皇」（纐纈厚、2006年、新日本出版社）p82
  43. ^ 「一冊の本」（扇谷正造、1976年、PHP出版）「戦艦大和の最後」の章

関連項目

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外部リンク

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