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ダイエット

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ダイエット英語: diet)とは、「食べ物を食べる」「ヒト動物が普段から習慣的に食べている食べ物」「『身体を細くしたい』『体重を減らしたい』という目的や、医学上の理由に基づき、食事の内容を制限する」「食事療法」を意味する言葉である[1][2][3][4][5]。「生き方」「生活習慣」「食事療法」を意味するギリシア語δίαιτα」が起源[3][4]

英語辞典メリアム・ウェブスター(Merriam Webster)では、この言葉の定義について、自動詞として「食べ物を食べる」「あらかじめ定められた規則に従って飲食する」、他動詞として「ヒトに食べ物を摂取させる」、名詞として「毎日規則的に食べるもの」「習慣的な栄養の摂取」「ある特別な理由に基づいてヒトや動物に処方する食べ物」「体重を減らす目的で実施する食事療法」「繰り返し提供されたり体験したりするもの」としている[3]

a poor diet」は、「劣悪、粗末、質の低い、栄養がほとんどない食べ物および食事」のことである。→「150,000 Californians die each year from diseases related to a poor diet.」[5](「カリフォルニア州では毎年15万人が不健康な食事が原因で起こる疾患で命を落としている」)

また、「定期的に経験する事柄」[2]、「繰り返し提供されたり体験したりするもの」[3]、「同じ職業に従事する者たちによる会合・活動」[1]、「限られた範囲内での活動」[2]、「一部の国における立法議会(国会)」も意味する[1][3][4]

この単語の中心的な意味は「食べ物を食べる」「普段から食べている食べ物」「食事療法」であり、「痩せる」「体重を減らす」「運動する」「運動して体重を減らす」という意味はこの単語には一切無く、「ダイエット」と「運動」は何の関係も無い[1][2][3][4][5]。また、「運動」には体重も体脂肪も減らす効果は全く無い。「運動に励めば体重や体脂肪を減らせる」証拠も存在しない[6][7][8][9]

語源と歴史

古代ギリシア語δίαιτα」を起源とし、その意味は「生活習慣」「生き方」[3][4]、「住まい」「食事療法[4] 。この単語は、「diaitasthai」(「生きる、暮らす、人生を歩む」[3][4])、「diaitan」(「食べ物飲み物を分けて選ぶ」)に由来する(「dia」は「離れる」、「ainysthai」は「手に取る」[4])。このギリシア語δίαιτα」がラテン語の「diaeta」、そこから「日々の仕事、賃金、毎日食べるもの」を意味する中世ラテン語dieta」として使われるようになる[4]。12世紀のころには「規則的に食べるもの」を意味する言葉として使われ、13世紀ごろの古フランス語diète」(「食べ物、料理」「規定食」の意)を経て、英語に輸入された[4]。この単語が英語に初めて登場したのも13世紀である[3]

14世紀後半以降になると、「摂取量と効果を考慮した食べ物」「医師の指示や医学上の理由に基づく食事療法」「特定の食べ物の摂取を制限する」「健康を守るために自身の食事を制限する」という意味で使われていた[4]。「肥満を防ぐために食べ物(の種類)を制限する」という意味で使われるようになったのは1650年代からである[4]。中世英語(12世紀から15世紀末まで)のころには「生き方」「生活習慣」を意味する言葉として使われており、これがこの単語の本来の意味である[3]

この単語に(デンマークスウェーデンスイスハンガリー日本における)「国会」「議会」(「the Diet」と、定冠詞が付く(「国会議事堂」の英語表記は「The Diet Building」である)という意味があるのは、「日々の勤め」「賃金」「議員による会議・会合」を意味するラテン語「dieta」に由来しており[1][4]、「立法、政治のために開催される議会」「何らかの目的で開催される集会」も意味する[4]。これはラテン語 の「dies」(「日」の意)の派生語として扱われていたが、いずれもその語源は同じギリシア語「δίαιτα」に行き着く[3][4]

1600年以降、イングランドフランスの作家が、「ドイツオーストリアにおける立法議会」を意味する言葉としてこの単語を使うようになった[4]

1825年フランスの法律家で美食家、ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン(Jean Anthelme Brillat-Savarin)は、著書『Physiologie du gout』(『味覚の生理学』)の中で、「ヒトにおいても、動物においても、脂肪が蓄積するのは小麦粉デンプンを食べるのが原因であることは証明済みである」「デンプンは、砂糖と組み合わせることにより、より迅速に、より確実にその効果が発揮される」(「La fécule produit plus vite et plus sûrement son effet quand elle est unie au sucre」)と書いた[10]。ブリア=サヴァランは、肥満の治療法として「炭水化物を制限する食事」を説いた最初の人物と見なされることがある[11]

1844年、フランスの退役軍医、ジャン=フランソワ・ダンセル(Jean-François Dançel)は、フランス科学協会にて、肥満の治療法を発表した。彼は「化学者は、実験としてバターだけを食べさせ続けたところ、実験の終わりに、鳩は痩せ細った状態で死んだ」「バターを食べても、身体に脂肪は増えない」「肥満患者が肉だけを食べ、それ以外の食べ物の摂取はごく少量にのみにすれば、一人の例外も無く肥満を治癒できる」と主張した。ダンセルによる肥満治療の理論は1864年に英語に翻訳され、その題名は『Obesity, or Excessive Corpulence: The Various Causes and the Rational Means of Cure』(『肥満、あるいは過剰な脂肪蓄積:さまざまな原因と妥当な治療法』)であった[12]


1869年、イングランドの医師、トマス・ホークス・タナー(Thomas Hawkes Tanner, 1824-1871)は、 著書『The Practice of Medicine』(『実践医学』)の中で、以下のように書き残している。

デンプン質が多いものや植物性食品は、あなたの身体を太らせる。とりわけ、糖分の摂取は太りやすい…。 砂糖生産国にて、栽培農園で働く黒人や畜牛は、サトウキビを集めて砂糖を抽出している間に、驚くほどの肥満体へと変わる。この収穫の間、砂糖の入った液体は自由に消費される。しかし、収穫時期が終わるとともに、彼らの身体の過剰な脂肪組織は徐々に失われていく[6]

また、タナーは体重を減らす目的での「食べる量を減らす、減食」については何の効果も無い点を指摘し、身体活動(運動)については「ridiculous」(「何の価値も無い」)と切り捨てた[6][7]。ウィリアム・バンティングも、食べる量を減らして運動量を増やしたが体重は減らせなかった。食べる量を減らす行為が悉く無残な結果に終わる点については、小児肥満の研究者でもあったヒルデ・ブルッフ(Hilde Bruch)も指摘している[13]。さらにブルッフは、1957年に「食事管理による肥満の抑制における大きな進歩と呼べるのは、身体の中で脂肪を生成するのは肉ではなく、パンや甘く味付けされた食べ物のような、『無害』と思われていたものこそが肥満をもたらす、と認識された点にある」と書いた[13][14]1886年ベルリンで開催された内科学会にて、食事療法についての討論会が行われた際、肥満患者を確実に減らせる食事療法が3つ紹介され、ウィリアム・バンティングが実践していた方法がそのうちの1つとして紹介された。残りの2つはいずれもドイツ人の医師が開発した方法であるが、いずれにも共通するのは

  • 「肉は無制限に食べて構わない」
  • 「デンプン質・糖質は完全に禁止」

というものであった。ヒルデ・ブルッフはこの歴史を取り上げた。

1950年代、クイーン・エリザベス大学の栄養学教授、ジョン・ユドキン(John Yudkin)は、「炭水化物を制限すれば体重の制御が可能である」ことを、多くの肥満患者に教示した[15]

リチャード・マッカーネス(Richard Mackarness)は、1958年に出版した著書『Eat Fat and Grow Slim』(『脂肪を食べて細身になろう』)にて、「体重が増える原因は炭水化物の摂取にある」と明言し、「肉、魚、脂肪は食べたいだけ食べてよい」とし、穀物と砂糖を避けるよう主張した[16]

オーストリアの医師、ヴォルフガング・ルッツ(Wolfgang Lutz, 1913-2010)は、1967年に『Leben ohne Brot』(『パンの無い暮らし』)を出版し、「炭水化物の摂取を減らすことこそが、脂肪を燃焼させる唯一の方法である」「この食事法により、肥満、糖尿病、心臓病、癌を予防できる」「狩猟採集生活者として暮らしてきた人類は動物の肉を長きに亘って食べてきた」「食べ物に含まれる脂肪は、ほとんどの慢性疾患とは何の関係も無い」と断言している(ルッツは炭水化物の1日の摂取上限を「72gまで」と定めた)[17]。ルッツによれば、40年間で10,000人を超える患者を診察し、クローン病、潰瘍性大腸炎、胃疾患、痛風、メタボリック症候群、癲癇、多発性硬化症・・・この食事法を処方することでこれらの慢性疾患を治療したという。ルッツは「炭水化物が少なく、タンパク質と脂肪が豊富な食事こそが、人間の身体に最も適応した食事であり、炭水化物が多く、脂肪が少ないものは人間の食事ではない」と書いた[18]2000年7月、ルッツはクリスチャン・アラン(Christian Allan)の助けを得て、この本の英語版『Life Without Bread』を出版した。

北極に住むエスキモーたちと暮らしたヴィルヒャムル・ステファンソン(Vilhjálmur Stefánsson)は、脂肪が多い肉と魚を食べ続け、野菜や果物は食べなかった。1928年に実施された一年間の肉食実験では、炭水化物を食べず、肉だけを食べ続けた。タンパク質の摂取量が多過ぎると体調不良に陥り、脂肪の摂取量を増やすと体調は回復した。脂肪が多い肉を食べ続けたところ、「バランスの取れた食事」を取っていたときよりも健康体となった[19]リチャード・ヘンリー・デイナ・ジュニア(Richard Henry Dana Jr.)は、1840年の時点で「我々は1日に3回、新鮮な牛肉のステーキだけを食べていた。病気とは無縁の健康状態を維持できた」と書き残している[19]

ロシアの作家、レフ・トルストイ(Лев Толстой)は、1870年代に発表した小説『アンナ・カレーニナ』(Анна Каренина)にて、肥満を防ぐにあたり、アレクシイ・ヴロンスキー伯爵に牛肉のステーキを食べさせ、炭水化物が多いものを避けさせた[20][21]

ダイエットの分類例

方式 やり方 備考 目的外の特徴的な影響例
カロリー制限 炭水化物タンパク質脂肪全体の摂取量を減らす ドイツ人の内科医カール・フォン・ノールデン(Carl von Noorden)が1907年英語で発表した『Metabolism and Practical Medicine』(『代謝と実践医療』)の第3章『Obesity』(『肥満』)にて、「消費する以上のエネルギーを摂取するから太るのだ」と唱えた[22]
エネルギーの摂取と消費の出納バランスによって体重が変化するという考え方は、現在でも体重管理の基本的事項とされている[23]:51-54
摂取エネルギー量が少ない場合にはタンパク質や他の栄養素の充足が難しくなるため、身体活動量の増加により消費エネルギー量を増やしたり[23]:54、必須栄養素を欠かさないよう栄養バランスを工夫するなど対応が必要となる[24]:53-56

カロリー理論に基づくこの食事法には、体重増加を防ぐ効果も、疾患や病気を防ぐ効果も一切無い[25][26][要検証]

脂質制限 食べ物に含まれる脂肪分の摂取を減らす カロリー制限と同じ。
炭水化物制限 低糖質・中タンパク・高脂肪食 石器時代狩猟採集生活を送っていた頃の人類が摂っていた食事。動物の肉・魚・卵・ナッツといった、タンパク質と脂肪が豊富なものを中心に食べ、炭水化物の摂取量は極めて少ない。
農耕を開始し、穀物を食べ始めるようになるまで、人類はこのような食事を摂っていたと考えられている[16]。制限するのは炭水化物のみであり、摂取カロリーは一切制限しない。
トランス脂肪酸は避ける[27]
脂肪の摂取量が少なかったり、炭水化物の摂取量を増やすと、体調不良に陥る[28]
ケトジェニック・ダイエット 極度の低糖質・低タンパク・極度の高脂肪な食事 1920年代前半、メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)の医師、ラッセル・ワイルダー(Russell Wilder)が開発した食事法。元々は癲癇を治療するために開発し、患者に処方した[29][30]。「ケトン食」「ケトジェニック療法」とも呼ばれる。
砂糖、甘い果物全般、デンプンが豊富なもの全般を避け、各種ナッツ、生クリームバターの摂取を増やす[31]
栄養素の構成比率は、「脂肪(4):タンパク質と炭水化物(1)」である。脂肪分が90%、タンパク質が6%で、炭水化物の摂取は可能な限り避ける[32]。タンパク質の摂取量も制限する場合がある。
トランス脂肪酸を避けるのは炭水化物制限食と同じ。
脂肪の摂取量が少なかったり、炭水化物の摂取量を増やすと、体調不良に陥る[28]
パレオ・ダイエット 旧石器時代を生きていたころの人類が取っていた食事
動物の肉と脂肪を中心に食べる
1970年代、胃腸病専門医のウォルター・L・ヴォーグリン(Walter L. Voegtlin)が考案した食事法。「原始食」とも。
旧石器時代の食事に立ち返る」という理念に基づき、動物の肉、魚介類鳥類脂肪野菜キノコ昆虫根菜、ナッツ類、果物、塩を食べる。
穀物、類、類、小麦粉砂糖乳製品、加工油(トランス脂肪酸を含む)は食べない。
この食事法を提唱した初期の頃のヴォーグリンは、牛乳を含めたすべての乳製品やマメ科の食べ物を食べることには反対していなかった[33][34]1975年に出版した著書『The Stone Age Diet』の付録では、肉、卵、魚、調理した収穫物、野菜、サヤインゲン、チーズ、サワークリームで構成された低糖質料理を奨めている[33]
農耕や牧畜に頼らず、原始的な食生活に近い形の生活習慣を送るのが前提となる。
炭水化物制限食に似ているが、食べられないものも多く、慣れない者にとってはストレスに晒され、弊害を招く恐れがある。
なお、現代の果物については何度となく品種改良が重ねられたことで、野生の果物に比べて果糖の含有量がより増しており、食べれば食べるほど太りやすくなっている点に注意する必要がある[7]

肥満と減食・運動について

ウィリアム・バンティングによる減量法

ティム・ノークス(2009年11月)



「運動は何の役にも立たない」

運動しないほうが、体重も体脂肪も減る[35]

炭水化物と肥満

ルッツは「炭水化物が少なく、タンパク質と脂肪が豊富な食事こそが、人間の身体に最も適応した食事であり、炭水化物が多く、脂肪が少ないものは人間の食事ではない」と書いた[18]2000年7月、ルッツはクリスチャン・アラン(Christian Allan)の助けを得て、この本の英語版『Life Without Bread』を出版した。

炭水化物制限食の歴史

炭水化物と高血糖

「インスリン感受性が低い」ということは、「インスリン抵抗性が高い」(インスリンの効き目が悪い)状態を意味する[36]

出典

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参考文献

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