清水ジャンクション
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(清水JCTから転送)
清水ジャンクション | |
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所属路線 | E1 東名高速道路 |
IC番号 | 9-2 |
起点からの距離 | 146.4 km(東京IC起点) |
◄由比PA (6.7 km) (1.4 km) 清水IC► | |
所属路線 | E52 新東名高速道路 |
IC番号 | 9-2 |
起点からの距離 | 0.0 km(清水JCT起点) |
(2.7 km) 清水いはらIC► | |
供用開始日 | 2012年(平成24年)4月14日 |
通行台数 | x台/日 |
所在地 |
〒424-0103 静岡県静岡市清水区尾羽 |
清水ジャンクション(しみずジャンクション)は、静岡県静岡市清水区尾羽にある東名高速道路、新東名高速道路清水連絡路のジャンクションである。建設中の仮称は尾羽ジャンクション(おばねジャンクション)だった。構造はハート型(Y型)に見えるが、東名下り線→清水連絡路方面のみ左回りの急なループを設けた変則的な構造[1]となっている。そのため、同方向のランプウェイでは事故が多発しており(後述)、清水連絡路本線への合流車線が非常に短い[2]ので運転には注意を要する。
歴史
[編集]- 2011年(平成23年)8月26日:当JCTの名称が「尾羽JCT(仮称)」から「清水JCT」に正式決定[3][4]。
- 2012年(平成24年)4月14日:新東名高速道路清水連絡路・清水JCT - 新清水JCT間開通に伴い、供用開始[5]。
接続する道路
[編集]- E1 東名高速道路(9-2番)
- E52 新東名高速道路清水連絡路(9-2番)
ランプウェイ上での事故
[編集]当JCTの東名下り線から新東名清水連絡路へ向かうランプウェイは、東名と新東名を接続するジャンクションの中では最も急なカーブとなっており、ランプウェイ上では制限速度が40キロに設定されている。
このランプウェイ上では2012年4月14日の開通以来、急カーブを曲がり切れない車が側壁に衝突する事故が続発しており[1]、同年7月11日には大型トラックがランプウェイから転落し運転手が死亡する事故も発生している[6]。相次ぐ事故を受け、NEXCO中日本では同年9月末までに急カーブを知らせる注意喚起板の設置や矢羽板の増設などの安全対策を行う方針を決定した[7]。
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東名から清水連絡路へ向かう、急カーブのランプウェイ。(2022年6月撮影)
隣
[編集]- E1 東名高速道路
- (9) 富士IC - (9-1) 富士川SA/SIC - 由比PA - (9-2) 清水JCT - (10) 清水IC
- E52 新東名高速道路清水連絡路
- (9-1) 清水いはらIC - (9-2) 清水JCT
脚注
[編集]- ^ a b 東名清水JCT フェンスを年内設置へ 中日新聞. (2012年7月18日) 2012年7月26日閲覧。
ランプウェイにループを設けた理由は東名下り線の袖師トンネルを抜けるとすぐに当ジャンクションに接近するため、十分な減速車線を確保する必要があったためである。また、静岡県内のジャンクションでは唯一存在するループとなっている。 - ^ 東名上り線→清水連絡路は一度上り線からのランプをくぐり、なおかつ左カーブの途中に合流車線が設置されているためである。
- ^ “「新東名高速道路」御殿場JCTから三ヶ日JCTは2012年初夏開通を目指します~道路名称とインターチェンジなどの名称も決定しました~”. 中日本高速道路 (2011年8月26日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ “道路名称:新東名高速道路(しんとうめいこうそくどうろ)” (PDF). 中日本高速道路. 2017年1月30日閲覧。
- ^ “4月14日に「新東名高速道路」御殿場JCTから三ヶ日JCTが開通します”. 中日本高速道路 (2012年1月27日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ “東名清水JCTでトラック転落 男性運転手が死亡”. 静岡新聞. (2012年7月12日) 2012年7月16日閲覧。
- ^ “清水JCT、9月末までに対策 注意喚起板や矢羽板”. 静岡新聞. (2012年7月26日) 2012年7月26日閲覧。