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湘南モノレール300形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湘南モノレール300形電車
基本情報
製造所 三菱重工業三原製作所
運用開始 1970年3月7日[1]
運用終了 1992年7月21日[1]
主要諸元
編成 2両または3両(全車電動車)
軌間 840 mm[2](左右の駆動車輪中心間距離)
電気方式 直流1,500 V
最高速度 75 km/h[2]
起動加速度 4.0 km/h/s[2]
減速度 4.0 km/h/s(常用最大)[2]
4.5 km/h/s(非常)[2]
編成定員 305名(3両)[2]
208名(2両)
車両定員 104名(先頭車)[2]
97名(中間車)[2]
自重 17.0 t(先頭車)[2]
17.125 t(中間車)[2]
編成重量 51.125 t[2]
車体長 13,000 mm(先頭車)[2]
12,750 mm(中間車)[2]
車体幅 2,650 mm[2]
車体高 3,136 mm[2]
車体 アルミニウム合金
台車 4軸ボギー台車ゴムタイヤ独立車輪方式[2]
主電動機 直流直巻補極付き電動機[2]
主電動機出力 55 kW[2]
搭載数 12台(3両)[2]
8台(2両)
端子電圧 340 V[2]
駆動方式 差動歯車付2段減速直角駆動方式[2]
歯車比 1:9.225[2]
編成出力 660 kW[2]
制御装置 直並列弱界磁制御[2]
制動装置 電空併用電磁直通ブレーキ[2]
保安装置 ATS
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湘南モノレール300形電車(しょうなんモノレール300がたてんしゃ)は、湘南モノレールでかつて使用されていた懸垂式鉄道電車である。

全ての車両が同社の親会社である三菱重工業三原製作所にて製造され、電装品は三菱電機製のものを搭載していた。編成毎に小さな仕様の違いがあり、実用型車両としての実験的要素も各所に盛り込まれていた。客室ドアの窓ガラスに桟が入れられたのはラッシュによる損傷(割れ)が発生したことによるものである。

使用期間

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同社江の島線開業当初の1970年昭和45年)3月から使用を開始した[1]。運用当初は先頭車300形同士を連結した2両編成だったが、1975年(昭和50年)2月に中間車320形を増備し、6編成中2編成が3両編成での運転となった[1]。その後、全車500形に置き換えられ、1992年平成4年)までに全車廃車された[1]

廃車後、川崎市の会社に譲渡されたが、後に解体されている。

脚注

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  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、8頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 車両図鑑 300形 - 湘南モノレール

外部リンク

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