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清水房雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清水 房雄
誕生 千葉県
(1915-08-07) 1915年8月7日
死没 (2017-03-03) 2017年3月3日(101歳没)
職業 歌人
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京文理科大学卒業
ジャンル 短歌
所属 アララギ
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清水 房雄(しみず ふさお、1915年8月7日 - 2017年3月3日[1][2])は、日本歌人

経歴

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千葉県生まれ。本名・渡辺弘一郎。東京文理科大学卒。大学で加藤楸邨と同期。1938年『アララギ』に入会、土屋文明五味保義に師事、九州小倉で国語教師、のち予科練の教官になり、土浦西宮高野山と移り倉敷海軍航空隊で敗戦を迎える。戦後は都立高校で教え、東京都立九段高等学校教頭[3]東京都立北園高等学校校長、昭和女子大学教授などを歴任。そのかたわら『アララギ』編集に携わる。1990年から2008年まで読売歌壇選者。97年『アララギ』終刊後、『青南』編集委員。漢詩漢籍に造詣が深く、宮中歌会始選者も務め、2005年には歌会始召人も務めた。

受賞歴

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著書

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  • 『一去集 歌集』白玉書房 1963 のち短歌新聞社文庫 
  • 『又日々 歌集』白玉書房 1971
  • 長塚節の秀歌 覚書』短歌新聞社(現代短歌鑑賞シリーズ) 1984
  • 『天南 歌集』短歌新聞社(現代短歌全集) 1987
  • 『子規漢詩の周辺』明治書院 1996
  • 『旻天何人吟』不識書院 1997
  • 斎藤茂吉と土屋文明 その場合場合』明治書院 1999
  • 『碌々散吟集 歌集』短歌研究社 2005
  • 『已哉微吟 歌集』角川短歌叢書 2007
  • 『如丘小吟 自選歌集』不識書院 2007
  • 『蹌踉途上吟』不識書院 2009
  • 『残余小吟』不識書院 2012
  • 『残吟抄』不識書院 2013

参考

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  • 生老病死の旅路 清水房雄 山河の日ざし、終戦の一句「読売新聞」2006年8月15日 

脚注

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  1. ^ “清水房雄さん死去”. 朝日新聞デジタル. (2017年3月11日). オリジナルの2017年3月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170311105906/https://www.asahi.com/articles/DA3S12835997.html 2020年2月15日閲覧。 
  2. ^ 戦後歌壇の重鎮、清水房雄さん死去…101歳”. 読売新聞 (2017年3月10日). 2017年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月6日閲覧。
  3. ^ 宮中歌会始の選者は九段卒業生 〜歌人 今野寿美さん(高23回)〜 | 菊友会|九段ネット”. kudan-net.com. 2019年2月3日閲覧。