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海南発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
海南発電所
種類 火力発電所
電気事業者 関西電力
所在地 日本の旗 日本
和歌山県海南市船尾字中浜260-96
北緯34度9分6.1秒 東経135度11分17.3秒 / 北緯34.151694度 東経135.188139度 / 34.151694; 135.188139座標: 北緯34度9分6.1秒 東経135度11分17.3秒 / 北緯34.151694度 東経135.188139度 / 34.151694; 135.188139
1号機
発電方式 汽力発電
出力 45万 kW
燃料 重油原油
営業運転開始日 1970年5月
2号機
発電方式 汽力発電
出力 45万 kW
燃料 重油、原油
営業運転開始日 1970年9月
3号機
発電方式 汽力発電
出力 60万 kW
燃料 重油、原油
営業運転開始日 1974年4月
4号機
発電方式 汽力発電
出力 60万 kW
燃料 重油、原油
営業運転開始日 1973年6月
公式サイト:海南発電所
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海南発電所(かいなんはつでんしょ)は、和歌山県海南市船尾字中浜260-96にあった関西電力石油火力発電所

概要

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1970年5月に1号機が運転を開始、4号機までが建設された。石油火力発電所であるため原油高の影響を受けやすいほか、不況による電力需要の伸び悩みなどにより1996年頃を最後にフル稼働していない。

2001年には1・2・4号機が長期計画停止となった[1](その後、1・4号機については運転を再開)。2011年には福島第一原子力発電所の事故の影響等により、所有する複数の原子力発電所が運転停止となったため、供給力確保の一環として2号機の運転再開を発表し、2012年7月16日に運転を再開した[2]。設備の老朽化もあってトラブルも発生している[3][4][5]

節電の定着や省エネの進展など、関西の電力需要が減少している至近の状況を踏まえ、効率化の一環として、既に定期検査に着手している海南発電所1、2号機は2017年4月1日から、同年6月に定期検査期限を迎える海南発電所3号機は6月9日から休止することとした。[6]

関西の電力需要が減少傾向にある中、燃料費などがかさみ高コストのため維持が難しいと判断したため、2019年4月1日に4号機を休止、発電所自体が廃止された。[7][8]

発電設備

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  • 総出力:210万kW[9]
  • 敷地面積:約31万m2
1号機(廃止)
定格出力:45万kW
使用燃料:重油原油
営業運転開始:1970年(昭和45年)5月
2号機(廃止)
定格出力:45万kW
使用燃料:重油、原油
営業運転開始:1970年(昭和45年)9月
3号機(廃止)
定格出力:60万kW
使用燃料:重油、原油
営業運転開始:1974年(昭和49年)4月
4号機(廃止)
定格出力:60万kW
使用燃料:重油、原油
営業運転開始:1973年(昭和48年)6月

タービン軸飛散事故

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1972年(昭和47年)6月、3号機の試運転中にタービンや発電機が損壊する事故が発生。損壊した部品が飛び散り、一部は建屋壁や天井を貫通して現場から最長380メートルの距離にまで達している[10]

アクセス

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近隣の施設

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出典

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関連項目

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外部リンク

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