熊本平野
表示
熊本平野(くまもとへいや)は、広義には阿蘇外輪山西麓から有明海までの東西約30km、宇土半島から菊池盆地までの南北約25kmに広がる平野[1]。広さ約775平方キロメートルで九州第二の面積を有する[1]。
広義の熊本平野は、白川とその南を西流する緑川により形成された沖積低地である狭義の熊本平野と、阿蘇山の火砕流堆積物で形成される沖積台地である肥後台地に分けられる[1]。
概要
[編集]沖積低地としての狭義の熊本平野は八景水谷湧水と江津湖湧水帯を結ぶ線より西側に広がる[2]。白川沿いには部分的に扇状地が発達し、その一部は熊本市街地となっており、その他は低平地で主に水田地帯となっている[2]。
この平野内には、国道3号が熊本市から宇土市まで南北に縦貫している。国道57号熊本東バイパスが熊本市の東西を横断している。九州新幹線と鹿児島本線は平野内を南北に貫き、九州自動車道も南北に縦貫している。
平野の主な河川
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
平野周辺の主な山
[編集]- 金峰山(665メートル)
- 熊ノ岳(685メートル)
- 三ノ岳(681メートル)
- 権現山(273メートル)
- 荒尾山(445メートル)
- 小萩山(415メートル)
- 雁回山(314メートル)
- 船野山(308メートル)
- 飯田山(431メートル)
関連自治体
[編集]平野の観光地
[編集]平野の主要な施設
[編集]- 熊本県庁
- 熊本市役所
- 熊本桜町バスターミナル
- 熊本空港
- くまもと森都心
- パークドーム熊本
- アクアドームくまもと
- 熊本産業展示場(グランメッセ熊本)
- びぷれす熊日会館
- イオンモール熊本
参考資料
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 末包昭彦、榧根勇「熊本平野における降雨に対する地下水位の応答」『地理学評論』第53巻第10号、公益社団法人 日本地理学会、1980年、666-671頁。
- ^ a b 第9章 九州地方の地下水 7.熊本平野 - 公益社団法人日本地下水学会、2024年9月19日閲覧。