齋藤恵美子 (詩人)
表示
齋藤 恵美子(さいとう えみこ、1960年 - )は日本の詩人。
経歴
[編集]東京都生まれ。聖心女子大学文学部卒業。老人ホームで働いた経験をもとにした詩集『最後の椅子』で、2006年に第8回駿河梅花文学賞を受賞。両親や祖父の戦争体験に取材した『ラジオと背中』で、2008年に芸術選奨新人賞、第32回地球賞を受賞。同作はFMシアター(NHK-FM)にてラジオドラマ化され、文化庁芸術祭参加作品となった[1]。2017年、『空閑風景』で第47回高見順賞を受賞。2023年、『雪塚』で第38回詩歌文学館賞を受賞[2]。
著書
[編集]- 『異教徒』思潮社 1993年
- 『緑豆』私家版 2002年 第8回中原中也賞候補
- 『最後の椅子』思潮社 2005年 第8回駿河梅花文学賞受賞、第11回中原中也賞候補
- 『ラジオと背中』思潮社 2007年 芸術選奨新人賞受賞、第32回地球賞受賞
- 『集光点』思潮社 2012年 第4回鮎川信夫賞候補
- 『空閑風景』思潮社 2016年 第47回高見順賞受賞
- 『雪塚』思潮社 2022年 第38回詩歌文学館賞受賞
脚注
[編集]- ^ 放送済みの作品(2008年)
- ^ “第38回 詩歌文学館賞 決定 - 日本現代詩歌文学館”. www.shiikabun.jp. 2023年3月8日閲覧。