清水義明
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清水 義明(しみず よしあき、1936年2月27日 - 2021年2月20日 )は、日本の美術史学者。プリンストン大学名誉教授。専門は美術史・考古学で、日本美術史の第一人者[1]。
略歴
[編集]成蹊高校よりアメリカ合衆国ニューハンプシャー州・セントポールズ校へ留学し、同校卒業[2][3]。
1963年、ハーバード大学卒業。1968年、カンザス大学大学院より修士号取得(中国絵画研究専攻)。1971年、プリンストン大学大学院より修士号取得(日本美術・考古学専攻)。1974年、 プリンストン大学大学院より博士号取得(日本美術・考古学専攻)。
1974年から1975年までプリンストン大学・美術史考古学科講師、1975年から1979年にカリフォルニア大学バークレー校・美術史科助教授を経て準教授、1979年から1984年までスミソニアン研究所・フリーア美術館の日本美術担当キュレーター、1984年から1992年までプリンストン大学・美術史考古学科教授を務め、1992年2月より、プリンストン大学・美術史考古学科マーカンド名誉教授となった[4]。2014年、ゲッティ研究所招聘教授。
東洋美術・日本美術(特に室町時代)に関する著作・論文多数執筆。アメリカ合衆国オレゴン州在住[5]。カリフォルニア大学バークレー校時代の教え子にロバート・キャンベルがいる[6]。
著書・論文
[編集]- 1972年 - 「粉河寺縁起復元への諸問題」『仏教芸術』、 86号
- 1976年 - “Japanese Ink Painting,”Co-ed. with Carolyn Wheelwright, Princeton University Press,(共著)
- 1981年 - “Six Narrative Paintings by Yin T'o-lo:Their Symbolic Content,”Archives of Asian Art, 33
- 1984年 - “Masters of Japanese Calligraphy, 8th-19th Centuries,” with John M. Rosenfield, Asia Society/Japan Society,(共著)
- 1988年 - “The Rite of Writing: Thoughts on the Oldest Genji Text,” RES, No.16,Dept. of Anthropology,Harvard University
- 1992年 - “The Vegetable Nirvana of Ito Jakuchu,” Flowing Traces: Buddhism in the Literary and Visual Arts of Japan, with LaFleur, Nagatomi and Sanford, Princeton University Press,(共著)
- 1992年 - 「禅家の詩画軸-言語と絵画の関係」日本美術全集、 第12巻、 講談社
- 2017年 - Irresolution: The Paintings of Yoshiaki Shimizu, Yukio Lippit, Edwin O Reischauer Institute of Japanese Studies, Harvard University
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 学校法人城西大学 特別公開講座・清水義明氏による「伊藤若冲の諸作品と仏教の『本覚思想』の主張」を開催 城西大学(2015年2月24日)
- ^ 学校法人城西大学が2月24日に特別公開講座「伊藤若冲の諸作品と仏教の『本覚思想』の主張」を開催 大学プレスセンター(2015年1月27日)
- ^ 成蹊-セントポールズ校交流65周年記念 成蹊中学・高等学校(2015年3月11日)
- ^ 清水義明 国際日本文化研究センター
- ^ 伊藤若冲の諸作品と仏教の「本覚思想」の主張 京都工芸繊維大学(2015年3月7日)
- ^ 自動翻訳があるいま、言語を学ぶ意味は キャンベルさんを導いた金言:朝日新聞デジタル朝日新聞デジタル(2022年5月10日)