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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考

これはこのページの過去の版です。Yapparina (会話 | 投稿記録) による 2020年2月24日 (月) 02:09個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (選考中の記事)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

良質な記事にふさわしい優れた記事を見つけたり、作り上げたら、是非このページで推薦してみてください。あるいは、推薦されている記事を読んでみて、感じたことを投票という形でフィードバックしてみてください。記事に対するたくさんの意見や感想は、執筆者の励みとなります。

※推薦・投票の前に、選考のルールを一通りご確認ください。ルールに関する質問や意見はノートページにお願いします。

はじめに

  • 推薦・投票はログインユーザーのみとなります。
  • コメントは記事そのものに関して行ってください。

良質な記事の目安

以下に良質な記事の目安を挙げます。

推薦や、推薦された記事へコメントする際の参考としてください。

推薦の仕方

通常の推薦

IPユーザーによる推薦は不可です。ログインユーザならどなたでも推薦することができます。自薦・他薦は不問です。自薦の場合はその旨を述べて下さい。また、1人のユーザーが同時期に推薦できる記事の数は3つまでです。

  1. {{Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/○○○_yyyymmdd}} というリンクを「選考中の記事」節の一番下に追加します。○○○には選考対象となる記事名を、yyyymmddは推薦した年月日を記述してください(年月日は推薦者の居住地域における標準時夏時間、あるいはUTCのいずれでも構いません)。
  2. 先の投稿によって追加されたリンク先に、以下の形式で推薦してください。推薦者としての賛成票は任意です。投票を控えても結構です。
    === {{subst:Article|選考対象記事名}} ===
    選考終了日時:'''{{subst:#time:Y年Fj日 (D) H:i|+14 days}} (UTC)'''
    *(推薦)推薦理由を記述。--~~~~
    *{{賛成}}:--~~~~
  3. 選考対象記事のノートページに{{良質な記事候補}}を貼付して選考中であることを告知します。
    書式:{{良質な記事候補|選考サブページ=○○○_yyyymmdd|よみがな=△△△}}
  4. さらに広く告知するために、Template:選考中の記事・画像一覧の選考中の記事リストに追加することもできます。

月間新記事賞と月間強化記事賞を受賞した記事の自動推薦

月間新記事賞と月間強化記事賞を受賞した記事は、自動的に推薦されます。ログインユーザーならどなたでも推薦の手続きをとることが可能で、自動推薦の記事については「同時期に3つまで」という推薦記事数の制限の対象外となります。推薦の仕方は上記の通常の推薦と同じです。推薦理由については、

*(自動推薦)20xx年xx月の月間新記事賞受賞記事。--~~~~

または

*(自動推薦)20xx年xx月の月間強化記事賞受賞記事。--~~~~

などとしてください。

投票の仕方

選考開始後に作成されたアカウントまたはIPユーザーによる投票は不可です(コメントは認められます)。推薦された記事を編集・執筆した人も投票可能です。投票・コメントは記事の全文をよく読んだ上で、以下の形式で行ってください。{{条件付賛成}}、{{条件付反対}}、{{保留}}などの下記以外の形式での投票は、最終的な投票集計では{{コメント}}と同等扱いとなるのでご注意ください。

  1. *{{賛成}}:記事に対するコメント--~~~~ - 現状で問題ないとき。現状でも良質な記事と認められるが、他に改善点がある場合にはどうぞご指摘ください。
  2. *{{コメント}}:記事に対するコメント--~~~~ - あと少し手を加えれば賛成しても良いとき。問題点を具体的に指摘してください。
  3. *{{反対}}:記事に対するコメント--~~~~ - 大幅に手を加えなければ賛成できないとき。

記事に問題点がある場合は、その箇所や改善策を具体的に指摘してください。主観を交えず、出来る限り客観的な批評を行ってください。投票内容についての質問がなされ、2週間以内に返答がないとき、投票は無効となる場合があります。不適切な多重アカウントブロック逃れによる投票・コメントは除去され、投稿されなかったものとして扱われます。ただし、選考終了後にさかのぼっての取り消しは行われません。

選考期間

選考期間は記事が推薦されてから2週間です。選考期間終了時点で賛成票が3票以上かつ2/3以上の支持がある場合は、良質な記事となります。

以下の場合に限り、どなたでも選考期間を最大4週間延長することができます。1回の選考は最大6週間までです。

  1. 記事の修正や査読など選考に時間を求める意見が出た場合、最大4週間延長することができます
  2. 延長の希望が表明されていない場合でも、2票の賛成票があり・かつ・反対票が投じられていない場合、選考期間が2週間自動延長されます

自動延長された選考は、希望が表明されればさらに選考期間を延長することができます。希望により選考期間が延長されている選考に対して、自動延長を適用することもできます。どちらでも、1回の選考期間は最大6週間までです。

早期終了

以下の場合は、早期終了として選考を直ちに終了することができます。

  • 反対意見のみ3票以上集まった状態が48時間継続した場合。良質な記事は見送りとなります。
  • 賛成意見のみ3票以上集まった状態が48時間継続した場合。良質な記事となります。
  • 賛成票がなく、推薦者が取り下げ意思を示した場合。良質な記事は見送りとなります。

選考が終了したら

選考が終了したら速やかに以下を実施してください。実施は推薦者でなくても構いません。

  1. 選考対象サブページ(Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/○○○_yyyymmdd)に選考結果を記入する。
  2. 選考中の記事」節から選考対象サブページ({{Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/○○○_yyyymmdd}})を除去する。
  3. ノートページから{{良質な記事候補}}を除去する。
  4. 記事がTemplate:選考中の記事・画像一覧に追加されていた場合、それを除去する。
  5. Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/選考結果リストに選考対象サブページを追加する。
  6. 選考を通過して良質な記事となった場合は、
    1. 記事本文のカテゴリ・デフォルトソートの直上に{{Good article}}を貼付する。
    2. 記事のノートページに{{良質な記事}}を貼付する。
    3. Wikipedia:良質な記事/リストへ対象記事を追加し、分類の記事数(括弧内の数字)を更新する。
      (今までに分類方法で議論になり、一定の方針を決めたものについて、Wikipedia:良質な記事/リスト/分類基準にまとめられています。)
    4. Wikipedia:良質ピックアップ/ダイジェスト版未作成記事リストに対象記事を追加する。
    5. Wikidataにおける記事のSitelinkにGood articleバッジを割り当てる(登録利用者のみ可能です)。

選考中の記事

現在時刻: 12月 22日 日曜日 20:28 (UTC) (キャッシュ破棄

選考終了日時:2020年2月16日 (日) 10:32 (UTC)2020年3月1日 (日) 10:32 (UTC)

  • (推薦)茨城県を中心に展開するスーパーマーケットの会社ですが、会社の歴史や概要について詳述に記載されており、良質な記事にふさわしいと思います。なお、現況小売店関係の良質な記事が福山そごうくらいしかないため、なかなか比較が難しいところですが、小売関係の記事が独自研究や独自取材に頼りがちな中で、この記事は日本食糧新聞をはじめとする外部の出典が多いことも推薦理由の一つです。--氷川深碧(会話) 2020年2月2日 (日) 10:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 :なお、「この書籍(ニュース・新聞)が参考になるかもしれませんよ」というものがあれば可能な範囲で応じます。自分が調べられる範囲ではAmazonや日本の古書店にもカスミ関係の本がなかったですが…。--氷川深碧(会話) 2020年2月2日 (日) 10:32 (UTC)[返信]
  • (コメント) 記事内容は良いと思うのですが、かすみという名前のものでとくにどれが突出して有名というわけではないように思いますので、記事名をカスミ (スーパーマーケット)とすべきではないかと思います。現在のカスミ (曖昧さ回避)にあたるものをカスミとして、平等な曖昧さ回避にすべきではないでしょうか。また、注が行末とか点の前とかではなく、文中に食い込むように入っているのはやや読みづらい印象です。--さえぼー会話2020年2月2日 (日) 11:45 (UTC)[返信]
    • (コメント)注釈の修正は行っておきました。確かに関東圏の人間にとっては「カスミ=スーパーマーケット」なのでしょうけど、それ以外の住民にとってみればピンと来ないところも大きいでしょうね。ただ曖昧さ回避ページとしては「かすみ」があり、「カスミ」としては他にポケットモンスターのキャラクターがいますが、どっちが有名かは人によるんでしょうかね。--氷川深碧(会話) 2020年2月3日 (月) 21:31 (UTC)[返信]
  • コメント この会社が出版した社史みたいなものがあるといいのかなという気がするのですが、戦後設立の会社では望むべくもないかもしれません。あえてコメントするならば、何故、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスを設立し、その傘下に入りイオングループの一員になったかという内容を膨らませるということでしょうか。当時の流通関係の産業誌、日経産業新聞、カスミのIR資料などには背景など記載されているかもしれません。あくまで推測ですが・・・。--Wushi会話2020年2月11日 (火) 12:10 (UTC)[返信]
  • 賛成 少し悩んだのですが、このスーパーの歴史をうまくまとめられているものと思って賛成します。できれば、現行業態の解説はもう少し膨らませて欲しいです。--Tam0031会話2020年2月12日 (水) 15:25 (UTC)[返信]
  • コメント 「概要」セクションで無出典記述が多いのが気になります。ただ、探せば出典はありそうな気もしなくはないようにも思えます。出典ですが、現在の版では脚注4つだけですが、茨城新聞あたりにもっと言及がありそうな気もします。当方では追加交通費をかけずに図書館に行けばここ70年くらいの記事は閲覧できる環境にはあるようなので、具体的にこの年月日の記事を確認してほしいなどがあれば対応できそうだと思います(データベース検索がたぶんできないので無差別に情報を調べるのは大変なので、特定店舗の開店日など日付がわかっている場合に、以降数日の記事の調査とかになると思います)。あと、個人的には移動スーパーの運営(直近の阿見の例→毎日新聞: [1]、他地域でも行われていると思います、買い物弱者問題との関係性も)や、レジレスの実証実験(日経新聞: [2]、人手不足問題との関係性も)あたりがあってもよいのかなと思ったりはしましたが、どうなのでしょうか。--郊外生活会話2020年2月12日 (水) 16:17 (UTC)[返信]
  • 報告 選考開始から2週間経過し、賛成2票、反対票なしです。Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考#選考期間に基づき2週間の自動延長となります。選考期間は2020年3月1日 (日) 10:32 (UTC)までです。--郊外生活会話2020年2月19日 (水) 13:24 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成2票のため、今回は見送りとなります。--Tam0031会話2020年3月1日 (日) 14:29 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月24日 (月) 18:27 (UTC)2020年3月9日 (月) 18:27 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月度の月間新記事賞受賞記事。--ProfessorPine会話2020年2月10日 (月) 18:27 (UTC)[返信]
  • 賛成 よくまとめられているものと思います。長い間に建設・修築・破壊と攻城戦が繰り広げられているようなので、参照しやすいように年表もあった方がよいかもしれません。--Tam0031会話2020年2月14日 (金) 15:18 (UTC)[返信]
  • 賛成 量的には充実しており書いてある内容に重大な誤りは無いように思われるので、良質な記事の選考としては賛成で投票します。ただ、読者に説明する上では全体構成に大きな問題があり、かなり読みづらいという印象を受けます。
    • 全体像の説明:記事冒頭の導入文が非常にシンプルに城壁を巡る年表上の出来事を要約したものであるのに対し、節構成の方は「陸上の城壁」「海の城壁」「守備兵」「周辺の防衛体制」という、防衛システムとしての構造に基づいて大項目が括られており、導入文と記事の本文がかみ合っていません。コンスタンティノープルの防御体制が拡張が繰り返された「陸上の城壁」、金角湾沿いの「海の城壁」、湾を封鎖する防鎖などから構築されていたという説明は冒頭文では「当時の新市街を含むコンスタンティノープル全周を囲み、海陸両面を防衛するものだった。」しかなく、このために導入から本文の「陸上の城壁」に進んだ段階でかなり唐突な印象を感じます。コンスタンティノープルの防御体制は西洋史を齧ったことのある人間であれば多少なりとも聞いたことがあるだろう程度には有名ではあるものの、それでも日本語圏一般の常識的知識とは言えないので、本文の節構成を現状のものにするのであれば、防御設備の概要を先に説明しないと「知っている人間にしかわからない」感が強いものになると思います。
    • 各節の構造:「全体像の説明」で書いたような構成上の問題が各節にも入れ子状に存在しているように見えます。例えば§テオドシウスの城壁は、一番最初に建設履歴とでも言うべき内容(413年に完成、437年・447年に地震で損傷・・・)から入っていますが、説明の順番としては先に§城壁線と地勢にあるような内容(大まかにどのようなものなのか)を説明する必要があります。「オリエンス道長官アンテミウスの指揮により第一段階の城壁建設が行われた」「ただしテオドシウス法典によれば、この工事は413年に完成したとされているのだが、1993年の発掘調査の結果、この工事は9年を要したことが分かり、したがって着工は先帝アルカディウスの治世中の404/5年であったことになる。」といった§テオドシウスの城壁の冒頭で語られている内容は、明らかに「詳細」という分類に入る内容であり、冒頭でこれを書いても理解に資するものではありません。またこの節は城門について極めて詳細に説明していますが、「テオドシウスの城壁には城門が多数あり、それぞれについて詳細な調査が行われている」という特筆すべき理由についての説明を行って、それから城門自体の説明に入るべきであり、また1つの門について1つの節を配分し、全部で14にもなるというのはっきり言ってバランスを欠くので、「門の規模」、あるいは「建設の時期」といった視点で記述を分け節を整理するべきと考えます。--TEN会話2020年2月22日 (土) 03:50 (UTC)[返信]
  • コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031会話2020年2月25日 (火) 14:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 良質な記事だと思われました。しかし、確かに読みづらい。--ねをなふみそね会話2020年3月5日 (木) 09:12 (UTC)[返信]
  • 条件付賛成 すぐれた内容だと思いますが、読みづらい。もっと文章を絞り込むなり、改行を増やすなりしてほしいです。--Falcated会話2020年3月5日 (木) 15:00 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2020年3月7日 (土) 14:19 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月24日 (月) 18:27 (UTC)2020年3月9日 (月) 18:27 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月度の月間新記事賞受賞記事。--ProfessorPine会話2020年2月10日 (月) 18:27 (UTC)[返信]
  • 賛成 良質な記事だと思います。--Gruppetto会話2020年2月11日 (火) 11:21 (UTC)[返信]
  • コメント ラヴェルの歌曲を知らないために賛否は控えますが、全体的によく書かれていると思います。気になった箇所としては、以下のとおりです。
    • 全3曲であることを初めの方で明記したほうがよいと思います。詩を3篇使ったからといって3曲とは限らないので。これとの関連で、各曲にタイトルはあるのでしょうか。各曲の説明中に太字で示されているのがあるいはタイトルかとも思いますが、歌い出しとされており、それがそのままタイトルかどうかは自明ではありません。
    • 段落構成的には、「作曲の経過」と「初演」はもっと前の方、「作品の特徴」の前後あたりに配置するのが曲解説の通常の形態ではないでしょうか。
    • 「作品の特徴」では、ラヴェルの作風変化について触れていますが、この歌曲集がラヴェルの創作期間のどのあたりに位置するのか、ラヴェルの歌曲として有名なのか(演奏機会や実際に歌われている声域の傾向なども含め)についても一言欲しいところです。
    • 細かいところですが、第1曲の譜例について、本来ヘ音記号で書かれているチェロパートをどうしてト音記号で表示しているのか、またなぜ歌唱パートがチェロパートの下段に置いてあるのか疑問です。--みっち会話2020年2月12日 (水) 11:47 (UTC)[返信]
    • コメント リンク先のIMSLPからデュランの出版譜を見ましたが、上からフルート、チェロ、歌唱、ピアノの順で表記されています。ただしチェロはバス記号です。--Gruppetto会話2020年2月13日 (木) 14:29 (UTC)[返信]
情報ありがとうございます。スコアの並びについては了解しました。--みっち会話2020年2月14日 (金) 09:12 (UTC)[返信]
チェロを楽譜に従いバス記号に改め差分、冒頭に全3曲であることを加えました差分。--Gruppetto会話) 2020年2月14日 (金) 16:30 (UTC) 追記--Gruppetto会話2020年2月14日 (金) 16:41 (UTC)[返信]
Gruppettoさん、投票およびフォローをありがとうございます。--MTBM3会話2020年2月15日 (土) 03:15 (UTC)[返信]
  • 返信 初版執筆者です。 みっちさん、コメントをありがとうございます。以下、ご指摘の点についてコメントします。
    • 全3曲であることがより伝わりやすいように導入部を修正しました。また、スコアで確認できるように各曲のタイトルは存在しませんが、歌い出しの歌詞がタイトルのように扱われることは慣例的にあるようです。そのことについてあえて記載する必要は今の時点では考えておりません。
    • 構成については、「作曲の経過」において、第2曲(アウア!)が披露された際にその歌詞がトラブルを招いたというエピソードが出てくる関係上、どのような曲なのかを先に紹介しておく方が読者に伝わりやすい、また、詩の作者を紹介した節からすぐに詩および楽曲の内容につなげることで読者が作品を理解しやすいのではないかと考え、このような構成にしております。
    • ラヴェルの創作期間における位置づけについては難しいところです。オレンシュタインによる伝記では1928~1937年までが「晩年」として括られており、井上さつきによる伝記では1922~1927年が「円熟への道」という章タイトルが付けられているので「晩年に差し掛かる」または「円熟に差し掛かる」頃なのでしょうか。『マダガスカル島民の歌』が作曲された後にラヴェルが完成させた曲は10曲にも満たないのですが、その中には2つのピアノ協奏曲やボレロが含まれています。解決策として導入部分にラヴェルの生没年を記しました。年の数字が並ぶのでやや五月蠅い感じになりますが、ラヴェルの生涯の終わり近くの作品であることは伝わると思いますがいかがでしょうか。
    • 「有名なのか」等については、個人的には「有名だが(おそらく編成の特殊性により)演奏機会にはさほど恵まれていない曲」という認識ですが、出典がないので書けません。代わりに「作品の特徴」節や「初演」節で作品のクオリティに対する評価を書き、「初演」節で「初演後あまり演奏機会に恵まれなかった」ことには言及しております。
    • 「声域」については、「導入」節にあるように指定はありませんが初演はメゾソプラノです。また、バリトンでも歌われることは脚注で示しています。「初演」ではソプラノで歌われることも記載しております。
    • 譜例についてはおっしゃるとおりです。加線が多いので一般の方に見やすいかなと思ってト音記号にしましたが、原典どおりにするべきでした。修正していただいたGruppettoさんには感謝いたします。--MTBM3会話
私のコメントに対応していただき、ありがとうございます。構成については意見が分かれるようですが、その他については概ね納得しました。--みっち会話2020年2月15日 (土) 05:48 (UTC)[返信]
  • 賛成 音楽そのものについては私にはよくわかりませんが、この歌にまつわるいろいろな情報がわかりやすく解説されているものと思います。ラヴェルの傑作だと自評していたそうですが、今でも演奏の機会は多いのだろうかとか、そういうことが気になります。--Tam0031会話2020年2月17日 (月) 15:34 (UTC)[返信]
  • コメント
歌詞の邦訳
できれば本文中に(それが無理なら外部リンクでもよいので)三曲分すべての歌詞の日本語訳文が欲しいところです。フランス語の原詩へのリンクはありますが、本曲の歌詞には原詩にはない語も含まれているようだし、「作曲の経過」節にもあるように、歌詞が物議をかもした経過もあるだけに、本記事の項目としても歌詞全体の日本語訳文は必要と考えられます。「 作品の特徴」節や「構成と歌の概要」節における各種の説明も、やはり具体的な歌詞がわからないと今一つピンと来ません。まあ、詩の翻訳は百科辞典の記事を翻訳するよりも難しいであろうし、作家などの手による適当な日本語訳が存在していても著作権が残っていればWikipediaの記事には使えないし(原詩の著作権は切れているはずですが)で、なかなか困難な要求であることは承知していますが。
§4. 作曲の経過
  • パルニーの詩をテクストにした理由
最大の要点である「なぜラヴェルはパルニーのこの詩をテクストとして選んだのか」という理由がまったく説明されておりません。単に、ラヴェルが学生時代からこの詩集の存在を知っていたから、というだけの話なら、それはこの詩集に限ったことではないであろうし、特にこの詩集を選択した理由の説明にはならないと思います。
  • 「可能であるならば」
音楽には詳しくないので、「可能であるならば」の真意がよくわからないのですが、「フルート、チェロ、ピアノ伴奏による歌曲」というのは一般的に作曲家にとって困難な課題と考えられる条件なのでしょうか。それとも、別にそういうことはなく、単にラヴェルを挑発するために付け加えただけなのでしょうか。
  • 「知名度の低い作曲家」
たぶん、出典にそう書かれていたのでしょうが、わざわざ「知名度の低い」と書く真意が不明です。(出典元の)著者の悪意すら感じられます。少なくともそう書く必然性がない限り、出典にそう書かれていても、記事としては「演奏されようとしたとき、作曲家レオン・モローは怒って...」で十分だと思います。
出典
たとえば、「オレンシュタイン、前掲書257頁」などという書きかたをしていますが、この書式はいただけません。たとえば今後の加筆者が、オレンシュタインなる著者による別の資料を出典として加筆した場合、この書式ではオレンシュタインという著者のどの資料を指しているのか不明になってしまいます。「前掲書」という指定は、Wikipediaのようなレイアウトも含めて絶えず変更される可能性があるメディアにおいては使うべきではありません。通常どおり「オレンシュタイン (2006)」などの書式で書くべきです。
§8. 参考文献
この文献は、日本語で書かれている訳本ではなく、英語で書かれている洋書なのですよね。であれば、著者名も"Roger Nichols "とアルファベット表記で書かなければいけません。ついでに言えば、私はあまり約物の使いかたについてうるさく言わない方ですが、洋書の書誌情報に読点が入るのはまだしも、タイトルを二重鉤括弧でくくるというのはさすがにいただけません。洋書の書誌情報形式に準拠した形式で書いていただければと思います。
  • Sutheim, Anna M. 『Colonizing Voices in Maurice Ravel's "Chansons madécasses"』、Macalester College DigitalCommons
上で述べた約物の使いかただけでなく、もっと致命的な問題として出版年が書かれていません。出典17に同じ文献らしき書誌情報があり、そちらには出版年がありますが、それとは関係なく参考文献節には独立した書誌情報が必要です。
--Loasa会話2020年2月24日 (月) 04:57 (UTC)[返信]
  • 返信 Loasaさん、査読及びコメントをありがとうございます。とりあえず可能なもののみ対応しました。
    • 「可能であるならば」については、この編成による歌曲は少なくとも私の知るところでは他にないのですが、手持ちの文献ではそのことを明記しているものはありませんでした。とりあえず個人の方のWebサイトを出典としてですが、編成の特殊さが分かるような形で表現を変えました。なお、先にみっちさんやTam0031さんが気にしておられる演奏の頻度についても、この特殊な編成が原因で演奏機会が少ないのではないかと個人的には思っています。
    • 「知名度の低い作曲家」については、複数の参考文献において「二流の作曲家」、" minor composer " などと書かれておりますが、ご指摘のとおりわざわざ強調することもないかと思いますので削除しました。
    • 出典や参考文献については修正しました。ご指導ありがとうございました。
    • 「歌詞」の扱いですが、独自に翻訳すれば掲載してよいのでしょうか。よく分からないので躊躇してしまいます。
    • 「テクストを選んだ理由」は分かりません(手持ちの参考文献にもありません)。そもそも作曲家が声楽曲のテクストを選ぶ理由というのは、よほど特別なものでない限り分からないのが普通ではないかと個人的には思います。--MTBM3会話2020年2月24日 (月) 10:59 (UTC)[返信]
  • コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031会話2020年2月25日 (火) 14:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 手堅くまとまっており、良質な記事として十分だと思います。--TEN会話2020年3月2日 (月) 13:45 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2020年3月4日 (水) 14:54 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月24日 (月) 18:29 (UTC)2020年3月9日 (月) 18:29 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月度の月間新記事賞受賞記事。--ProfessorPine会話2020年2月10日 (月) 18:29 (UTC)[返信]
  • 賛成 背景から実施の詳細に至るまで、よく書かれているものと思います。「区割りをめぐる議論」の節で、大阪地区とあるのが少し気になりました。「配電会社の設立(第1次統合)」では関西地区とあるので、上も関西かなと。--Tam0031会話2020年2月17日 (月) 15:36 (UTC)[返信]
  • コメント 最初に前置きしますが、もしどなたからも追加で賛否票が期日までに投票されない場合は、査読時間確保のため、期限延長を私の方から申請しようと思っています。本題ですが、これまでに同一執筆者様による電力会社の記事を拝読しており、こちらの配電統制令も関連して加筆されたのだと思います。歴史的な背景や企業経済的な観点は手堅くポイントを押さえてあり、高評価です。が...これを法律記事として読むと、検証可能性・正確性の部分で足らない部分があります。
  1. 勅令である配電統制令だけでなく、その下位法である「配電統制令施行規則(昭和16年8月30日逓信省、司法省令第1号)」にも触れるべきです。施行規則は府省令であり、上位法では概念のみ定義して、詳細規定は施行規則に任せる法体系を一般的にはとっています。もし府省令にピンとこないようでしたら、現代の法令体系ではありますが、法律/政令/府省令の違いについて解説した「こちら」もご一読下さい。
  2. 法律の改廃といった基礎データの出典が不足しています。これは、参考文献の殆どが電気事業者側の企業史に偏っていて、法律関連のデータベースをあまり参照していない結果だと思います。二次資料はそれを取り上げるべき特筆性の観点から出典として有効ですが、検証可能性の観点では法律記事の場合は一次資料のデータベースも併用すべきでしょう。国立国会図書館が運営している日本法令索引サイトでは、改廃や関連法への影響などを一望できますので、ご利用になってみて下さい。⇒ 配電統制令のリンク配電統制令のリンク
  3. 2点目にも関連しますが、政府の出した「電力国策要綱」なども出典が電気事業者の企業史に偏っています。「電力国策要綱」でキーワード検索すると、逓信省や電気庁、郵政省編纂の事業史などがありますので、併用を推奨します。また、日本産業技術史学会が公表している佐竹氏の論文もドンピシャでこの主題について書かれています。こういった研究者の文献が一切ないのは厳しいです。というのも、企業史は信頼できる出版社の校閲体制を通過しておらず、意外と誤報が紛れ込んでいるためです。
  4. #配電統制に関する年表」の節で出典提示を省略しないでほしいです。たとえば電力管理法が1938年(昭和13年)4月5日に公布されたと書かれており、内部リンクはあるものの無出典です。上の節で電力管理法についての記述はあるものの、企業史を出典にしているため、問題があります。日本法令索引で電力管理法を検索すると、公布日は1日ずれて4月6日になっていて、法律番号も「昭和13年4月6日法律第76号」です。公布日が法律番号に指定されるので、日本法令索引側が間違っているとは思えないです。
以上は、ざっくり読んだ時点での感想です。--ProfessorPine会話2020年2月20日 (木) 03:15 (UTC)[返信]
コメント 執筆者の継之助です。法律記事と言うより配電統制についての総論として立項した記事になっていますので、法律記事としての不備のご指摘に感謝いたします。
1 について。法律関係の主参考文献『電気事業法制史』(1965年)に「配電統制令施行規則」については公布・施行の日付に触れるのみですので特筆性があるのかと疑問があったので省略していました。公布・施行の事実程度は追記してみます。
2 について。「日本法令索引」は1か所だけですが出典に用いていますが不足でしょうか?配電統制令の改廃は主務大臣の名称を書き換えるだけですので、あまり使うところがないのですが…。
3 について。企業史は配電会社と東邦電力の社史は純粋に当該企業編纂の社史ですが、それ以外は産業史・経営史に関する専門研究者執筆の文献です。例えば『関東の電気事業と東京電力』なら、戦時下についての第6章の執筆は柴孝夫氏(京都産業大学教授)ですね。とはいえ「意外と誤報」があるのは事実のようで、電力管理法が4月5日公布という記述は同書にある (p512) のですよね…これについては確認不足です、ご指摘ありがとうございます。--継之助会話2020年2月20日 (木) 14:44 (UTC)[返信]
コメント 追記。改めて電力政策研究会の『電気事業法制史』(1965年)を確認していたのですが、同書では旧電気事業法を「法律第五十五号(明治四十四年三月二十九日)」(p78、日本法令索引では明治44年3月30日法律第55号)、電力管理法を「法律第七六号、昭和十三、四、五」(p187)、配電統制令自体も「八月二十六日閣議に提出正式決定をみ、二十九日裁可をえ、同日これを公布施行した。勅令第八百三十二号配電統制令がこれである」(p213) とあるように日本法令索引にある日付の前日を公布日として扱っているようです。官報で見ると、官報掲載の日付ではなく「○○ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム 御名御璽」の直後にある日付ですね。電力管理法に限って言えば、1942年電気庁編纂の『電力国家管理の顛末』という文献の354頁に「成立した電力管理法(中略)は、昭和十三年四月五日付を以つて公布された」という記述も見つかります。「1938年4月5日公布」が単純に誤りとは思えないのですが、どういう扱いが適切でしょうか。--継之助会話2020年2月21日 (金) 16:22 (UTC)[返信]
  • 継之助さん、詳細フォローアップありがとうございます。継之助さんのご質問にお答えする前に、業務連絡です。当方、あいにく別件でふさがっておりまして、予告通り査読のために選考期間の2週間延長とさせて頂きました。
  1. 【スタイルマニュアル】法律記事の場合はなるべくWikisourceに条文を移入して、条ごとに参照できるようにアンカーを貼るか、またはWikibooksに逐条解説を載せてリンクさせるのが一般的になっています (PJ:LAWではこれらのスタイルマニュアル未整備なのですが、慣例化してます)。で、配電統制令は官報スキャンへのリンクとなっていますが...旧仮名遣いなのでだいぶ読みづらいです。そこで調べてみたところ、神戸大学附属図書館が現代仮名遣いの条文をネット公開していまして (底本は日本工業新聞 1941.8.30(昭和16))、Wikisource転載についてメールで問い合わせてみましたところ、「いいですよ、利用申請フォーム送ってください」(意訳) と一次回答を頂きました。が、CC BY-SA (改変OK・商用目的の二次利用OK) に適合するか、現在二次質問をお送りしているところです。もしWikisourceに転載できれば、たとえば「#内容」節に "「配電(株式)会社」の定義は「一定区域内における配電事業の統制のため配電事業を営むことを目的とする株式会社」である(第24条)" とある「第24条」にWikisourceへの条リンクを挿入できるので、法学記事のスタンダードに近づき、検証可能性の面でも質が高まると思います。ただし悲報ですが、神戸大学附属図書館では第1条から第30条までしかデジタル化しておらず、第31条から第49条 + 附則の現代仮名遣い版は今のところ見つかっていません。でも、第30条まででもないより全然マシだと思います。
  2. 【下位法の施行規則】これは私が e-Govリンク大量修正 を行っている経験則からなのですが、上位の「法令」だと文献に書かれていても、実は下位法の「施行規則」側の条文にしか書かれていなかった...という事態にちょくちょく遭遇します。そのためご面倒だと思いますが、配電統制令についても施行規則側の条文もチェックして、注釈+出典を挿入する作業を行った方が良いです。私が官報スキャンをざっと確認したところ、上位の勅令の方には参照先が書かれていないものの、下位の施行規則側には、「上位の勅令の○○条の詳細は...」的なことが書かれているので、一方通行型の参照パターンではありますが、紐付けは可能です。特に会社設立後の株式保有や資産の変動に関する規定は、施行規則側が詳しいので、「#配電統制の実施過程」の節などには実施の根拠となる施行規則についても言及しておいた方が良いと思います。
  3. 【日本法令索引の使用先】これは説明するよりも、私が直接直してしまった方が速いので、あとで対応しておきますね。使用例として 予防接種法 のInfoboxなどをご参照下さい。
  4. 【公布日のズレ問題】これより外出のため、日を改めてフォローアップさせて頂きます。
いまだ精読できていませんが、全体的な網羅性は高いので、検証可能性やスタイルマニュアルなど外形的な問題さえクリアできれば、良質な記事として他の法学記事の模範たる内容なのではないかなという印象を受けています。なので現時点ではコメント扱いではありますが、賛成に近いニュアンスで捉えて頂ければと思います。--ProfessorPine会話2020年2月22日 (土) 04:03 (UTC)[返信]
  • 賛成  現状でも良質な記事の目安を満たしているものと思います。「ウィキペディアの記事は、事実確認と正確さについて定評のある、信用できる第三者情報源に基いて書くべきです」「記事は、全体的には信頼できる二次資料に基づきます」(Wikipedia:検証可能性)、「ウィキペディアの記事は、公表ずみの信頼できる二次資料(一部では三次資料)に基づいて書かれていなければなりません。」(Wikipedia:独自研究は載せない)と方針にかかれているとおり、積極的に一次資料を使う必要はないものだと思っています。スタイルマニュアルについても、良質な記事の目安で要求されている、ガイドラインとして合意された部分は遵守されているようですし。--伊佐坂安物会話/履歴2020年2月22日 (土) 05:48 (UTC)[返信]
  • 賛成 良質な記事の目安は十分にクリアできているものと思います。あとは執筆者の方も指摘されていますが、記事のタイトルである配電統制令そのものというよりは、戦前から戦後にかけての配電統制と電力事業の再編の歴史ともいうべき内容となっていて、内容の充実度は十二分な一方でやや主題がぼやけている印象があります。但し配電統制令の歴史的な位置づけの理解に資する意味もあるので、問題という程ではないと考えています。--Los viajeros 77会話2020年3月9日 (月) 08:03 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成3票のため、通過となります。--Tam0031会話2020年3月10日 (火) 14:25 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月24日 (月) 18:30 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月度の月間新記事賞受賞記事。--ProfessorPine会話2020年2月10日 (月) 18:30 (UTC)[返信]
  • 反対 ちょっと厳しめのコメントになりますが、現状は大きく改善を要する状態であると思います。
  • 文章について:「イタリアの主要各紙が自国を『三流あるいは四流国のように』思わせたこの国民的屈辱は、イタリア政府を失墜させた。」「しかし、1919年に締結されたヴェルサイユ条約において、イタリアは約束された以上のものをヨーロッパ内で獲得したわけではなく、ヨーロッパ域外の海外で得たものについては何もなかった。」など、全体にわたって少々不自然な日本語文が目立ち、文章の推敲が必要であると思います。
  • 内容の正誤について:翻訳記事ですが、原文と内容が異なっている箇所が散見され、また英語版記事自体の記述の仕方に疑問のある個所があります。具体例としては例えば「バルカン半島においては、イタリアはダルマチアでの権利を主張し、アルバニア、スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ヴァルダル・マケドニアそしてギリシャに対し、これらの地域における古代ローマ支配の先例に基づいて野心を抱いた。ダルマチアとスロベニアはイタリアへ直接併合された一方、その他のバルカン諸国は従属国となった」とありますが、これは第二次世界大戦中の出来事です。しかし上記文章が1920年代~1930年代の箇所にあり、時系列上読者をミスリードするものになっています。これに続く「同政権はまた、オーストリア、ハンガリー、ユーゴスラビア王国、大ルーマニア、ブルガリアとも保護的な宗主国ー従属国の関係を確立しようとした 」という文章も前段の時系列の不整合も受けておかしくなっています。オーストリアはアンシュルスによって独立国ではなくなっていますし、それ以前だとしてもイタリアがオーストリアを従属国化しようとしたというのはかなり突飛な話であるように思われますし、「バルカン諸国」の中にユーゴスラビアやブルガリアが含まれていないように読める文章は説明を要するものです。
  • 植民地帝国について:「植民地帝国」とは何かということについて、簡単な説明が必要であると思います。また、イタリア植民地帝国という主題の文献を読んだことはないので確信を持っていませんが、ファシスト政権による未回収のイタリアやバルカン方面への領土拡張を植民地帝国という用語で括るのは適切ではないと思います。例えばドイツ植民地帝国について語る時にドイツ帝国領内にあったアルザス・ロレーヌやポーランド人居住地域を植民地帝国という文脈では処理しませんし、ナチス・ドイツの膨張もまた植民地帝国とは普通呼びません。スロベニアやダルマチアへの拡大は国民国家の形成過程で一般的に見られる古代・中世の帝国の現代への投影でもあり、植民地帝国というよりはバルカン諸国で流行した「大〇〇主義」と同じ文脈で分析される類のものでもあるのではないかと思います(「これらの地域における古代ローマ支配の先例に基づいて野心を抱いた」といった説明は出典元ではまさにこうした文脈を受けて行っている説明であろうと予想します)。また、植民地帝国はそういう名前の国が存在したわけではなく、歴史学上の分析概念なので「その帝国建設はイタリアに対するイギリス帝国、フランス植民地帝国、ドイツ植民地帝国など他国の黙認に依存していた」といった文章は単純におかしいです。
  • 記事主題について:現状の記事は「イタリア植民地帝国」というよりは「近代イタリア領土変遷史」とでもいうべき内容となっています。記事名に内容をしっかりと対応させるには、イタリア植民地帝国が歴史学者からどのような存在と認識され、どのような構造を持っていたのか、という観点の説明を主軸に据えるような編集が必要であると考えます。--TEN会話2020年2月11日 (火) 15:01 (UTC)[返信]

選考終了時点で反対1票のため、今回は見送りとなります。--Tam0031会話2020年2月25日 (火) 14:34 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月25日 (火) 00:04 (UTC)2020年3月24日 (火) 00:04 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2020年2月11日 (火) 00:04 (UTC)[返信]
  • (賛成):広範に調べられた出典をもとに詳しく書かれた記事だと思いますので賛成します。ただ、正直、不満も感じられ、コメントに留めるべきか悩みました。
  • この研究会において重要なものだったという『仮説』には結局何が書いてあったのか、説明が欠けている。どんな内容の書物だったのか、何を目的に発行したのか。
  • 「仮説サークル(サークル)」は結局何の集まりなのか、「サークルでは授業書の研究開発のみならず、教師の悩みに乗ってもらうこともあり...」とあるから、授業書の研究開発を主な目的とする集まりだったのか。
  • 「ガリ本図書館」「フェスティバル」「科学の碑記念会館」なども、本文や字面から外延的に理解できるものの、それぞれの言葉に対して「○○を目的とする□□が設立された」「□□が設立され、○○や△△を行った」のような簡明な説明が抜けている、あるいは説明の後の方に出てくる。
  • 全体的に、細かい点の説明の前に、各種事柄の概要や大枠の説明(いわゆるトピックセンテンス)を記した方がもっとわかりやすくなるかなあと思いました。--Yapparina会話2020年2月11日 (火) 14:02 (UTC)[返信]
  • コメント Yapparina様、ご指摘ありがとうございました。文献も再調査し加筆修正を考えていましたが、多忙な時期で当初の選考期限までに余裕を持って編集を終わらすことができそうにありません。そのため、規定にある最大4週間の延長をさせていただきたい次第です……。--Assemblykinematics会話2020年2月18日 (火) 20:01 (UTC)[返信]
  • コメント お伺い 個別事項で説明が十分でないのは、(1) 調査不足(概要しか確認できていなかった文献があったり、(借りて来ずに)図書館で読むだけだった文献があったり、など)、(2) 50年以上の歴史のある組織なので、ある時点の情報を詳しく書き過ぎるのを避けた、(3) 「沿革」節でその事柄について簡単に触れていたので、後の方にある小節で冒頭の説明をしなかった、(4) 内容過剰と指摘されないように配慮、などの事情がありました。ここで問題なのは(3)で、「沿革」節をどの時点に持ってくればよいでしょうか?現在は
  • 沿革
  • 活動内容
  • 板倉賞
  • 特色・評価
  • 出版物
  • 関連施設
  • 主要な人物
という節構成になっていますが、これは書き慣れている人物記事の構成を踏まえて試しにこうしてみたもので、学会・研究会の記事の構成として自信がある訳ではありません(一応、「沿革」「活動内容」「板倉賞」といった節で活動の全体像をつかんでもらってから「特色・評価」節を読んでもらう……という配慮はしています)。
「こういった節構成にすべき」「重複を気にせず「沿革」節と各小節の冒頭の両方で概要が分かるように書けばよく、現在の節構成で構わない」など、客観的な意見をいただけると助かります……。--Assemblykinematics会話2020年2月18日 (火) 20:01 (UTC)[返信]
結論から言うと、§沿革の位置や書き方は現在の状態から大きく変える必要は無いんじゃないかなと思います。節建て自体は、読んでて特に不味いと感じるところはありませんでした。
私自身もこういった団体・組織の記事を書いたことはなく、もっぱら理工系の事柄・概念に関する記事を書いています。そういった記事では、私は§歴史を記事の下部に置いています。色々と理由はありますが、一つは、§歴史の説明には必然的に様々な専門用語が現れることになるので、§歴史の前に各専門用語の説明を与えておく方が読み進めやすいと考えているからです。
しかし、今回のような主題の記事では、特別に難しい用語が現れるわけではなく、一般的な人も知っている概念の延長上の言葉が主です。例えば、§沿革にいきなり「ガリ版印刷による『仮説』の第1集が発行される」と記しても、読む人は「『仮説』が何なのか具体的にはわからないけれど、何かの印刷物なんだな」とひとまず消化して読み進めることが十分可能です。「サークル」や「科学の碑記念会館」についても、説明なく文中に現れても、「具体的にはよくわからないけれど、何かの集まりなんだな」「具体的にはよくわからないけれど、何かの記念会館なんだな」とひとまずは消化できるはずです。
だから、§沿革を先頭に置き、そこに各事柄の説明が盛り込まれてなくても特別の問題はないと思います。それぞれの概要の説明は後の各小節に任せる構成を取っても大丈夫だと思います。むろん、文章の流れが悪くなったり冗長になったりしない程度にうまくさらりと盛り込むことができるなら、§沿革に概要の説明があってもいいと思います。重複を恐れる必要はないと思います。--Yapparina会話2020年2月18日 (火) 23:52 (UTC)[返信]
話が仰々しくなってきたので念のため説明しておきますが、私が求めているのは、§仮説サークルを例にすると
「西尾仮説サークル」「仮説実験授業広島サークル」「神奈川・川崎仮説サークル」といったサークルが各地にある。『たのしい授業』のサークル案内を見て....
という出だしに
「西尾仮説サークル」「仮説実験授業広島サークル」「神奈川・川崎仮説サークル」といったサークルが各地にある。こういったサークルでは、授業書の研究や授業方法の悩み相談などが行われてきた。『たのしい授業』のサークル案内を見て....
といった一文を追加するだけでだいぶ分かりやすくなりますよ、ということだけです。まー、WP:Vとの兼ね合いで、こういった一文を書くのもけっこう面倒だったりもしますけどね♪ --Yapparina会話2020年2月19日 (水) 01:35 (UTC)[返信]
  • コメント 既に改良に取り掛かっておられるようですが、私が読んだ感じだと、「沿革」節のつながりが悪いように思いました。たとえば、「板倉研究室に上廻昭が内地留学に訪れる」の後、「その後、板倉聖宣によって提唱された仮説実験授業の研究のため、国立教育研究所の板倉研究室に上廻昭、庄司和晃、小野田三男、西村英夫の4人の教師が1963年7月23日に集まった」となっていて、これがどうつながるのかがよくわかりません。板倉研究室で上廻氏が板倉氏と何か話をして、研究をやろうとなったから、集まったのではないのでしょうか。そのつながりがないので、事実関係がぽんぽんと提示されているだけで意味をくみ取りづらいです。またその後、「都内の私立学校の教員が多く集った点に特色がある」とありますが、上廻昭、庄司和晃、小野田三男、西村英夫の4人が都内の私立学校の教員であると言っているのか、この4人以外にさらに集まってきたのか、他に集まっているのならその人たちは口コミで集まったのか何か募集があったのか、といったところの説明もないように思います。独自研究にならないように出典を確保して書くのが大変なためなのだとは思いますが、話としてのつながりがきちんと見えるように改訂してほしいです。--Tam0031会話2020年2月19日 (水) 14:04 (UTC)[返信]
コメント 2月中旬に図書館でいろいろと文献を入手していたのですが、年度末の多忙さから書き直し切れませんでした。手元で執筆途中ではありますので、なるべく春休み中に修正・加筆し、ほかの編集者の方にも推敲していただいてから、別途選考をお願いしたいと思います。Yapparina様とTam0031様から貴重なご意見をいただいたこと、感謝申し上げます……。--Assemblykinematics会話2020年3月23日 (月) 20:46 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成1票のため、今回は見送りとなります。--Tam0031会話2020年3月24日 (火) 13:58 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月25日 (火) 00:04 (UTC)2020年3月10日 (火) 00:04 (UTC)2020年3月24日 (火) 00:04 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2020年2月11日 (火) 00:04 (UTC)[返信]
  • 賛成 若干文章の意味をくみ取りづらいところもありますが、秀逸な記事になっている英語版の翻訳ですし、内容的には大きく問題はないのであろうと考えて賛成とします。--Tam0031会話2020年2月20日 (木) 14:31 (UTC)[返信]
  • 報告 査読時間確保を希望のため、2週間延長致しました。先月GA通過した Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/アルバートサウルス 20200111 と同様、英語版FAからの翻訳なので、翻訳クオリティだけ念のためチェックしようかと思っています。が、別件で時間がとれず、当初期限内に賛否投票に間に合わずすみません。。。--ProfessorPine会話2020年2月24日 (月) 07:12 (UTC)[返信]
  • 賛成 内容面については確認できませんのでちょっと不安ですが、充実した内容になっているものと思います。かなり不自然な日本語が散見されるのが気にはなりますが、意味が取れないわけでもないので賛成で投票します。--以上の署名のないコメントは、TEN会話投稿記録)さんが 2020-03-10T02:13:55‎ に投稿したものです(Tam0031会話)による付記)。
  • コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031会話2020年3月10日 (火) 14:21 (UTC)[返信]
  • 賛成 かつて国立科学博物館の玄関ホールで観覧者を出迎えていたのが印象深い恐竜です。全てが完璧な翻訳では無いものの(古生物学節の「その生物学的観点に即した結論を導くことは可能である」とか)、概ね読みやすく理解できる文章になっていると思います。ティラノサウルス(の仲間)の食性は古くからよく論じられていますが、前脚の疲労骨折から捕食行動を推定する考え方は面白かったです。羽毛の有無や恒温・変温、走る速度どは言及がありませんが、そこまでは研究されていないのでしょうかね。まあティラノサウルスと大差はないのかもしれませんが。--totti会話2020年3月12日 (木) 01:56 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2020年3月14日 (土) 15:10 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月25日 (火) 00:04 (UTC)

  • (自動推薦)2020年1月の月間強化記事賞受賞記事。--Trgbot会話2020年2月11日 (火) 00:04 (UTC)[返信]
  • コメント 割とよく書かれていると思うのですが、「建設過程」の節は、ほとんどが設計と材質の検討の話であって、建設そのものの説明は「諸問題を乗り越えて」の節の下に2文あるだけです。あまりに簡単に過ぎると思うので、何とか工法の説明とか時期の説明とかできないものでしょうか。--Tam0031会話2020年2月20日 (木) 14:36 (UTC)[返信]
  • コメント 筆者です。J-STAGE等で論文を探しましたが、建設2編・補強工事1編のみ、他報告も論文にする前の中間報告のみでした。書籍についても見つからず、さらにホームページも「土木学会田中賞」しか出てこないため、これ以上の建設過程の情報を引き出すにはNEXCO西日本や建設主体の鹿島建設に問い合わせて資料取り寄せするしかない(しかも30年前の記録なので残っていない可能性が高い)と思われます。そのため、工法等を素人ながら調査して加筆しようと思います。なお、当方は筆者なので賛成反対等の意思表示はしません。 --あおのひーたん会話
    • (事後報告)Tam0031さんの指摘に関して、私でアクセスができる、J-Stageや土木学会HPでの報告を可能な限り追加記載しました。工事時期についてはアクセスができませんでしたが、可能な限り工法の解説を追加しております。ご確認ください。 --あおのひーたん会話2020年2月21日 (金) 11:42 (UTC)[返信]
  • 賛成 特異な条件下で架橋された橋梁について分かりやすく解説されている記事だと思います。建設過程については、当時の新聞記事からも得られる情報があるかもしれないと思います(ないなら仕方ありませんが)--運動会プロテインパワー会話2020年2月21日 (金) 15:06 (UTC)[返信]
    • コメント 筆者です。新聞だと、大分合同新聞今日新聞のようなローカル誌を漁ることになりますね(おそらく、大分県立図書館で検索するしかないでしょう)。 CiiNi論文でも探してみますが、「コンクリート工学」誌・「土木学会」誌は国会図書館にしか置いていないことが多く、早急の対応がかなり不可能と思います。ただ、ほかの指摘については可能な限りアップデートは行ってみます。 --あおのひーたん会話2020年2月21日 (金) 16:03 (UTC)[返信]
    • コメント 防霧ネット等増設工事、耐震工事における橋体たわみ、大分市議会による防霧対策の意見書等、現段階で得られる限りの情報を加筆修正しました。ご確認ください。(なお、建築の歴史については新たに入手はできませんでした。) --あおのひーたん会話2020年2月21日 (金) 17:25 (UTC)[返信]
    • 返信 対応ありがとうございます。「土木学会誌」に関しては当方でも探して、できれば加筆しようと思います(選考終了後になりそうですが)--運動会プロテインパワー会話2020年2月24日 (月) 21:52 (UTC)[返信]
    • 賛成 加筆編集者による投票。投票ルールのほうを確認しましたが、加筆した人も投票okだったとのことで。個人としても、大幅な加筆修正前の内容の量、密度、出典の確実さからすればかなり充実したものになりましたし、橋の建設以外にも、メンテナンス、耐震工事、防霧対策などが加わったため、編集者としても総合的に見て賛成に値する水準だと思います。お二方の指摘通り、今後、建設の歴史が分かれば加筆したいと思ってます。 --あおのひーたん会話2020年2月24日 (月) 05:11 (UTC)[返信]

選考終了時点で賛成3票のため、通過となります。--Tam0031会話2020年2月25日 (火) 14:36 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年2月25日 (火) 01:21 (UTC)2020年3月24日 (火) 01:21 (UTC)

また、漁協については詳しくないのですが、私が知る限り、近年の農協では組合員の離反が相次いでいて、その理由が栽培に使う肥料や農薬を農協から共同購入せねばならず、高いマージンが乗っかっていて不満があるからだとの報道がありました。特にここ数年は、ネット通販や流通大手との直接取引によって、農協に加入するメリットが薄れているとのこと。小泉進次郎氏が自民党農林部会長時代にこういった問題に対応すべく農協改革の旗振りをしていたので、漁協についてもおそらく同じ問題構造を抱えているのではないでしょうか (根っこにあるのは日本の流通構造の変化なので)。つまり何が言いたいかというと、漁協組合の宣伝的な情報だけでなく、批判・問題も外部中立的な観点から書くべきということです。--ProfessorPine会話2020年2月20日 (木) 07:40 (UTC)[返信]
  • 返信 初版執筆者です。まず前提として、漁協の "中核事業は「保険サービス」(共済) と、「飼料などの共同購入」" ではありません。確かにこの2事業は重要ですが、漁業者が激減している今、これを核とすると、漁協は破綻してしまいます。(農協と異なり、漁協は非組合員に共済・購買部門を積極的に売り込んではいないため。)だからこそ、ProfessorPineさんが「付加的」とおっしゃっている事業をせざるを得ないのです。
漁協が農協と決定的に異なるのは、漁協が漁業権を持っている(個人で取得することは不可)ので、事実上漁業をするには組合員になるしかないということです。(この辺りの事情を批判する人もいるのですが、それは漁協一般や漁業権制度への批判であって、鳥羽磯部漁協への批判ではありません。)漁協があるおかげで漁業ができる、という大前提があるので、農家による農協批判みたいな動きは起きにくいのです。
さて、選考対象の「鳥羽磯部漁業協同組合」ですが、この記事は瀬戸山(2015)をベースとして新聞記事やウェブ情報を足していって作成したものです。瀬戸山(2015)は漁協のルポ記事なので、出典元が漁協に好意的だと言えるかもしれません。新聞記事はデータベース検索で広く読みましたが、鳥羽磯部漁協に批判的な内容は特段見当たりませんでした。漁業にスポットが当たることがあまりない中で、地方の1漁協の情報(しかも対象と無関係の信頼できる情報源)を集めるのはかなり苦労しました。
「特色」のセクションは記事の特筆性を担保してくれるものとして力を入れて書いたのですが、見方によっては宣伝と取れなくもないですね。ただ、私は漁協に批判的なことを書かなければ、中立にならないとは思いません。賛成・反対両方の意見を扱えば中立、というのは最近のテレビの報道番組で使われがちな手法みたいで好みません。そもそも現場で鳥羽磯部漁協を声高に批判するような勢力がないのに(陰口を言う人くらいいるでしょうが)、批判的な記述を載せるのは、逆に中立でないと思います。過去には対象に肯定的な意見しか載っていなくても良質な記事になった例もあります。(Wikipedia:査読依頼/Umbrella (清水翔太のアルバム) 20090706Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/Umbrella (清水翔太のアルバム) 20130706参照)
最後に、せっかくコメントしていただいたのに、すべて反論で返すことになってしまったことを申し訳なく思っております。----Miyuki Meinaka会話2020年2月22日 (土) 08:41 (UTC)[返信]
  • Miyuki Meinakaさん、ご回答頂きありがとうございます。補足説明させて頂きますと、漁協に限らず企業・団体記事を書く際には、事業規模や同業他社との比較の観点が必要ですし、その事業背景としての社会変化を書くべきと考えるため、このような指摘をしております。そしてこのような記述に際し、財務データは非常に重要です。具体的には
  1. 黒字ですか、赤字ですか? (公的助成金を含める前と後で)
  2. 各事業の売上構成比、および利益構成比はどうなっていますか?
共済と共同購入が中核事業「ではない」とMiyuki Meinakaさんは仰いますが、その根拠が不明です。残念ながら、鳥羽磯部漁業協同組合側ではウェブページに公開していないのでデータは分かりませんが、場合によっては三重漁連がまとめて県内の各漁協のデータをとりまとめて農水省などの報告している可能性はあります。もう少しリサーチのアプローチを広げてみることを推奨します。
なお、取扱高と売上高は異なる概念ですので、後者が特に重要です。保険であれば保険契約高ではなく、仲介手数料として漁協に入ってくる金額が売上です。魚市場であれば、市場で売買された合計金額が取扱高になりますが、漁協の売上高は取扱高の一部でしかありません。取扱高の一定歩合を運営者の漁協がとるパターン、あるいは取扱高には連動せず出店者の売り場面積に応じて課金するパターン (不動産賃料収入みたいなもの) のいずれかだと思いますが。さらに、売上高ではなく利益もセットで語らなければなりません。市場経営の場合、設備投資が必要となるため、利益率というのは非常に低いです (流通大手のイオンやセブンアンドアイでも数%です)。一方、保険の販売などのサービス業は利益率が出やすい傾向にあります。
また (ちょっと古いのですが) 農水省の漁協合併促進レポートなどはお読みになっていますか? 7ページ目の表をご覧頂きたいのですが、他の都道府県と比較して三重県は経済規模の割に漁協数が多く、その結果、非効率で欠損金がだいぶ大きいです。私が先述のコメントで「外部中立的な批判」と申し上げたのは、こういう横比較の話です。翻って、今の「#運営」節を読むと、ターンアラウンドに成功して順調な経営をしているかのようにも読めてしまいます。なお、農水省のPDFの大元は、漁業協同組合に関する情報から辿ったものです。ざっくりお読みになれば、基礎的な論点が今の記事には足らないことがご理解頂けるのではないかと思います。
以上の理由から、現時点ではWP:GACの1点目 (網羅性: 事業の記述が偏っている)、2点目 (独自研究: データなど客観性が不足)、3点目 (中立性: 記述トーン) に難があり、賛成票を投じるのは厳しいです。Miyuki Meinakaさんの筆致は個人的に大好きなので、心の中では応援しているのですけれどもね。--ProfessorPine会話2020年2月24日 (月) 04:22 (UTC)[返信]
鳥羽磯部漁業協同組合に的をしぼって、共済と共同購入事業だとか、財務面だとか、運営が非効率だとかを論じている二次資料があれば、もちろんProfessorPineさんのおっしゃっているような事柄も書いて良いと思いますが、そういう文献がある可能性はあまり高くないような気がします。この組合について、共済と共同購入が重要だという根拠もないですし、批判にしても三重県全体の漁協の運営が非効率(だと思われる)というだけで、鳥羽磯部漁業協同組合に限って批判されるべき点がある(そういう文献がある)という証拠もありませんから、これでWP:GACを満たしていないと言われても、改善不能なのではないでしょうか。--伊佐坂安物会話/履歴2020年2月24日 (月) 09:37 (UTC)[返信]
  • 返信 ProfessorPineさんは「企業・団体記事を書く際には、事業規模や同業他社との比較の観点が必要ですし、その事業背景としての社会変化を書くべき」とおっしゃいますが、それはメディアや学者の仕事であって、百科事典の役目だとは思いません。例えば○○県大百科事典で地元企業の項目を読むと、そういった視点は欠落している場合が多いです。もちろん、そういう視点から書かれた資料があれば加筆しますし、入手していれば既に書いています。紹介された「漁協合併促進レポート」ですが、三重県で欠損金を出していた12漁協の内訳は朝日新聞の報道から分かっていまして、うち11漁協は合併して三重外湾漁業協同組合となった後に欠損金を0にし、現在は黒字経営となっています。残る1漁協は越賀漁協で、欠損金を返済できずに解散しました。よって三重県から欠損金のある漁協はすべて消滅したので、鳥羽磯部漁協も黒字経営です。古い資料(学者にとっては10年前でも「近年」だと恩師は語っていましたが)を提示して基礎的な論点が不足と言われましても。
それから、ProfessorPineさんが共済と共同購入にこだわる理由も良く分かりません。漁業協同組合の記事を読めば中核事業でないと分かるかと思います。共済事業をやっていない漁協すら存在します。さらにJF共済のディスクロージャー誌には「JF共済(JF共水連)」の健全性・安定性を訴えるページがあり、要するに漁業者からあまり信頼されていないことが窺え、収益の高い事業とは思えません。そもそも、旨味があれば民間事業者が黙っていないでしょう。仮に共済が鳥羽磯部漁協の中核だったとしても、漁協独自の共済プランを持っているだとか、職員の努力で契約件数を増やしているだとか特記事項がなければ、結局は「共済が収益の柱」の1文で終わってしまいます。購買事業に関しても同様です。またこれも仮の話ですが、共済・購買事業を既存の販売事業と同じ文章量で書けたとしても、逆にバランスが悪くなると思います。例えば老舗の和菓子店があり、和菓子の販売よりも不動産から得られる利益の方が多いとします。その和菓子店の記事に不動産事業の話ばかり書かれていれば読者は「?」と思うことでしょう。共済・購買事業を強調することはそれと同じことだと私は考えます。少なくとも共済福祉課・購買事業課があるとは書いてあるので、これらの事業に取り組んでいることは読み取れると思います。
鳥羽磯部漁協のデータが容易に手に入らないので、お隣の三重外湾漁協のデータを拝借しますと、事業総利益の4割弱を販売事業で占め、指導事業と購買事業が各2割強となっており(常 2019)、共済の貢献度は低いことが分かります。三重外湾漁協の管内は魚類養殖が盛んなため、餌を買う購買(=共同購入)が上位に来ますが、鳥羽磯部漁協の場合は餌のいらない網漁・海女漁やノリ・カキ養殖がメインの漁法かつ他の漁協より燃油を安く販売しているので、三重外湾漁協より事業利益への貢献度は下がると思われます。推論はさておき、漁協には水産業協同組合法により業務報告書を作成し、行政庁に提出することが義務付けられており、同書には財務状況や水揚げ高、1年間の活動報告と今後の活動方針が記されています。ただし、内部資料としての性格が強く、図書館に所蔵していない限りは出典として使えません。
沿革・店舗一覧・主な漁獲物しか載っていない既存の大半の漁協記事に対し、手本となりうる記事を執筆したいという思いでこの記事を作成した面があり、また私自身今の記事で完璧とは思っていないので、「この部分は露骨に宣伝的だ」などとご指摘いただければ修正いたします。個人的には、財務状況や共済事業まで書かなければ良質な記事にならないという前例を作って、将来の執筆者のハードルを上げたくはないなと思います。国立国会図書館オンラインで検索すると、鳥羽磯部漁協に関した雑誌記事がいくつかあることが分かったので、いずれ入手し、加筆したいと思います。ただ、その場合でも、雑誌記事のタイトルから察するに、財務状況・共済事業の執筆は期待できなさそうですが。---Miyuki Meinaka会話2020年2月25日 (火) 02:38 (UTC)[返信]
  • 横から失礼 横から失礼 協同組合は非営利組織なので「売上」「利益」とゆう概念はありません。協同組合で重要なのは「事業高(供給高・取扱高)」と「剰余」で存在しない「売上」やら「利益」やらを「重要だ」「書け」などとゆう不可能なことを要求するコメントは無効扱いで良いと思います。--122.130.161.168 2020年2月25日 (火) 09:17 (UTC)[返信]
  • 賛成 目安を十分満たす良い記事です。漁協の取り組みをよく伝えています。一点だけになりますが、直営直販事業関連の記述を定義文に盛り込むべきなのかなどうなのかなと考えましたが有無は主筆者様のご判断に従います。ありがとうございます。--Yuri Umino会話2020年2月26日 (水) 01:12 (UTC)[返信]
  • 賛成 Miyuki Meinakaさんのコメントを読んで、ある程度納得しました。おそらくこの内容で良いかと思います。--Tam0031会話2020年2月28日 (金) 13:30 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2020年3月1日 (日) 14:30 (UTC)[返信]

選考終了日時:2020年3月6日 (金) 14:32 (UTC)2020年3月20日 (金) 14:32 (UTC)

  • (推薦)月間新記事賞に漏れた記事です。琉球王国の朝貢・冊封体制について非常に詳細にまとめられており、また読みやすくて面白い内容になっていると思います。良質な記事の水準に十分達しているものと思い、推薦します。--Tam0031会話2020年2月21日 (金) 14:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 :推薦者票。--Tam0031会話2020年2月21日 (金) 14:32 (UTC)[返信]
  • 賛成 :量・質、引用文献ともに内容は充実。申し分ないと思う。 --あおのひーたん会話2020年2月21日 (金) 17:45 (UTC)[返信]
  • コメント 内容面では非常に高品質であると思います。ただ、以下の通り気になる点があるのでコメントにとどめます。
    • 構成について:説明が項目毎に整理されておらず、時系列に沿って随時、制度や貿易の詳細について説明が行われる形式を取るため、正直な感想としては見通しが良くないと感じます。明代・清代における一通りの朝貢・冊封の流れを通史としてまとめ、制度・構造・貿易をそれぞれ大項目としてまとめるべきではないかと思います。具体的には「§明と外交関係を結んだ新興国琉球」と「§明代における領封と頒封の意見対立と経過」に挟まれた二つの大項目、「§朝貢、冊封に関連する使節の種類」・「§朝貢と琉球の中継貿易の盛衰」などは(これらの節も通史の一部を形成しているので単純に節の位置の入れ替えだけというわけにはいかないですが)、通史とは別に外交プロトコルのあり方や中継貿易・経済との関連などを説明する節と分ける方が良いと思います。清代の説明にある「§冊封使来琉時の対応」や「§冊封使節による貿易とその影響」なども同様です。極端に言えば「琉球の朝貢と冊封の歴史」の記事は通史的叙述だけにつとめ、制度や構造の話は「琉球の朝貢と冊封」に書く、という形もあるかもしれません。うまく表現できませんが現在の記事の内容は、例えば「日本の歴史」の記事の中で「古墳」「律令」「公卿」「大名」「幕府」「日本の政党」などについての詳細がそれぞれの時系列上の登場ごとに説明されている状態、というような感覚を受けます。
    • 記事主題とのズレ:「朝貢と冊封の歴史」と銘打つものの、全体的に「琉球王国の対外関係史」に踏み込み過ぎており、記事主題に対して内容が膨らみ過ぎているように思います。例えば、「§三藩の乱とその影響」などは、三藩の乱に対する琉球の関与の説明ですが、朝貢と冊封そのものの説明においては具体的な経過の情報は必要ないので、5,6行にまとめてた上で後続の「§清代における領封と頒封の意見対立と経過」とまとめてしまって良いように思いますし、「§欧米諸国来琉の影響」なども、朝貢と冊封に直接関与しない部分は大胆に削った方が、理解に資するのではないかと感じます。
    • 表現の問題:このあたりは執筆者毎の考え方もあるので自分の意見が正しいと必ずしも自信をもって言うものではないですが、「これほどの優遇措置を明が単なるサービスで行うはずは無い。」といったフレーズや「§果されなかった幕府、薩摩藩の狙い」という節名など、あまり百科事典的ではないと感じられる表現が目立ちます。特に「1372年、明の洪武帝は中山王の察度に使者楊載を送り、入貢を要請する。察度は洪武帝の招諭に応じ、弟の泰期を使節として派遣する。」というような、「~する。」という終止形の多用は、歴史関連の書籍・論文ではあまり見ないもので、あたかも視点が当時にあるかのように思われ、記事の物語的な印象を強めているように見えます。--TEN会話2020年3月2日 (月) 16:56 (UTC)[返信]
  • 保留:情報量が多く、勉強になるが、3点に於いて賛成しかねます。1.清朝のものも含めて、一次史料の引用が一切ない。2.註から参考文献リストに飛ぶように作られていない。著者五十音順になっているが、執筆年代昇順にしてほしい。3.TENさんも指摘されている、主観的な見出しが気になります。wikipediaは歴史小説ではないのです。--Falcated会話2020年3月4日 (水) 10:23 (UTC)[返信]
    • すみません、執筆者ではないのですが一言。Wikipedia:信頼できる情報源#情報源で説明されているように、「一般に、ウィキペディアの記事は一次資料に基づくべきではなく、むしろ一次資料となる題材を注意深く扱った、信頼できる二次資料に頼るべきです」とされていて、「一次史料の引用が一切ない」ことを問題視されるのはいかがかと思います。「著者五十音順になっているが、執筆年代昇順にしてほしい」というのも、この記事の出典明記法はハーバード方式を採用しているのですから、参考文献リストを著者五十音順にするのは標準のはずです。--Tam0031会話2020年3月4日 (水) 15:10 (UTC)[返信]
    • 出典についてはTam0031さんに同感で、一次史料の引用はあくまでも参考にあればより好ましい、程度のものでしかなく、それがなければならないという基準を使用するのはWikipediaの方針上むしろ好ましくないと思います。もちろんそれを読み解ける水準の執筆者がいれば喜ばしいことではありますが、沖縄史や明・清代中国史の一次史料は現代日本語訳も乏しくアクセスしやすいものではないではないので、それを必要条件とするのは仮に秀逸な記事の選考だとしても要求過剰かと思います。ついでながら、出典のページ内リンクの有無や並び順についても同様で、つとめて形式的な話に過ぎないので過剰にこだわる必要はないかと思います。--TEN会話2020年3月4日 (水) 15:45 (UTC)[返信]
  • Tam0031さん、TENさん、ご意見ありがとうございます。先に記した、2.の「執筆年代昇順にしてほしい」は取り下げます。但し、wikiはハーバード方式ではないですよ。「出典」はハーバードですが、参考文献リストは、発行年が2番目に来ていないので、ハーバード方式ではありません。1.一次史料が一切載っていないのに、その二次資料が、「一次資料となる題材を注意深く扱った、信頼できる」内容なのか、読者には理解できません。私の例で恐縮ですが(『桑実寺縁起絵巻』)、一次史料は注釈に入れて、本文には基本含めません。私が読み込んだ意味がないからです。二次資料を読んで一次史料に出会ったら、基本、二次資料に載っているものではなく、再度一次史料に当たるようにしています。仮名や区切る箇所は、引用者によって異なる場合がありますし、引用間違いがないとは言い切れないので。琉球資料が乏しいことはありません。沖縄県史資料編とか那覇市史資料編に載っていますし、薩摩藩側の史料も使えます。宮城栄昌(1977)琉球の歴史.吉川弘文館.のような一般書にも、引用文が本文に頻繁に出てきます。清朝の外交文書も台北故宮などにありますし、バリバリの楷書で墨されてありますから、高校の漢文と中国史の知識があれば、読めます。2.の「註から参考文献リストに飛ぶように作られていない」は是非実行してください。私も当初はやり方が分からなかったのですが、ある方から、頼んだわけでもなく「査読」を受けたので、使用できるようになりました。筆者にとっては分かり切ったことでも、読者に親切な書式であることが大切だと思います。--Falcated会話2020年3月5日 (木) 17:26 (UTC)[返信]
  • コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031会話2020年3月9日 (月) 15:50 (UTC)[返信]
  • 賛成 :「概要」に出典が欲しいとも考えましたが、本文の出典で確認はできるので、現バージョンで賛成します。 --Moke会話2020年3月10日 (火) 10:21 (UTC)[返信]

賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031会話2020年3月12日 (木) 14:48 (UTC)[返信]

関連項目