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湯本駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯本駅
駅舎(2022年2月)
ゆもと
Yumoto
(フラガールと湯けむりに出逢える町)
(6.5 km)
(3.5 km) 内郷
地図
福島県いわき市常磐湯本町天王崎92
北緯37度0分23.38秒 東経140度50分59.99秒 / 北緯37.0064944度 東経140.8499972度 / 37.0064944; 140.8499972座標: 北緯37度0分23.38秒 東経140度50分59.99秒 / 北緯37.0064944度 東経140.8499972度 / 37.0064944; 140.8499972
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 201.5 km(日暮里起点)
電報略号 ユモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,680人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)2月25日[2]
備考 業務委託駅[3]
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湯本駅(ゆもとえき)は、福島県いわき市常磐湯本町天王崎にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[1]事務管コードは▲421132[4]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅である[1]。下り線(1番線)ホームには足湯手湯(足湯の裏側)がある。

JR東日本ステーションサービスが受託するいわき統括センター(いわき駅)管理の業務委託駅である[3]指定席券売機が設置されている。

2015年(平成27年)3月29日に改良工事が完成し、新装開業した[新聞 2]。「エコステモデル駅」として、温泉熱を用いた暖房設備が導入されている[新聞 2]。また、発光ダイオードによる照明や太陽光発電設備の導入がなされ、内装は地元産の木材とし、環境との調和が図られている。2階にはギャラリーが設けられ、地域の魅力を発信する場として利用できるようになっている。また、下り線ホームには足湯が設けられている。湯本第一中学校の生徒による手作りの木製駅名標がホーム柱に設置されている[5]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 常磐線 下り いわき竜田仙台方面[8]
2 上り 日立水戸上野方面[8]
3

駅弁

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主な駅弁は下記の通り[9]

  • カジキソースカツ丼
  • うに貝焼き弁当
  • 浜街道 潮目の駅弁
  • カニピラフ

ただし、JTB時刻表 2024年3月号には湯本駅の駅弁の掲載は無い。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員1,680人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     3,277 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     3,125 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     2,873 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     2,728 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     2,549 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     2,384 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     2,384 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     2,351 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     2,272 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     2,145 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     2,002 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     1,659 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 730 1,344 2,075 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 768 1,370 2,139 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 802 1,303 2,106 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 867 1,360 2,228 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 825 1,341 2,167 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 806 1,308 2,115 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 775 1,245 2,021 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 719 1,196 1,915 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 408 1,074 1,483 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 438 1,012 1,451 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 572 1,009 1,582 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 659 1,020 1,680 [利用客数 1]

駅周辺

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いわき市が発足するまで、旧常磐市の代表駅だった。かつて周囲には常磐炭田が広がっていた。

バス路線

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のりば 運行事業者 行先 出典
湯本駅前
1 新常磐交通 小野田・湯本高校 [10]
2 根岸
3
  • 小名浜
  • (直行)イオンモール小名浜
[10][11]
4 いわき駅 [10]
5 いわき光洋高校
湯本東口
  新常磐交通
  • 小名浜方面
  • いわき駅方面
[10]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
泉駅 - 湯本駅 - 内郷駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日、23頁。 
  2. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、433頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 事業エリアマップ - JR東日本ステーションサービス.2021年11月23日閲覧
  4. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  5. ^ a b 草町義和 (2015年3月24日). “常磐線湯本駅、3月29日リニューアル…足湯や手作り駅名標など”. Response.jp. 2015年3月25日閲覧。
  6. ^ JR東日本路線図 (東北エリア)” (PDF). 東日本旅客鉄道 (2022年2月25日). 2022年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月25日閲覧。
  7. ^ 駅の情報(湯本駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月14日閲覧。
  8. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(湯本駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月2日閲覧。
  9. ^ 『JR時刻表 2017年3月号』交通新聞社、2017年、612頁。 
  10. ^ a b c d 主要駅前のりばご案内” (PDF). 新常磐交通. 2024年11月2日閲覧。
  11. ^ イオンモールいわき小名浜公式ホームページ :: アクセス”. イオンモールいわき小名浜. 2024年11月2日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ 貨物駅の廃止及び呼称の統一について』(PDF)(プレスリリース)日本貨物鉄道、2006年3月16日。オリジナルの2021年3月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210317072100/https://www.jrfreight.co.jp/storage/upload/b28ffdfef63004276740e6dca3a48f75.pdf2021年3月17日閲覧 
  2. ^ Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200524150337/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2020年5月25日閲覧 
  3. ^ 2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2019年12月13日、2頁http://www.jrmito.com/press/191213/press_01.pdf2020年1月20日閲覧 
  4. ^ 「常磐線くらしデザインプロジェクト」拡大中! 日立駅と湯本駅に新たに『STATION BOOTH』が開業します!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2021年10月1日。オリジナルの2021年10月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211001101450/https://www.jreast.co.jp/press/2021/mito/20211001_mt01.pdf2022年5月6日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 「湯本駅本屋の改築完成」『交通新聞』交通協力会、1967年5月1日、2面。
  2. ^ a b c d 「湯本駅の全面改築完了 ホームに足湯」『福島民報』福島民報社、2015年3月30日。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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