高見順賞
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高見順賞(たかみじゅんしょう)は、毎年優れた詩人に贈られる文学賞である。高見順文学振興会が主催する。毎年12月1日から翌年11月30日までに刊行された作品を対象とし、1月に決定発表される。選考委員は天沢退二郎、高橋睦郎、小池昌代、伊藤比呂美、松浦寿輝(2018年度)[1]。全50回で終了。
受賞作
[編集]第1回から第10回
[編集]- 第1回(1971年)
- 第2回(1972年)
- 第3回(1973年)
- 中江俊夫 『語彙集』 (思潮社)
- 第4回(1974年)
- 第5回(1975年)
- 第6回(1976年)
- 谷川俊太郎 『定義』、『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』(辞退)
- 第7回(1977年)
- 第8回(1978年)
- 粒来哲蔵 『望楼』 (花神社)
- 第9回(1979年)
- 長谷川龍生 『詩的生活』(思潮社)
- 第10回(1980年)
- 渋沢孝輔 『廻廊』 (思潮社)
第11回から第20回
[編集]- 第11回(1981年)
- 安藤元雄 『水の中の歳月』 (思潮社)
- 第12回(1982年)
- 第13回(1983年)
- 第14回(1984年)
- 三好豊一郎 『夏の淵』 (小沢書店)
- 第15回(1985年)
- 天沢退二郎 『〈地獄〉にて』 (思潮社)
- 第16回(1986年)
- 第17回(1987年)
- 川崎洋 『ビスケットの空カン』 (花神社)
- 第18回(1988年)
- 第19回(1989年)
- 第20回(1990年)
- 岩成達也 『フレベヴリィ・ヒツポポウタムスの唄』 (思潮社)
第21回から第30回
[編集]- 第21回(1991年)
- 第22回(1992年)
- 佐々木幹郎 『蜂蜜採り』 (書肆山田)
- 第23回(1993年)
- 第24回(1994年)
- 吉田加南子 『定本-闇』 (思潮社)
- 第25回(1995年)
- 井坂洋子 『地上がまんべんなく明るんで』 (思潮社)
- 第26回(1996年)
- 瀬尾育生 『DEEP PURPLE』 (思潮社)
- 第27回(1997年)
- 白石かずこ 『現れるものたちをして』 (書肆山田)
- 第28回(1998年)
- 第29回(1999年)
- 第30回(2000年)
第31回から第40回
[編集]- 第31回(2001年)
- 田口犬男 『モー将軍』 (思潮社)
- 第32回(2002年)
- 第33回(2003年)
- 藤井貞和 『ことばのつえ、ことばのつえ』 (思潮社)
- 第34回(2004年)
- 中上哲夫 『エルヴィスが死んだ日の夜』 (書肆山田)
- 第35回(2005年)
- 第36回(2006年)
- 伊藤比呂美 『河原荒草』 (思潮社)
- 第37回(2007年)
- 岬多可子 『桜病院周辺』 (書肆山田)
- 第38回(2008年)
- 第39回(2009年)
- 高貝弘也 『子葉声韻』 (思潮社)
- 第40回(2010年)
第41回から第50回
[編集]- 第41回(2011年)
- 第42回(2012年)
- 第43回(2013年)
- 川上未映子『水瓶』(青土社)
- 第44回(2014年)
- 吉田文憲『生誕』(思潮社)
- 第45回(2015年)
- 杉本真維子『裾花』(思潮社)
- 第46回(2016年)
- 第47回(2017年)
- 第48回(2018年)
- 貞久秀紀『具現』(思潮社)
- 第49回(2019年)
- 時里二郎『名井島』(思潮社)
- 第50回(2020年)
- 江代充『切抜帳』(思潮社)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “公益財団法人 高見順文学振興会”. 2020年1月16日閲覧。
- ^ 高見順賞に斎藤恵美子さんの詩集「空閑風景」 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)