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松江水郷祭湖上花火大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松江水郷祭湖上花火大会
概要
正式名称 松江水郷祭
開催時期 8月上旬
初回開催 1929年
会場・場所 宍道湖上
打ち上げ数 9,000~13,000発
主催 松江水郷祭推進会議
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水郷祭花火大会の様子(2017年8月5日)

松江水郷祭湖上花火大会(まつえすいごうさいこじょうはなびたいかい)は、島根県松江市で毎年8月上旬[注 1]に開催される花火大会である。

概要

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例年、2日間に渡って、初日3,000発、2日目6,000発の計9,000発が打ち上げられていた。2014年も同様に打ち上げられる予定だったが、台風11号接近の影響で2日間とも中止となり、後日、1日で9,000発をまとめて打ち上げた。これが好評となり、翌2015年は2日間で計13,000発を打ち上げ、2016年からは1日で10,000発を打ち上げるように変更された。2019年は2日間で計13,000発打ち上げる。2023年は特別プログラムとして「水郷祭スペシャルドローンショー」が実施され、花火の打ち上げ前にドローン500機が編隊を組み、夜の湖上を幻想的に滑空した。

2020年は、東京オリンピックの開催時期と重なることを避けるため(警備や交通規制の面で人員確保が難しいため)、当初は例年の8月上旬ではなく、9月12日に打ち上げられることが発表されたが、新型コロナウイルスの影響により打ち上げ中止が決まった。

開催当日は、宍道湖上で航泊禁止区域を定め、関係者以外の船舶の航泊を禁止している。

県外客用に有料の観覧席や臨時駐車場が設けられている[1]

  • 2008年:両日とも、上空が飛行機航路になっている関係で30分遅らせて打ち上げられた。

2023年は、2019年以来、4年ぶりの開催となった。この間、物価高騰により花火の打ち上げ経費や警備費用などの負担が増える一方、企業などからの協賛金などの収入は頭打ちとなり、主催者である松江水郷祭推進会議は有料席の増加に踏み切った。しかしながら3割ほどの座席が売れ残ったこと、無料で観覧する客からの不満や滞留場所などについて課題が残された[3]


飲食ブースも充実しており、2024年には

・「松江YEG」 焼きそば各種、チュロス、飲料

・「松江YEG OB会」 やきうどん、ソーセージ&枝豆

・「出雲YEG」 フランクフルト、飲料

・「平田YEG」 チキンケバブサンド、肉汁餃子、激辛餃子スープ、飲料

・「安来YEG」 イチゴスムージー、枝豆、飲料

・「三次YEG」 三次唐麺焼

・「米子YEG」 にんから、イカ焼、大山どり串・・・など

・「鳥取YEG」 アイスフルーツサワー、アイスフルーツサイダー

・「鳥取県西部中小企業青年中央会」 大連の揚げ餃子、かき氷、飲料

が出店した。

日程・打上数

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開催年 開催日 打上数
2011年 8月6日 3,000発
8月7日 6,000発
2012年 7月28日 3,000発
7月29日 6,000発
2013年 8月3日 3,000発
8月4日 6,000発
2014年 8月8日 3,000発(中止)
8月9日 6,000発(中止)
8月30日 9,000発
2015年 8月1日 3,000発
8月2日 10,000発
2016年 7月30日 10,000発
2017年 8月5日 10,000発
2018年 8月4日 10,000発
2019年 8月3日 10,000発
8月4日 3,000発
2020年 9月12日 10,000発(中止)
2023年 8月5日 10,000発
8月6日 10,000発
2024年 8月3日 10,000発
8月4日 11,000発

関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ 7月下旬に開催されることもある。

外部リンク

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