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那須塩原市図書館

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那須塩原市図書館（なすしおばらしとしょかん）は、栃木県那須塩原市にある、公立図書館。那須塩原市の管理運営する図書館には愛称がみるるの那須塩原市図書館[1][2]のほか、西那須野図書館、黒磯図書館があり、さらに14のサービスポイントがある。

組織としての那須塩原市図書館

1986年（昭和61年）に社会教育課に図書館準備係が1人置かれ[3]、1987年（昭和62年）4月1日、図書館準備係が図書館に改称したことで、組織としての黒磯市図書館が発足する[4]。

2001年（平成13年）6月に公式ホームページを開設し[5]、2003年（平成15年）2月からはホームヘルパーを介して高齢者に本を貸し出すサービスを開始した[6]。

那須塩原市図書館の管理下には、3つの図書館と14のサービスポイント（公民館）がある[7]。

館名 所在 ISIL
那須塩原市図書館 本町1-1 JP-1000524
西那須野図書館 あたご町2-3 JP-1000525
塩原図書館 関谷1266-4 JP-1000526
黒磯公民館 桜町1-5
厚崎公民館 上厚崎500-1 JP-1007134
稲村公民館 若草町117-1
とようら公民館 東豊浦23-110 JP-1007135
鍋掛公民館 鍋掛531 JP-1007137
東那須野公民館 東小屋474-11 JP-1007138
高林公民館 箭坪347 JP-1007139
西那須野公民館 太夫塚1-194-78 JP-1007128
狩野公民館 槻沢231 JP-1007129
南公民館 二区町401 JP-1007130
西公民館 四区町661 JP-1007131
三島公民館 東三島6-337 JP-1007132
大山公民館 下永田8-7-86 JP-1007133
塩原公民館 中塩原1-2 JP-1007140

那須塩原市図書館（みるる）

那須塩原市図書館 みるる
Nasushiobara Library
旭通りから（2022年5月）
施設情報
正式名称 那須塩原市図書館
愛称 みるる[1][2]
前身 黒磯市図書館
那須塩原市黒磯図書館
専門分野 総合
事業主体 那須塩原市
管理運営 那須塩原市教育委員会生涯学習課[8]（一部民間委託[9]）
建物設計 UAo（伊藤麻理）[8]
延床面積 4,967.69[8] m2
開館 1987年10月17日（黒磯市図書館）[4]
2020年9月1日（みるる）[1][2]
所在地 〒325-0056
栃木県那須塩原市本町1番1号
位置 北緯36度58分09.43秒 東経140度03分31.18秒 / 北緯36.9692861度 東経140.0586611度 / 36.9692861; 140.0586611座標: 北緯36度58分09.43秒 東経140度03分31.18秒 / 北緯36.9692861度 東経140.0586611度 / 36.9692861; 140.0586611
ISIL JP-1000524[10]
統計・組織情報
蔵書数 148,929冊（2021年3月31日[13]時点）
貸出数 173,246冊（2020年度[14]）
来館者数 147,948人（2020年度[15]）
年運営費 79794千円（2021年度[16]）
条例 那須塩原市図書館条例（平成17年1月1日那須塩原市条例第104号）[17]
館長 山田隆（2021年4月現在）[11]
職員数 31人（2021年4月現在）[12]
公式サイト 那須塩原市の図書館
備考 各統計値に西那須野図書館・塩原図書館を含まない。
地図
地図
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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JR東北本線黒磯駅前の那須塩原市本町にあり、同線の真上を通る東北新幹線の高架橋に沿って建つ図書館である[18]。森をテーマとして設計され[19]、まちのにぎわい創出の拠点施設として[18]、「人が育つことでまちを育てる」という新しい発想の公共図書館となることを目指している[19]。図書館の敷地は市有地で、図書館建設前は臨時駐車場であった[20]。敷地面積は4,011.49 m2、建築面積は3,078.21 m2（建ぺい率76.73%）、延床面積は4,967.69 m2（容積率120.51%[注 1]）で、鉄骨構造地上2階建てである[21][8]。

建築

建築設計事務所であるUAo（Urban Architecture office）の設計、および石川・生駒・万特定工事共同企業体の建築施工による[22]。設計コンペには150の応募があり[23]、2016年（平成28年）3月にUAoが選ばれた[18]。主担当はUAoのCEO・伊藤麻理である[8]。伊藤は地元の栃木県立黒磯高等学校の卒業生であり、コンビニエンスストアと公園しかたまり場がなかったという自身の高校時代の経験を踏まえ、市主催のワークショップで高校生を含めた市民の声[注 2]を収集し、設計に反映した[20]。そこから、本を貸し出すだけの静かな図書館は時代遅れであると考え、会話を通して学びを促す賑やかな図書館を志向した[24]。

全体の設計コンセプトは「言葉の森」である[19]。1階はアーバントレイルを中心軸として、市民の交流や活動の創出を意図しているのに対し、2階は静かに読書できる空間としている[8]。

館内[25][26]
階 主な施設
2階 那須塩原市図書館 開架エリア、アクティブラーニングスペース、スタディスペース、閉架・集密書庫、テラス
1階 こどものもり（児童図書）[注 3]、森のポケット、カフェ[注 4]、ニュースエリア、会議室、展示室、ラボ、ホール、森のポケット、事務室
その他 行政窓口（とちぎ結婚支援センター那須塩原）[30]、駅前観光案内所（関東自動車黒磯駅前定期センター[31]）

1階と2階を結ぶ階段には、途中に椅子を設けて居場所を作っている[32]。階段の表面は左官仕上げで、大谷石が骨材に使用された[33]。南側の階段は多世代交流を意図して、アクティブラーニングスペースと接続させている[34]。アクティブラーニングスペースも階段状になっており、椅子は設置されているが、床に座っても良い[27]。

建設背景

黒磯駅は、東北本線の要衝として、また、リゾート地・那須高原への玄関口として活気が満ちていたが、後者の役割は1982年（昭和57年）の東北新幹線開業に伴い、那須塩原駅へ移った[35]。モータリゼーションの進展と郊外への大型店進出による都市機能の拡散[36]、それに伴う中心市街地の衰退[20]も課題となっていた[36]。黒磯駅前の事業者は、2007年（平成19年）に黒磯駅前活性化委員会（後に「えきっぷくろいそ」に改称[24]）を立ち上げてイベント開催による活性化を図ったり[27]、まちづくり市民投票を行って活性化のアイディアを募ったりした[24]。那須塩原市も2014年（平成26年）度に国土交通省の都市再生整備計画事業（旧まちづくり交付金）を利用した黒磯駅前の賑いの再生を計画し、その拠点施設の1つとして図書館を建設することにした[18]。計画段階では、駅前図書館を仮称としていた[36]。

駅を中心とした地域交流と人口集積を図るため、駅前広場も併せて整備することになった[36]。みるるの特徴的な三角形を組み合わせた屋根のデザインが、駅前ロータリーや駅前広場（森の広場[25]）の上屋にも採用されている[35][注 5]。また、駅前広場と一体的に利用することを想定し、図書館北側に100人程度を収容する多目的ホール「みるるホール」を設置した[25]。

那須塩原市は、みるるの建設と同時に、那須塩原市まちなか交流センター（くるる）の建設や電線類地中化を並行して進め、コンパクトシティを目指している[20]。また、先行するアートプロジェクト・ART369 PROJECTとみるるの相乗効果による市民の文化力向上や交流人口の拡大も期待されている[36]。

屋根・天井

屋根は三角形を組み合わせた構造をしており、設計者の伊藤は「リーフライン」と呼んでいる[37]。それぞれの三角形は形状や勾配が異なっており、館内から天井を見上げると、森の中で木々を見上げたように感じられる[37]。天井は鉄骨の架構で支えており、屋根の勾配は雨水を建物の外周に流すように計算されている[37]。構造設計を担当した金箱構造設計事務所の金箱温春は、地方の建設会社や鉄骨製作会社でも造りやすく費用も抑えられるよう、屋根のH形鋼の梁と鋼管柱の接合部を基本的にピン接合とし、剛接合を極力減らして簡素化した[38]。

単板積層材（LVL）でできた天井のルーバーは、三角形の形状・勾配に関わらず、すべて同一方向に揃えている[37]。ルーバーから差し込む光は木漏れ日をイメージしている[19][39]。

天井に勾配を付けることで、天井の高いところは賑いの場、低いところは静かで落ち着く場を創出し、緩やかに空間を区切っている[40]。夜間には、天井が館内の光を反射して、駅前広場を照らし出す[41]。

アーバントレイル

図書館から駅前広場に続くアーバントレイル

1階部分を南北に貫く通路は、アーバントレイル「みるるアベニュー」と命名されている[42]。トレイルの南端はまちなかの交差点に、北端は黒磯駅前に通じており[注 6]、市民や高校生の生活動線を図書館に引き込む、言い換えれば、図書館に用がなくても市民や高校生が通り抜けるのに利用する、というコンセプトで設置された[32]。トレイルを往来することで、交流や活動が生まれることが期待されている[32]。気軽に入館できるよう、図書の盗難防止システムを入り口に設置しなかった[29]。

トレイルの両側には、カフェ[注 4]・ギャラリー・ラボ・ニュースエリア・こどものもり（児童図書コーナー）[注 3]・「森のポケット」などが配置されている[32]。森のポケットは、木立の中に空が開け、光が注ぐポケット状の空間をイメージしている[19]。約7 mの書棚に両脇を挟まれ、2層吹き抜けのガラス張りの窓に面している[43]。窓にかけられたカーテンは、ベルギーを拠点に活動する本郷いづみが手掛けた[32]。森のポケットはアーバントレイルの各所に配置し、たまり場[注 7]を創出した[33]。

本棚

1階の本棚は60×48 cmを基本とした箱[注 8]を多数組み合わせたもので、森の中で木立の間から先を見通すかのように、棚の隙間から視線が抜けるようにしている[45]。外から見られることを意識し、本棚をハの字形に配置している[25]。1階に配架する本は「ローカル」と「リアルタイム」をテーマとしており、ブックディレクターの幅允孝や図書館員が選書した本を飾るように置き、本の詰まっていない棚が多い[27]。また、本から抜き出した1文が随所にディスプレイされている[27]。

2階の本棚は中央のブラウジングコーナーを中心に、放射状に配置している[25]。日本十進分類法に沿って並んでおり、ブラウジングコーナーに立って周囲を見渡せば、目的の本にたどり着けるようにしている[46]。本棚は背を低く抑えられ[34]、表紙が見えるように置かれている本が多い[27]。ブラウジングコーナーを賑いの場として、端の方へ行くほど静かになるように工夫されており、窓際の席は1人でくつろげるスペースとなっている[25]。

評価

2021年（令和3年）にグッドデザイン賞[47]、栃木県マロニエ建築賞[48]、Design Educates Awards、日事連建築賞優秀賞、AACA賞優秀賞を受賞した[49]。また、木住野彰悟が主に担当した館内のサイン[50]は、2021年（令和3年）度の日本サインデザイン賞銅賞[51]およびDesign for Asia Award（アジアデザイン賞）銀賞[49]を受賞した。

旧館

旧黒磯市図書館・那須塩原市黒磯図書館は黒磯駅から2 km離れた[52]末広町53-43[53]（旧住所：豊浦53-43[52]、北緯36度58分06.90秒 東経140度02分51.47秒 / 北緯36.9685833度 東経140.0476306度 / 36.9685833; 140.0476306）にあった[52]。鉄筋コンクリート構造2階建てで、敷地面積は2,973 m2、延床面積は1,575.31 m2であった[54]。1階に一般開架・児童開架・書庫・事務室など、2階にレファレンス室・視聴覚室・郷土資料室・読書室・会議室などを配置していた[55]。

歴史

旧館（1985-2020）

黒磯図書館（2016年）

1985年（昭和60年）、黒磯市は第3次振興計画を策定し、図書館の建設計画を盛り込んだ[3]。翌1986年（昭和61年）には社会教育課に図書館準備係を1人置き、図書館建設審議会（5回開催）による図書館建設位置や規模の検討、県内4館（真岡市立図書館・上三川町立図書館・栃木市図書館・大平町立図書館）の視察、設計コンペ、建設工事入札と進み、9月10日に着工した[3]。設計監理費は1180万円、工費は3億7880万円で、1987年（昭和62年）3月25日に竣工し[56]、市へ引き渡された[3]。4月1日、組織としての黒磯市図書館が発足し、書架や図書の購入手続きを進め、7月25日に読書室・会議室のみ先行して開放した[4]。全館開館となったのは、10月17日の落成式以降である[4]。

開館後直ちに、移動図書館の検討に入り、1988年（昭和63年）3月16日に公募の結果、名称を「さわやか号」に決定し、5月18日より市内12ステーションの巡回を開始した[57]。1989年（平成元年）4月、さわやか号のステーションを14か所に増やし、貸出冊数も1人3冊から5冊に変更、ビデオの貸し出しを開始した[58]。1989年（平成元年）度の蔵書数は89,079冊（うち児童書は21,069冊）で、開館時間は10時から18時まで（月曜日は13時まで）、休館日は火曜日、祝日、第3日曜日、第1・第3日曜日の翌日であった[59]。その後、休館日は月曜日、火曜日、祝日に変更され、年末年始には9連休を取ったため、「休館が長すぎる」と非難を浴び、2000年（平成12年）4月より火曜日が開館日に改められた[60]。

2005年（平成17年）1月1日に黒磯市は那須郡西那須野町・塩原町と合併して那須塩原市となり[61]、黒磯市図書館から那須塩原市黒磯図書館に改称した[62]。

2012年（平成24年）4月1日、指定管理者制度を導入し、大高商事・大新東ヒューマンサービス・藤井産業共同事業体の管理運営に移行した[63]。これに伴い、祝日に開館するようになった[63]。同年4月23日、子どもの読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けた[64]。

2020年（令和2年）1月31日に貸し出しを終了し、以降は自習スペースの開放などを続け[65]、3月31日に黒磯図書館が閉館した[2]。閉館を前に、1月25日と1月26日に利用者への感謝を伝えるイベントを開催した[65]。

2021年（令和3年）8月には解体工事の入札が行われ、解体された[66]。

新館（2020- ）

新館の設計は2016年（平成26年）4月から1年をかけて行われ、2017年（平成29年）12月に着工、2020年（令和2年）1月に完工した[8]。設計・監理費用は1億4513万400円、工費は24億1499万3千円である[8]。2019年（令和元年）9月26日、新館の正式名称を「那須塩原市図書館」とし、私語や館内での撮影の許可などのルールを発表した[67]。当初は2020年（令和2年）7月1日にみるるを開館する予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期され、8月1日から予約本の受け取りなどに限定して業務を開始し、9月1日に開館した[2]。開館当日は関係者約15人によるオープニングセレモニーを開催し、「みるる」のロゴマークが披露された[1]。

感染症対策として、開館から当面の間、閲覧席・学習室の使用禁止と開館時間の短縮が実施された[2]。段階的に制限を緩和していき、11月からはほぼ通常化し、利用者数も増えていった[8]。館長によれば、11月の来館者数は旧館時代の2倍近くになったといい[8]、2022年（令和4年）には旧館時代の3倍になった[29]。

利用案内

愛称の「みるる」は、那須塩原市立黒磯中学校の生徒が名付けたもので、「多くの人に見に来てほしい」という願いを込めたものである[2]。座席数408席は、栃木県の図書館で最も多い[1]。ふた付きの容器であれば、飲料の持ち込みが可能である[29]。館内での会話は許可されているが、声が大きいと職員が注意することがある[27]。

みるるは那須塩原市の直営で、図書の管理などの一部業務は民間委託している[9]。委託の契約期間は2025年（令和7年）3月31日までで、契約満了以降に指定管理者制度導入を視野に入れている[9]。

  • 開館時間：10時から21時まで
    • 土日祝日は18時まで。
  • 休館日：月曜日（祝日の場合は翌平日に休館）、年末年始、特別整理期間
  • 貸出制限：那須塩原市に居住・通勤・通学する者または大田原市、矢板市、日光市、那須郡那須町、塩谷郡塩谷町、福島県白河市・西白河郡西郷村に居住する者。
  • 貸出可能点数：図書・雑誌・紙芝居=15点、視聴覚資料（CD・DVD等）=5点
    • 市内図書館・公民館での合計数
  • 貸出可能期間：2週間（予約多数の視聴覚資料は1週間、延長は1回可）
  • 返却場所：図書館カウンター（市内図書館・公民館いずれでも可）、返却ポスト（市内3図書館に設置）
    • みるるにはCD・DVD専用返却ポストがある。
  • 予約、リクエスト、複写、レファレンスサービス、オンラインデータベース（日経テレコン・D1-Law.com）、ハンディキャップサービスが利用可能。

西那須野図書館

JR東北本線西那須野駅の南西、那須塩原市あたご町2-3（北緯36度52分57秒 東経139度58分58秒 / 北緯36.88244度 東経139.98289度 / 36.88244; 139.98289）にあり、西那須野駅から徒歩5分圏内にある[70]。児童や乳幼児向けの図鑑や絵本などがあるおはなし室が設けられており、主にボランティア団体によっておはなし会や紙芝居会が開かれている[70]。学習席の利用にはカウンターでの申請が必要で、14:00 - 14:30は換気と消毒が行われるため利用できない[71]。

那須塩原市役所の新庁舎完成後、旧庁舎の2、3階が改修され、西那須野図書館が移された[72]。

塩原図書館

那須塩原市関谷1266-4（北緯36度56分43秒 東経139度53分47秒 / 北緯36.94516度 東経139.89650度 / 36.94516; 139.89650）のハロープラザ内にあり、ハロープラザ敷地内には予約ワゴンバスの停留所がある[73]。乳幼児向けの絵本、ふるさと文庫などのあるおはなし室では毎月第1・第3土曜日10:30より、ボランティア団体によっておはなし会が開かれている[73]。また、カウンター脇には、インターネット開放端末および持込みパソコン専用席が設置されている[73]。

脚注

[脚注の使い方]
注釈
  1. ^ 延床面積のうち、133.12 m2は容積率不算入部分である[8]。
  2. ^ ワークショップでは、インターネットを介して情報を手に入れやすい一方で、得た情報を友人らと共有したり、実際の行動に移したりする場がないということが明らかになった[24]
  3. ^ a b 児童図書のコーナーは0歳から6歳対象と、6歳から13歳対象の2つのコーナーに分かれている[27]。その間に「大人への階段」がある[27]。
  4. ^ a b 店名は「モリコーネ」で、那須町の森林ノ牧場が経営する[28]。同牧場のジャージー牛から絞った牛乳を使ったソフトクリームやヨーグルトなどを販売している[29]
  5. ^ 施工業者は、みるると駅前広場で異なる[21]。
  6. ^ トレイルは図書館を通り抜けて、駅前広場まで貫いている[25]。
  7. ^ 森のポケットには明確な用途を設定せず、利用者が自由に使える場としている[44]。
  8. ^ 総数は3,000箱にのぼる[27]。
出典
  1. ^ a b c d e 湯浅聖一"図書館「みるる」開館 コロナで2カ月遅れ 那須塩原"毎日新聞2020年9月2日付朝刊、栃木版19ページ
  2. ^ a b c d e f g 「黒磯駅前の図書館開館 那須塩原市 蔵書20万冊、カフェも」読売新聞2020年9月6日付朝刊、栃木2、26ページ
  3. ^ a b c d 黒磯市図書館 1990, p. 59.
  4. ^ a b c d 黒磯市図書館 1990, p. 60.
  5. ^ 「黒磯 図書館がホームページ開設」毎日新聞2001年6月19日付朝刊、栃木版、25ページ
  6. ^ 「黒磯市図書館、高齢者に本の宅配 貸出期間2倍、今月から」読売新聞2003年2月9日付朝刊、栃木北版34ページ
  7. ^ “公民館・図書館案内”. 那須塩原市の図書館. 2022年6月12日閲覧。
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  12. ^ 栃木県公共図書館協会 2021, p. 7.
  13. ^ 栃木県公共図書館協会 2021, p. 10.
  14. ^ 栃木県公共図書館協会 2021, p. 19.
  15. ^ 栃木県公共図書館協会 2021, p. 17.
  16. ^ 栃木県公共図書館協会 2021, p. 9.
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  19. ^ a b c d e 伊藤 2020, p. 50.
  20. ^ a b c d 浅沼直樹・上月直之「駅前に図書館 にぎわい呼ぶ 交流の場、まちづくりの核に 茨城・土浦 来館8ヵ月で40万人超 栃木・那須塩原 高校生立ち寄りやすく」日本経済新聞2018年8月25日付朝刊、地方経済面北関東41ページ
  21. ^ a b 新建築社 2020, p. 178.
  22. ^ 伊藤 2020, p. 46.
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  24. ^ a b c d 小林有希 (2018年6月16日). “Amazon、TSUTAYAに負けない「賑やかな」図書館の可能性（2/3ページ）”. 現代ビジネス. 講談社. 2022年6月12日閲覧。
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  26. ^ 松浦 2020, p. 30, 33.
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参考文献

  • 伊藤麻理「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」『新建築』第95巻第15号、新建築社、2020年11月1日、46-55頁、NAID 40022390471。 
  • 企画部秘書課 編『広報なすしおばら No.173』那須塩原市、2012年3月5日、16頁。https://www.city.nasushiobara.lg.jp/material/files/group/4/20120305.pdf。 
  • 松浦隆幸「生活動線を引き込む図書館 集まる人を本の世界に誘い、多様な活動を触発」『日経アーキテクチュア』第1181号、日経BP、2020年12月10日、28-37頁、ISSN 0385-0870。 
  • 『平成2年度 図書館要覧』黒磯市図書館、1990年9月、63頁。 
  • 「DATA SHEET/PROFILE」『新建築』第95巻第15号、新建築社、2020年11月1日、178-191頁、ISSN 1342-5447。 
  • 『栃木県内の図書館 2021（令和3年度）』栃木県公共図書館協会、2021年、68頁。 

関連項目

外部リンク

栃木県の旗 栃木県の図書館
県立
市町村立
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