スターダストクルセイダース
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『スターダストクルセイダース』 (JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part3 Stardust Crusaders) は、荒木飛呂彦の代表作である大河漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』のPart3(第3部)。今シリーズから「幽波紋(スタンド)」という設定が加えられ、以後、主な登場人物はスタンド使いとしてストーリーに関わってくるようになる。
『スターダストクルセイダース』は後につけられた副題で、連載当時の副題は「第三部 空条承太郎 ―未来への遺産―」。なお、画集『JOJO A-GO!GO!』にて発表された当初は『スターダスト トラベラーズ』という副題であったが、廉価版発行の際に現在のものに訂正されている。
派生作品
- 1993年にコブラチームから、Part3を再現したスーパーファミコン用RPGゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』が発売された。だが、Part3のストーリーをかなり組み替えていたためにファンからは不評であった。
- 1998年・1999年にカプコンから格闘ゲームとしてPart3を再現した『ジョジョの奇妙な冒険』がアーケードゲーム・プレイステーション・ドリームキャスト用に発売され、Part3のモチーフを忠実に再現しているとして好評を博した。
- OVAとして一部ストーリーを改変した『ジョジョの奇妙な冒険』が出ている。
- 外伝として小説版『ジョジョの奇妙な冒険』もあり、こちらはコミック版にはないオリジナルストーリーとなっている。
- その他、文庫化された際に、劇中に登場した「トト神」のスタンドが、『オインゴとボインゴ兄弟 大冒険』のタイトルで単行本化されている。
あらすじ
Part2『戦闘潮流』から50年後、1989年の日本から物語は始まる。ジョセフ・ジョースターの孫である「空条承太郎」(くうじょうじょうたろう、愛称ジョジョ、スタンド名:スタープラチナ)が、超能力の一種である「スタンド」を駆使して、100年の眠りから甦りスタンド「ザ・ワールド」を身につけた「DIO」と戦うロードムービー活劇。
なお、承太郎は物語の初期には「ジョジョ」と呼ばれていたが、次第に「承太郎」で統一されるようになった。また、ジョースター家の血筋を引いた人間全員、左肩部分に「星のアザ」があるといった設定になっている。なお、Part4の頃は1987年という時代設定に変更されていたが、Part6執筆時には1989年に戻されている。これは、『JoJo6251[荒木飛呂彦の世界]』の年表を執筆したスタッフが、承太郎の年齢の計算を読み誤っていたためである。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
ジョースター一行
- 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)
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- スタンド名: スタープラチナ(星の白金)
- ジョセフの孫で高校生。17歳。母はジョセフの娘のホリィ、父は日本人でミュージシャンの貞夫。無口で威圧的な態度を取るが、曾祖母のリサリサに似て常に冷静沈着で頭が冴えている。学校では不良という扱いを受けているが、自らが「悪」と認めたものは許さない。母ホリィの回想では子供の頃は素直だったようだが、一度セト神に7歳の頃に戻された時にはアレッシーの顔面を何度も殴りつけるなど今と余り変わっていなかった。千代の富士が好きで、時計はタグホイヤー。砂漠の猛暑でもコートのような学ランと帽子を身につけていて、それが承太郎のトレードマークであり帽子はこれまでの劇中たった三回しか外した事がない(ホリィの回想は除く)。ちなみに帽子は髪の毛と一体化している(ように見える)。学ランは一度燃えたが新しいものを(外国なのに)作ってもらっている。この際、主役を完璧に認識していた発言があった。一度、エンヤ婆を欺くため「空条Q太郎」と偽名を使ったことがある。タバコを五本口の中に入れ、火を消さずにジュースを飲める。作中の特に序盤はかなり女性にモテモテで騒がれてたが本人は煩く騒ぐ女性が嫌いなため嫌そうであった。彼の操るスタンド「スタープラチナ」は飛んで来る銃弾を捕まえたり、ジョセフの念写写真からDIOの居場所を特定するアスワンツェツェバエを模写したり、花京院らの頭部に埋め込まれたDIOの「肉の芽」を抜き取るなど精密かつとても素早い動作が可能で、ダイヤモンドすら砕く硬い拳(Part4で吉良吉影の「シアーハートアタック」は流石に打ち砕けなかった)で「オラオラァ!」の掛け声とともに繰り出す超速の鉄拳ラッシュを武器とする。最終的にはDIOとの決戦で時を止める能力にも目覚め、DIOの「ザ・ワールド」と並んで史上最強のスタンドとなる。スタンド名の由来はタロット大アルカナ17番目のカード「THE STAR」。父親の名前の由来はジャズミュージシャンの「渡辺貞夫」。
- なお、承太郎を1970年生まれと記述している資料が多いが、Part4の29巻で1999年の春に28歳とあり、みずがめ座の彼はその時点ですでに誕生日を迎えているので、29巻の年齢記述を信用するなら1971年生まれが正しい。
- ジョセフ・ジョースター
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- スタンド名: ハーミットパープル(隠者の紫)
- Part2『戦闘潮流』の主人公で不動産王。性格はPart2と変わらずムードメーカーである。波紋呼吸法をやめてしまったのか(使用できなくなったわけではない)、通常の人間と同じように歳をとってはいるが、鍛え抜かれた肉体は健在である。承太郎とジョセフはDIOがスタンドに目覚めた影響により、スタンド能力を得るようになった。ジョースター達の旅のサポートとして「スピードワゴン財団」が資金提供などを行った。腕からイバラが出て鞭のように操ったり、写真やテレビで念写が出来るスタンド「ハーミットパープル」を操る。ジョセフは波紋を伝達させる手段としても使っている。DIOとの決戦で、DIOに血を吸われた時に死亡したような描写がなされるが、しばらく後に承太郎のスタープラチナによる心臓マッサージを受け、DIOの死体から吸われた血を戻されると甦った。スタンド名の由来はタロット大アルカナ9番目のカード「THE HERMIT」。
- アーケード版ではセト神の能力により若返ったと言う設定で、第2部での若かりし頃の姿(誇り高き血統ジョセフ)も登場する。なお、「誇り高き血統」は第2部開始当初の副題。
- モハメド・アヴドゥル
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- スタンド名: マジシャンズレッド(魔術師の赤)
- ジョセフとエジプトで知り合った友人で占い師。おひつじ座。承太郎たちと出会う4ヶ月前にDIOと出会い「肉の芽」を植え付けられそうになったところで逃げだし難を逃れた。真面目な性格でジョークを言えないが演技は出来る男である。旅の途中でホル・ホースに倒されるが、実は生存しており(ポルナレフはその事実を知らされていなかった)、別行動をとって潜水艦を購入し紅海の小島で合流した。なお、その小島で「マイケル」「プリンス」「ライオネル」という鶏を飼っていた。DIOの館でヴァニラ・アイスの奇襲からポルナレフをかばって死亡する。炎を操るスタンド「マジシャンズレッド」を操る。スタンド名の由来はタロット大アルカナ1番目のカード「THE MAGICIAN」。名前の由来はアメリカのアーティスト兼振付師の「Paula Abdul」。飼い鶏たちの名前の由来はそれぞれ「マイケル・ジャクソン」、「プリンス」、「ライオネル・リッチー」。
- 花京院 典明(かきょういん のりあき)
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- スタンド名: ハイエロファントグリーン(法皇の緑)
- 承太郎の通ってる高校に転校してきた高校生で、承太郎の1年後輩と思われる。しし座。家族とのエジプト旅行でDIOに出会い「肉の芽」を植え付けられ、承太郎が通う高校の保健室で承太郎を襲うが、逆に倒され「肉の芽」を承太郎に抜かれて仲間になる。承太郎と同じく冷静沈着な性格である。意外と下ネタ話を知っている。また、TVゲームが得意。承太郎同様序盤は女性にモテモテであった。年齢から考えて、自動車の免許は持っていないはずだが、車を運転した事がある。旅の途中でンドゥールのゲブ神に目を切られ、エジプトの病院で一時入院した。DIOの館突入時に退院して戦線に復帰する。DIOとの決戦ではDIOの能力を探るため先陣を切り、DIOの時を止める能力を見抜いてジョセフに伝え絶命する。アヴドゥルやポルナレフ同様に生まれつきのスタンド使いである。それがコンプレックスとなっており、承太郎たちの仲間になるまでは友人は全くいなかった。紐状になって体内などに侵入したり半径20m以内に結界を張り、宝石状のエネルギー弾「エメラルドスプラッシュ」を放つスタンド「ハイエロファントグリーン」を操る。なお、スタンド名は当初「ハイエロファントエメラルド」だったが、洗脳が解けた後は「ハイエロファントグリーン」になっている(文庫版では「ハイエロファントグリーン」に統一)。スタンド名の由来はタロット大アルカナ5番目のカード「THE HIEROPHANT」。名前の由来は作者の故郷宮城県仙台市の地名「花京院」。
- ジャン=ピエール・ポルナレフ
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- スタンド名: シルバーチャリオッツ(銀の戦車)
- 妹シェリーを惨殺したスタンド使いへの恨みにつけこまれてDIOに「肉の芽」を植え付けられ、香港で承太郎たちを襲うが、アヴドゥルに破れ「肉の芽」を承太郎に抜かれて仲間になる。いて座。「肉の芽」があった当初は誇り高き騎士であったが、無くなってからはナンパ好きな軽い人物へと変貌を遂げた。刀身を飛び道具として射出もできるレイピアを携える、甲冑(外す事で超高速で動く事が可能)を着た西洋騎士のスタンド「シルバーチャリオッツ」を操る。スタンド名の由来は侵略と勝利を暗示するタロット大アルカナ7番目のカード「THE CHARIOT」。名前の由来はフランスのアーティスト「Michel Polnareff」。妹の名前の由来も彼の楽曲「Tout tout pour ma cherie」(日本語題は「シェリーに口づけ」)。
- 年齢はPart5の2001年の時点で36歳とあり、逆算すると第3部当時には24歳と思われる。
- イギー
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- スタンド名: ザ・フール(愚者)
- 血統書付きのボストン・テリアとして生まれ、大金持ちの家で飼われていたが、次第に周りの人間をマヌケと思い込み家出し、ニューヨークで野良犬の帝王として君臨していた所をアヴドゥルが見つけてやっとの思いでつかまえたスタンド使いの犬。ジョセフたちがエジプトに上陸した直後にスピードワゴン財団によって助っ人として連れて来られる。気性が荒く、人の言うことを全く聞かず凶暴であるが人間の子供や仲間を助けたりと優しい面も。コーヒー味のガムが大好き。初登場時は間の抜けた顔をしていたが、イギーがメインとなったペットショップ戦から随分凛々しくなった。DIOの館でヴァニラ・アイスに瀕死の重傷を負わされながらもポルナレフを助け、折れた骨が肺に食い込んで死亡する。砂に宿り操るスタンド「ザ・フール」を操る。スタンド名の由来はタロット大アルカナ0番目のカード「THE FOOL」。名前の由来はアメリカのアーティスト「Iggy Pop」。
ジョースター一行追っ手
この内グレーフライ、フォーエバー、ラバーソウル、ズィー・ズィー、アラビア・ファッツ、マニッシュ・ボーイ、キャラバン・サライは劇中に名前が登場しない。
- グレーフライ
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- スタンド名: タワー・オブ・グレー(灰の塔)
- DIOの部下。以前から飛行機を事故に見せかけて墜落させ金品を巻き上げていた根っからの悪党で、肉の芽は埋め込まれていない。スタープラチナのパンチさえもかわす驚異的なスピードを誇り、人間の舌を引きちぎるクワガタムシの姿のスタンド「タワー・オブ・グレー」を操る。その正体は老人。エジプト行きの飛行機の中でジョセフたちを襲うが、花京院に敗北する。しかしすでにパイロットを殺害しており、飛行機は東中国海に不時着する。ちなみにアヴドゥルに「金で雇われ欲に眼が眩んでそこをDIOに利用されたんだろう」と言われているが、一行と決着がつく前にパイロットを殺しておいたり、死の間際までDIOのことを「DIO様」と呼んでいたあたりから察するに、純粋な忠誠心で動いていたものと思われる。スタンド名の由来は事故と旅の中止を暗示するタロット大アルカナ16番目のカード「THE TOWER」。名前の由来はアメリカのアーティスト「Glenn Frey」。
- キャプテン・テニール
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- スタンド名: ダークブルームーン(暗青の月)
- DIOの部下。水中では素早く動き、フジツボに相手のスタンドエネルギーを吸い取らせるスタンド「ダークブルームーン」を操る。6分12秒の潜水記録を持つ。香港でスピードワゴン財団の派遣した船長(本物のキャプテン・テニール)を殺害して彼になりすまし、船上で承太郎に正体を見破られると密航していた家出少女を人質に承太郎を得意の海中へ引きずり込むが敗北する。しかしすでに船に爆薬を仕掛けており、ジョセフたちはボートで南中国海を漂流する事になる。スタンド名の由来は水のトラブル、嘘と裏切り、未知の世界への恐怖を暗示するタロット大アルカナ18番目のカード「THE MOON」。名前の由来はアメリカのポップ・グループ「Captain & Tennille」。
- フォーエバー
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- スタンド名: ストレングス(力)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人(1頭?)。オランウータンでありながらスタンド使い。普通の船を巨大な貨物船に変身させ、船の部品を操って攻撃するスタンド「ストレングス」を操る。南中国海を漂流するジョセフたちの前に現れ、乗り込んだジョセフたちを攻撃するが承太郎に敗北する。スタンド名の由来は挑戦、強い意志、秘められた本能を暗示するタロット大アルカナ8番目のカード「STRENGTH」。名前の由来はWu-Tang Clanのアルバム「Wu-tang Forever」。
- 呪いのデーボ
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- スタンド名: エボニーデビル(悪魔)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人。相手を恨むことによって強くなるスタンド「エボニーデビル」を操る。アメリカインディアンの呪術師というふれこみで商売する殺し屋。人形に取りつきポルナレフを襲うが敗北し、○○○○以外をきり刻まれて死亡する。スタンド名の由来は精神状態の悪化、不吉なる墜落の道を暗示するタロット大アルカナ15番目のカード「THE DEVIL」。名前の由来はアメリカのロックバンド「Devo」。
- ラバーソウル
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- スタンド名: イエローテンパランス(黄の節制)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人。変身能力を持ち、どんな衝撃も吸収してしまうヘドロ状のスタンド「イエローテンパランス」を操る。花京院に化けて承太郎に近づきスタンドを承太郎に喰らいつかせるが、水中に連れ込まれて呼吸のため顔を出したところを殴られ敗北する。承太郎に他の刺客の情報を訊かれ、J・ガイルが「鏡」を使う事を喋った。ただ、そのJ・ガイルを含めた残りの刺客は実際には「運命の車輪」「女帝」「吊られた男」「皇帝」の4人なのだが、彼は「「死神」「女帝」「吊られた男」「皇帝」の4人」と答えている。スタンド名の由来はタロット大アルカナ14番目のカード「TEMPERANCE」。名前の由来はThe Beatlesのアルバム「Rubber Soul」。
- ホル・ホース
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- スタンド名: エンペラー(皇帝)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人。銃弾を自在に飛ばせる拳銃のスタンド「エンペラー」を操り、J・ガイルと組んでポルナレフを襲う。誰かと組んで初めて実力を発揮するタイプと自認しており、J・ガイルが単独で花京院とポルナレフを深追いし敗北すると一人で戦うのは不利と見て撤退する。その後エンヤ婆に合流するが、息子を見捨てて逃げたと誤解されて(実際には先行したJ・ガイルに追いついた時、彼はすでに討たれていた)彼女に攻撃されたため承太郎たちと半ば共闘。この際に承太郎たちに混ざってポーズを決める表紙も描かれたため、アヴドゥルの代役として承太郎一行に加わる構想があったと思われるが、結局仲間にはならなかった。後にトト神のボインゴにもコンビを強要するが、腕時計が進んでいたせいで予知の指定時刻より前に発砲したため自らの弾丸をくらって自滅してしまった。スタンド名の由来はタロット大アルカナ4番目のカード「THE EMPEROR」。名前の由来はアメリカのポップスデュオ「Hall & Oates」。
- つの丸の漫画「モンモンモン」で、「ゴム・ホース」というパロディキャラも登場した。こちらはその名の通りゴムホースを使う。
- J・ガイル
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- スタンド名: ハングドマン(吊られた男)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人。エンヤ婆の息子で、「両右手の男」。光の中に潜み、鏡の反射などを利用して戦うスタンド「ハングドマン」を操る。ポルナレフの妹の仇であり、ホル・ホースと共にポルナレフを襲撃し追い詰めた。しかし花京院の機転により敗北し、ポルナレフに「針串刺しの刑」にされる。スタンド名の由来はタロット大アルカナ12番目のカード「THE HANGED MAN」。名前の由来はアメリカのロックグループ「J. Geils Band」。
- カプコンの格闘ゲームストリートファイターIIに登場するガイルは、このJ・ガイルが名前のモデルになっているが、命名の際にはポルナレフやシュトロハイムとカプコンのスタッフが混同するという複雑な経緯があった。
- ネーナ
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- スタンド名: エンプレス(女帝)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人。人間の肉体に人面疽を取り憑かせるスタンド「エンプレス」を操る。口癖は「チュミ~ン」。正体は醜女だが、人面疽を身に纏って美女になりすましており、ホル・ホースとはいい感じの関係になっていた。ジョセフに人面疽を取り憑かせて攻撃するが、コールタールで固められひきちぎられてしまう。スタンド名の由来はタロット大アルカナ3番目のカード「THE EMPRESS」。名前の由来は西ドイツ(当時)のロックグループ(或はそのボーカル)「NENA」。
- ズィー・ズィー
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- スタンド名: ホウィール・オブ・フォーチュン(運命の車輪)
- DIOの部下でエンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の1人。普通の車を強力な武装車に変えるスタンド「ホウィール・オブ・フォーチュン」を操る。腕だけ筋肉質で他は貧相という奇妙な体格。『勝ったッ!第3部完!』という名台詞を残す。承太郎に敗北し、鎖で岩に縛りつけられたまま放置された。スタンド名の由来はタロット大アルカナ10番目のカード「WHEEL OF FORTUNE」。名前の由来はアメリカのロックグループ「ZZ Top」。
- エンヤ婆
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- スタンド名: ジャスティス(正義)
- DIOにスタンドの存在と出し方を教えた張本人であり、続編でもキーパーソンとなっている。J・ガイルの母親で、息子と同じく両腕が右腕になっている。相手の体に穴を開け、さらに操ることができる霧のスタンド「ジャスティス」を操る。スタンドの霧による幻術で墓場を町に見せかけ、宿屋の女主人に扮してジョセフたちを攻撃、ポルナレフに便器を舐めさせた。承太郎に敗北して捕らえられ、DIOが口封じのため差し向けた刺客スティーリー・ダンに肉の芽を急成長させられ致命傷を負うが、それでもDIOへの忠節は変わらず、DIOの秘密を守りとおしたまま死亡した。スタンド名の由来はタロット大アルカナ11番目のカード「JUSTICE」。名前の由来はアイルランド出身の女性歌手「Enya」。
- OVAでは若い女性の姿で登場する。
- スティーリー・ダン(鋼入りのダン)
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- スタンド名: ラバーズ(恋人)
- DIOの部下。相手の体内に入り込み脳細胞や神経に影響を与えるスタンド「ラバーズ」を操る。本人曰く史上最弱のスタンドらしい。エンヤ婆を粛清した後、ジョセフを人質に取り承太郎に次々と無理難題を言い渡すが、花京院の策により捕らえられ、怒りの承太郎に数ページに渡るオラオララッシュをくらい再起不能になる。スタンド名の由来はタロット大アルカナ6番目のカード「THE LOVERS」。
- アラビア・ファッツ
- スタンド名: サン(太陽)
- DIOの部下。人工の太陽を出現させ、周囲の気温を大幅に上昇させるスタンド「ザ・サン」を操る。鏡の後ろに隠れてジョセフたちを攻撃するが、鏡に岩が映ったため承太郎と花京院とポルナレフに見破られてしまい、承太郎に石をぶつけられて敗北する。スタンド名の由来はタロット大アルカナ19番目のカード「THE SUN」。
- マニッシュ・ボーイ
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- スタンド名: デス・サーティーン(死神13)
- 生後11ヶ月の赤ん坊。牙のような歯が生えており、生後11ヶ月とは思えないほどの高度な知能を持つ。エジプトへ向かう途中のジョースター一行を襲った。寝ている相手を悪夢世界に引きずり込むスタンド「デス・サーティーン」を操る。悪夢世界では相手はスタンドを出す事ができず、起きている間は悪夢世界の事も忘れてしまうが、花京院がナイフで自分の腕にメッセージを刻んで攻撃に気づき、旅の疲れで錯乱したと思われるもポルナレフに当て身をくらった際にスタンドを出したまま眠ることを思いついた花京院に敗北、とどめに自分のウンチを離乳食に入れられ食わされた。赤ん坊だが、煙草を吸ったりする。スタンド名の由来はタロット大アルカナ13番目のカード「DEATH」。名前の由来はイギリスのバンド「Manish Boys」。
- カメオ
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- スタンド名: ジャッジメント(審判)
- DIOの部下。人間の心からの願いを土に投影し実体化させるスタンド「ジャッジメント」を操る。シェリーとアヴドゥルの土人形を作りポルナレフを襲うが本物のアヴドゥルに敗れ、小便を飲まされた挙句全身を焼かれてしまう。スタンド名の由来はタロット大アルカナ20番目のカード「JUDGEMENT」。名前の由来はアメリカのR&Bバンド「Cameo」。
- ミドラー
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- スタンド名: ハイプリエステス(女教皇)
- DIOの部下。鉱物に化けるスタンド「ハイプリエステス」を操る。潜水艦で移動中の一行を襲撃し追い詰めたが、承太郎にスタンドごと歯をへし折られ再起不能となる。承太郎が好みのタイプらしい。スタンド名の由来はタロット大アルカナ2番目のカード「THE HIGH PRIESTESS」。名前の由来はアメリカの女性歌手「Bette midler」。
- ちなみに本編では本体の姿が映っていたのは小さな1コマだけだったが、アーケード版・ジョジョの奇妙な冒険を出すに当たり荒木飛呂彦によってジプシー姿の女性として生まれ変わった。また、スーパーファミコン版・ジョジョの奇妙な冒険にもスチュワーデスとして本体の姿を出している。
エジプト9栄神
- ンドゥール
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- スタンド名: ゲブ神
- DIOの部下。自分の価値を認めてくれたためDIOへの忠誠心が強い。全盲であるため、耳で相手の位置を探知している。ジョセフたちがイギーを仲間に加えた直後にスピードワゴン財団のヘリを撃墜、ジョセフたちを襲撃しアヴドゥルと花京院を倒すが承太郎に敗北、ジョセフの念写でDIOの秘密を探られるのを恐れ自害する。水を操るスタンド「ゲブ神」を操る。スタンド名の由来はエジプト九柱の神々の1人で大地の神「Geb」。名前の由来はセネガル出身のアーティスト「Youssou N'Dour」。
- オインゴ
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- スタンド名: クヌム神
- DIOの部下。ボインゴの実兄。自分の顔、身長、体重、臭い、声紋等を変化させるスタンド「クヌム神」を操る。弟の予知を頼りに行動、承太郎を爆弾で爆破しようとするが、ジョセフとポルナレフが来たため承太郎に化けてしまい、そのため自分が爆破されて存在さえ気づかれないまま敗北してしまう。スタンド名の由来はエジプト神話に登場する創造の神「Khnum」。
- ボインゴ
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- スタンド名: トト神
- DIOの部下。オインゴの実弟。兄以外の人間には異常な不信感を抱くほどの内気な性格。漫画を通して未来を予知するスタンド「トト神」を操る。兄と組んでジョースター一行に一度敗れた後にはホル・ホースとコンビを組んだ。ホル・ホースの自滅を見て「攻撃よりも人々の幸せのためにスタンドを使ったほうがいい運命がやってくるような気がする」と帰ろうとするが、イギーに攻撃されて結局前以上に暗い性格のまま入院してしまう。スタンド名の由来は古代エジプトの書物の神「Thoth」。
- キャラバン・サライ
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- スタンド名: アヌビス神
- 500年前に存在した刀鍛冶。博物館の倉庫からDIOがそのスタンド能力だけが残った刀を引っ張り出してきた。刀に触れた生物を操るスタンド「アヌビス神」は、本体が既に死亡しているためか自我を持っている。刀に触れたものがスタンド能力を有すればそれも操れる。また、一度受けた攻撃は「覚えて」完璧に見切ることが出来る。村の青年チャカと床屋のカーンを操り、さらにはポルナレフも操られた。承太郎に2度敗れて2つに折られ片方が柄ごとバラバラに砕かれた後、折れたもう片方が通りすがりの子供を操って自分を投げさせ承太郎を倒そうとするが、イギーにつまずいて手元が狂いナイルに落ちてしまった。なお、カーンの名前は劇中に登場しない。スタンド名の由来はエジプト神話に登場する冥界の神「Anubis」。チャカとカーンの名前の由来はアメリカの女性歌手「Chaka Khan」。
- アーケード版ではまず1作目でチャカのみが登場し、続編の「未来への遺産」で操られているポルナレフ(アヌビス二刀流ポルナレフ)とカーンが登場する。
- マライヤ
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- スタンド名: バステト女神
- DIOの部下。足がグンバツの美女だが、激昂すると顔の造形が崩れ、「ビチグソがッ!」などと口汚く暴言を発する。磁力を帯びさせ、その相手を磁石化させるスタンド「バステト女神」を操る。ジョセフとアヴドゥルを術中に落とすが、はさみうちにされて鉄塊を抱えた2人に両側から押しつぶされ敗北する。スタンド名の由来はエジプト神話に登場する女神「Bastet」。名前の由来はアメリカのアーティスト「Mariah Carey」。
- アレッシー
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- スタンド名: セト神
- DIOの部下。38歳独身。子供など弱い者をいじめるとスカっとするような性格。スタンドの影に交わらせた相手を無制限に若返らせるスタンド「セト神」を操る。ポルナレフを子供にして追いつめるがその機転で逆に追いつめられ、承太郎も子供にするがスタンド能力も無い7歳の承太郎に殴られて気絶、意識を取り戻したところを元に戻った承太郎とポルナレフによってはるか かなたに吹っ飛ばされてしまう。スタンド名の由来はエジプト九柱の神々の1人で砂漠の神「Set」。
- ダニエル・J・ダービー
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- スタンド名: オシリス神
- DIOの部下。テレンス・T・ダービーの実兄で、何人もの人々の魂を奪い取ってコインに変えて保管しているサイコ人間。賭け事が好きなギャンブラーでもあり、「バレなければイカサマではない」という持論を持ち、様々なイカサマを仕掛ける。賭けで勝つ事を条件に相手の魂を奪い取ってコインに変えるスタンド「オシリス神」を操る。ちなみに「ダービー」のスペルはDの上に「'(ダッシュ)」が付いて「D'ARBY」となる。ポルナレフとジョセフの魂を奪うが、承太郎のハッタリによって精神力を使い果たし倒れてしまう。スタンド名の由来はエジプト九柱の神々の1人で冥界の神「Osiris」。
- ペット・ショップ
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- スタンド名: ホルス神
- DIOの館の番犬ならぬ番鳥。DIOの館に侵入しようとする者に襲い掛かるスタンド使いの隼で、氷を操るスタンド「ホルス神」を操る。殺して喰った2匹の犬の飼い主の子供を助けようと乱入したイギーと激闘をくり広げ、イギーの左前足を奪い追いつめるが、イギーに嘴を噛み砕かれて敗北しそのまま死亡する。スタンド名の由来はエジプト神話に登場する天空の神「Horus」。名前の由来はイギリスのバンド「Pet Shop Boys」。
- テレンス・T・ダービー
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- スタンド名: アトゥム神
- DIOの館の執事。20歳。ダニエル・J・ダービーの10歳年下の実弟で、何人もの人々の魂を奪い取って人形の中に保管しているサイコ人間。TVゲームの達人でもある。賭けで勝つ事を条件に相手の魂を奪い取ったり相手の心を読む事ができる(正確にはわかるのは自分の質問に対してYESかNOかということのみ)スタンド「アトゥム神」を操る。ケニーGの幻を利用して承太郎とジョセフと花京院を地下室に誘い込み、花京院の魂を奪うが、承太郎とジョセフのイカサマを見抜けずに精神力を使い果たし、承太郎のオラオララッシュで吹っ飛ばされる。スタンド名の由来はエジプト九柱の神々の1人で天地創造の神「Atum」。名前の由来はアーティストの「Terence Trent D'arby」。
DIOの館の住人
- DIO(ディオ・ブランドー)
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- スタンド名: ザ・ワールド(世界)
- ジョナサン・ジョースターに倒されたはずの吸血鬼。Part3ではディオではなく「DIO」という呼び名である。Part1でジョナサンと共に沈没船で海底に沈むが、ジョナサンの首から下の体を奪い取る。100年後にトレジャーハンターにより海底から引き上げられて復活し、エンヤ婆の手によりスタンド能力を身につける。エジプトの屋敷に住み、承太郎たちが自分を殺しにやって来ようとしていることを知り、数十名の追っ手を差し向けた。誰もが敵わないと言われるほど最強の能力を持つスタンド「ザ・ワールド」を操り、その能力のおかげでDIOの部下は皆忠誠を誓っている。実は承太郎のスタンドと全く同じタイプのスタンド能力である。超精密な動き、光速を超えると言われている拳の連打、そして「時を止める」という史上最強のスタンド能力がある。他にも何度かジョセフのハーミットパープルと同等の外見、能力のスタンドを使った事があるが、これはジョナサンのスタンドだとするのが一般的である。Part1で使用していた気化冷凍法は使わなくなった。最終決戦では花京院、ジョセフ、ポルナレフを次々に破り、止まった時の世界に入門してきた承太郎に追いつめられるもジョセフの血を吸ってパワーアップする。しかし、プッツンした承太郎に時を止められ、脚にくらったパンチの衝撃で顔まで真っ二つになり敗北、夜明け後に死体を日光に晒されて消滅する。スタンド名の由来はタロット大アルカナ21番目のカード「THE WORLD」。
- ヴァニラ・アイス
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- スタンド名: クリーム
- DIOの側近。DIOのためなら死ぬ事もいとわない程忠誠心が強いが、その分DIOを卑下した者には容赦しないという凶悪な一面も持つ。自ら首を切り落としDIOに血を捧げようとしたが、DIOの血によって吸血鬼として復活する(ただし、ヴァニラ・アイス本人は自分が吸血鬼化した事に気付いていなかったらしい)。空間を移動し、相手を暗黒空間に引きずり込むスタンド「クリーム」を操る。スタンド名は劇中に登場しない。アヴドゥルを奇襲で殺し、ポルナレフとイギーに重傷を負わせイギーを死に至らしめるが、ポルナレフに敗北し太陽光を浴びて塵になる。名前の由来はアメリカのラッパー「Vanilla Ice」、スタンド名の由来はイギリスのバンド「Cream」。
- ケニーG
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- スタンド名: ティナー・サックス
- DIOの部下。自身のスタンドでDIOの館に巨大迷路を張り巡らせた。相手に幻覚を見せるスタンド「ティナー・サックス」を操る。スタンド名は劇中に登場しない。イギーの鼻で居場所を見破られて攻撃され、戦いもせずリタイヤしてしまう。名前の由来はジャズミュージシャンの「Kenny G」。
- ヌケサク
- DIOの部下で吸血鬼。ヌケサクはあだ名で本名は不明。DIOの館にいるスタンド使いには軽く見られていた。スタンド使いではなく、後頭部に女の顔を出す能力を持つ。その能力でジョセフたちを欺こうとするが右手と左手が逆だったためすぐ見破られ、承太郎に捕らえられてDIOのもとに案内させられた挙句、DIOによって輪切りにされてしまった。
その他の登場人物
- 空条 ホリィ(くうじょう ホリィ)
-
- スタンド名: 不明
- 旧姓ジョースター。ジョセフとスージーQの娘で承太郎の母。日本人のミュージシャン、空条貞夫と結婚した。母に似て非常に明るい性格。息子のことを愛してやまない。近所の奥様方から「Holy」をもじって「聖子さん」と呼ばれ、本人もそれを気に入っている。ジョセフ・承太郎と同じく、DIOの呪縛によりスタンド(ジョセフのそれに似た、いばらのようなスタンド)が出現するが、闘争心をもたない優しい性格であったためスタンドに対抗することができず、高熱で倒れてしまう。その呪縛を説くためにはDIOを倒すしかないと判断したジョセフ達は、ホリィの命が持つと診断された50日以内にエジプトへ向かうこととなった。
- スージーQ・ジョースター
- ジョセフの妻でホリィの母、承太郎の祖母。なんでもない振りをしているが、実はホリィを元気づけるために東京にやってきた。
- 家出少女
- 香港で承太郎達が乗った船に密航しようとしていた少女。当初は男装していた。しばらくの間「父親と待ち合わせている」という名目で承太郎達の旅に同行、一旦別れた後も承太郎を慕って追いかけてきたが、結局香港に送り返された。本名は不明。
- ウィルソン・フィリップス上院議員
- 「ジョジョの奇妙な冒険」単行本27巻に登場するキャラクター。わずかな登場ながらその圧倒的な言動力により話題となった。なお、DIOが彼のボディーガードの腕を捻って彼の車に乗り込んだシーンで、雑誌掲載時の彼はDIOの無礼な行動に怒っていたのだが、単行本収録時には何故か機嫌の良い表情とセリフに変更されている。名前の由来はアメリカの女性コーラスグループ「Wilson Phillips」。
キャスト
OVA版
- 空条承太郎(小杉十郎太)
- ジョセフ・ジョースター(大塚周夫)
- 空条ホリィ(佐久間レイ)
- モハメド・アヴドゥル(小林清志)
- 花京院典明(鈴置洋孝)
- ジャン=ピエール・ポルナレフ(森功至)
- DIO(田中信夫)
- ホル・ホース(若本規夫)
- J・ガイル(麦人)
- エンヤ(深見梨加)
- ダニエル・J・ダービー(内海賢二)
- ヴァニラ・アイス(青野武)
ゲーム版
- 空条承太郎(梁田清之)
- ジョセフ・ジョースター(大川透)
- 誇り高き血統ジョセフ(第2部の若い頃のジョセフ)(大塚芳忠)
- モハメド・アヴドゥル(江川央生)
- 花京院典明、ラバーソウル(真殿光昭)
- ジャン=ピエール・ポルナレフ、アレッシー(垂木勉)
- DIO(千葉一伸)
- 呪いのデーボ、ンドゥール、ダニエル・J・ダービー、ヴァニラ・アイス(1作目)(岸祐二)
- ホル・ホース(安原義人)
- ミドラー(長沢美樹)
- チャカ、カーン(長嶝高士)
- ヴァニラ・アイス(未来への遺産)(速水奨、ただし特定の技を使うと岸祐二の声が出る)
- ケニーG(高木渉)
CDドラマ版
- 空条承太郎(梁田清之)
- ジョセフ・ジョースター(内海賢二、第2巻のみ納谷悟朗)
- モハメド・アヴドゥル(大塚明夫)
- 花京院典明(速水奨)
- ジャン=ピエール・ポルナレフ(山口健)
- DIO(若本規夫)
- ホル・ホース(難波圭一)
- J・ガイル(千葉繁)
関連用語
- スタンド
- 精神力と生命力が生み出すエネルギー体のこと。「stand by me」(傍に立つ)から「スタンド」と呼ばれる。能力者とスタンドは一心同体であるため、スタンドが傷つくと能力者自身も傷つく。それぞれのスタンドは一つの特殊能力を持つ。また、スタンドは能力者にしか視認できない。原則的に能力者本体からスタンドまでの距離と、スタンドの行使できる物理的パワーは反比例の関係にある。
- Part3におけるスタンドの名称は、初期は「タロットカード+色」の構成であったが、スタンドの数がタロットカードよりも増えて足りなくなったために「エジプト神話上に登場する神」の名前を使うことになった。
- 肉の芽
- 吸血鬼であるDIOの細胞。これを額に植えつけられた者は脳を刺激されてDIOに対して憧れのような感情を抱くようになり、DIOに従う忠実な部下となる。摘出しようとすると、動いて脳を傷つけたり触手を出して摘出しようとする者の脳に進入しようとするため、引き抜くには余程のスピードと精密さが必要。花京院やポルナレフは当初この肉の芽を埋め込まれてDIOの刺客として襲ってきたが、承太郎の『スタープラチナ』によって洗脳を解かれ仲間になった。なお、肉の芽を埋め込まれた者は数年で脳を食いつくされ死ぬ。エンヤ婆はラバースによって脳細胞をこねられて、成長が促進されて死んだと推測される。吸血鬼の一部であるので波紋の力で消滅させる事が出来(コミック版13巻参照)、太陽の光では消滅する(コミック版17巻参照)。
- また、第4部の話になるが、主であるDIOが死ぬと肉の芽は暴走し、埋め込まれた者は知性の低い不死身の怪物となってしまう。
その他
登場人物の名称は主に洋楽のアーティスト名やバンド名などをアレンジしたものが多い。
関連項目
- Part1 ファントムブラッド
- Part2 戦闘潮流
- Part3 スターダストクルセイダース
- Part4 ダイヤモンドは砕けない
- Part5 黄金の風
- Part6 ストーンオーシャン
- Part7 スティール・ボール・ラン
外部リンク
- ジョジョの奇妙な冒険(OVA) - 公式サイト
- ジョジョの奇妙な冒険(AC)(カプコン) - 公式サイト
- ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産(AC)(カプコン) - 公式サイト
- ジョジョの奇妙な冒険(PS・カプコレ)(カプコン) - 公式サイト
- ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産(DC)(カプコン) - 公式サイト