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瀬尾育生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

瀬尾 育生(せお いくお、1948年11月16日 - )は、日本の詩人ドイツ文学者首都大学東京名誉教授。

来歴

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愛知県名古屋市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科独文科修士課程修了。1991年湾岸戦争の際に藤井貞和と論争を行った。1996年、詩集『Deep purple』で第26回高見順賞を受賞。2006年、『戦争詩論 1910-1945』で第15回やまなし文学賞を受賞。2010年稲川方人との共著『詩的間伐―対話2002-2009』で第1回鮎川信夫賞受賞。文芸評論家神山睦美、詩人の福間健二などとGENIUSの会をつくり、ガリ版刷GIPを発行した。 首都大学東京都市教養学部教授などを経て、同大学名誉教授。

著書

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  • 水銀灯群落 詩集 私家版 1976
  • 鮎川信夫思潮社 1981
  • 吹き荒れる網 詩集 弓立社 1981
  • らん・らん・らん 詩集 弓立社 1984
  • ハイリリー・ハイロー 風琳堂 1988
  • 文字所有者たち 詩、あるいは言葉の外出 瀬尾育生詩論集 Fragmente 1982-1987 思潮社 1988
  • われわれ自身である寓意 詩は死んだ、詩作せよ 瀬尾育生評論集 思潮社 1991(<昭和>のクリティック)
  • 瀬尾育生詩集(現代詩文庫)思潮社 1993
  • Deep purple 詩集 思潮社 1995
  • あたらしい手の種族 詩論1990-96 五柳書院 1996
  • モルシュ 思潮社 1999
  • 二〇世紀の虫 <解読不能なもの>について 五柳書院 2001
  • 戦争詩論 1910-1945 平凡社 2006
  • アンユナイテッド・ネイションズ思潮社 2006
  • 詩的間伐―対話2002-2009(稲川方人との共著)思潮社2009